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反乱勢力
西暦XXXX年
兵庫県の隅にある市「赤穂」
そこには国の以降に逆らう人間が一人
その人間と共に戦う亜人が一人いた。
人間の名は「嵐 裕瀬」
寺生まれの人間で、人情に厚くて身体能力が高い
大きな体格に立派な髭を持つイカツイ男だ
亜人…いや、僕の名は「ヘヴン・デエス=ソルセルリー」
猫又の母と堕天使の間に産まれた、亜人だ。
堕天使の翼に猫の耳が生えていて、体格は小さい
僕達二人は、山奥にある小屋に身を隠していた。
「……すまない…」
僕はとても辛い気持ちだった…友人に無理をさせてしまっている…僕を庇うために親や親族を裏切っている…
「…謝るなよ、お前は悪くない」
…やっぱり嵐は優しいな…彼が居なければ今頃…いや、こんなことを考えるのは辞めよう、今は…生き延びるんだ…絶対に…!!