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亜人・妖魔撲滅団体『龍暗』
しかし…別れは突然やってくる
例え、どんなに絆が深くとも…
例え、どんなに祈ったとしても
「…!!ヘヴン、起きろ!!」
嵐が慌てて僕を起こす。
「…どうしたの?」
小窓から外を見る…
…!?なんだあれは…!?
青い肌に黒い中世甲冑の集団が隠れ家の小屋を取り囲んでいる
その集団の中からやたら露出の多い…いや、もうあれは…
「ビキニアーマーで青肌の女がいるぞヘヴン」
こいつ…言いやがった…ってそれはどうでもいいんだよ
あの女はいったい何者だ…亜人にも見えるが…?
「警告する、こちらは
亜人・妖魔撲滅団体『龍暗』である。」