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第一話

全部で5話ほどで完結

「はぁ…携帯がほしい」

 夢見高校に通う高校一年生の長谷田啓太は学校の帰り道を、一人歩きながらため息をついて呟く。

 一昔前では高校で携帯を持っているのは珍しいものだったが今では携帯電話は学生では必須のものとなっている。

 友達との話題の中でも携帯アプリやTwitterやLineの話になると途端についていけず啓太は居心地の悪い思いをしているのだ。

「バイトしてお金ためて買うしかない…か。でも面倒くさいなー」

 ぶつぶつと呟きながら歩いていると、いつもの帰り道で見慣れないお店を見つけた。

「何でも屋?ご希望の品すべて取り揃えております?なんだこの胡散臭い店は」

「胡散臭くて悪かったねぇ。見かけで判断してはいけないってのを親御さんに教わったことないのかぃ」

 啓太はビクッっと肩を震わせ恐る恐る振り向く。まったく気配を感じなかったが背後に高齢の女性が立っていたのだ。

「いえ…すみません。ただ昨日までこんなお店なかったような気がして…」

「ほんとに失礼なお子様だねぇ。うちは創業100年以上の歴史を持つ老舗なんだけど」

 啓太は頭を捻る。ここは自分の通いなれた通学路。それに古くからあるお店ならば多少なりとも記憶にあるはずだが…と少し考えたがすぐに考えるのをやめた。啓太は物事をあまり深く考えないタイプだったのだ。一言でいえばバカである。

「そうだったんですか…それじゃあおばさん僕急いでるのでこれで」

「殺す…じゃなかった。ちょいとお待ちよ。ここはお詫びになにか一品くらい買っていくのが礼儀ってもんさね。あと私のことはおばさんじゃなくてお姉さんとおよび」

「さすがにそれは無理が…」

「あ?」

「わかりましたお姉さん」

 啓太は女性から発せられる殺気に怯えるように店内へと入っていった。

以前他のサイトで投稿したのがつぶれていたので思い出しなっがら再投稿

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