表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トリムルティ  作者: 姫野博志
第四章  鷹視狼歩《ようしろうほ》
39/56

ミッション・全員・ポッシブル

 夜半―――

 戦力になりそうな男衆を中心に……といいつつ、老若男女を問わず怪我人を見かけると片っ端から治療していったサラが、後はよろしくね~と言ってガナと交代(チェンジ)した後…………

 大広間に集まった村人達の前で、ガナは明日の作戦の要点を板書する。


作戦(ミッション)

 男達は皆重症を装い、敵を油断させること。その際、外套(マント)を着用して剣を隠し持つ。


作戦(ミッション)

 開門後、玄関前まで誘き寄せる際、一直線に―門の幅以上に広がらないよう、人壁を作って誘導する。


作戦(ミッション)

 交戦時は、必ず合成獣一体に複数で―できれば三人一組で―対処すること。

 無理に倒す必要はない。牽制して足を止めておくだけで十分。


作戦(ミッション)

 サティ&ガリウス……一緒に一分間だけ私の身体を護って――


 こと戦術面に限ると至極慎重なガナは、質疑応答にたっぷりと時間を掛けて、詳細まで丁寧に詰めていった。

 ただし…………


作戦(ミッション)

 想定外の不規則事項(イレギュラー)については……気合と根性で乗り切れ!!


 ……ここら辺がやはり、ガナらしいと言うべきか……………

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ