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詩集をチクチク刺繍する

ハルちゃん

作者: わだか

ハルいろさんしゅ①

しんがっきうしろの席になった

秋生まれのハルちゃんは

春じゃないんだ、波瑠ってかくの


おかあさんが名簿をよんで

きらきらしたおなまえねって

ふしぎそうにわらってたから

きいてみたの


ハルちゃんが、春じゃないのはなんでなの?


わたしのみみを両手でかこんで

春じゃないハルちゃんはおしえてくれた


ハルちゃんのおかあさんがね

まだハルちゃんのおかあさんじゃない頃に

ハルちゃんのおとーさんじゃないおとーさんとみにいった


うみの、瑠璃色の波がきれいだったから

波瑠って名前にしたんだって



だから波瑠なの、春じゃないの

はにかみわらうハルちゃんの

ハルいろほっぺがかわいくて


これからなかよくなりたいな

でもほんのちょっぴりはずかしい


ねえねえハルちゃん、わたしのなまえはね、

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