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第七話 急展開は四十路に厳しい

2日くらい空けてしまった分思ったよりも長文になってしまいました。

 俺はやはりここが日本でもなければ地球でもない事を確認した。


 いや、本当はあの時森の中で霧が晴れた時から気がついていたんだ。


 見たこともないサイズの巨木、そんな巨木を覆い隠す様に巻き付いた大蛇


 そして今目の前にいる、俺の身長の2倍はありそうな謎の生物


『ギザマバナニモノダ?』


 言葉と言うにはあまりにも濁って聞こえる


 篝火に照らされた謎の生物の姿はまさに化け物言っても良いだろう、コチラをまっすぐに睨みつける眼は真っ赤に充血し、潰れたような鼻からは熱い鼻息が漏れ、大きく開いた口からは牙と涎を垂れ流し全身筋肉の鎧をまとった生傷だらけの体は小刻み震えていて、間違いなく興奮状態なのがみてとれた。


『ヨワムジノミミナガドモノナガマガ?イヤ、ゾレニジデバミョウナミダメダナ』


 頭上高くから見下ろされる冷たい目に俺は全身から血の気が引くのを感じていた。

 学生の頃にほんの少しだけ不良の真似事でしたケンカなんて比べるまでもない殺意の様なものを肌で感じた俺は、生まれて初めてビビリすぎて気が遠くなりそうになっていた。


『マアイイ、ゴヨイバワレワレイヂゾグガミミナガドモヲボロボジゴノヂヲズベルギネンズベギヒ』


 全く動かない俺を視界にとらえながら、ソイツは俺の目の前までくると自動車のドアくらいありそうな斧を持つ手を高々と振り上げ、俺を見下ろしニタリと笑った。


『オマエガゴンヤザイジョノイゲニエダァ!』


 ソイツが叫ぶと同時にソイツの持つ巨斧が俺めがけてまっすぐに振り下ろされた。


 ギュン!!!


「や、やめてぇ〜〜〜!?」


 瞬間的に自分がこの後どんな目に逢うのかを察した俺は咄嗟に両手で頭を防御する様な体制をとっていた。


 まさか人生の最後がこんな終わり方だなんて思ってなかった。

 しかも、最後の言葉がやめて〜だなんて・・・


 人生の最後にはこれまでの人生が走馬灯の様に頭の中を駆け巡るなんて噂はなんだったのかと思うほど本当にあっけない幕切れだった。


 〝バッチィーーーン!〟


「へ?」


 ものすごい衝撃を感じた俺は思わずつぶっていた目を開いた、すると俺の目の前にいたはずの化け物が忽然と姿を消していたのだ。

 一瞬の出来事にキョロキョロと辺りを見渡してみると、ほんの数秒前まで目の前で俺に襲いかかって来ていたはずの化け物がその位格からは考えられないほど天高く舞い上がって行くのが見えた。


「と、飛んでった?」


 そしてそのままアイツの仲間であろう集団の中にきりもみしながら落下していったのである


 〝ドッドォーーーーーーーン!?〟


 響く轟音とまたもや遠くで立ち上がる土埃をポカンと見つめたあと、ハッとした俺は自身の体がどんな悲惨な事になっているんじゃないかと確認した。


「マジかよ?」


 今まで味わった事のない衝撃を感じたはずの俺の体には骨折はおろか、切り傷ひとつも付いていなかった。


 そして、ふと足元に目を向けるとそこには俺を中心に小さなクレーターの様に地面が沈んでいたのだ。


「コレってもしかして・・・?」

 先ほどまであの化け物が持っていた巨斧とそれを持っていたであろう右腕が落ちていた



 俺は少しだけ震える両手を見つめた


 〝ドックン〟


『グワラガヤラレダ!?』

『ゾンナバガナ!?』

『イヂゾグイヂノゼンジダゾ!?』

『ヤヅバナニモノダ?ヤヅラノナガマガ!?』


 遠くではアイツの仲間であろう化け物集団が突然自分達に起きた事にさながらパニックの様な状態になっているのがわかる。


 〝ドックン、ドックン〟


 震えていた手を握りしめてみた


 あれ?この感じ


 〝ドックドックドックドック〟


 それは大人になってからは久しく感じた事のない、表現するのであればワクワクする様な、先ほどまで緊張と恐怖で高まっていた鼓動の質はまるっきり逆のものに変わっていた。


 俺が自分の中で起きた変化に思わずニヤケそうになったその時


『『『グワラノガタギヲブヂゴロゼー!』』』


 〝ドドドドドドドドドドドドドドドドッ!?〟


 耳をつんざく様な怒声と共に化け物の集団がコチラに向かって大挙して押し寄せて来たのだ。


「ウソだろ?さすがにそれはヤバいだろ!?」


 いくら俺がナニかのチカラに目覚める様な事があっても、所詮は平和な日本に生まれた42歳のおっさんなのだ、極力争いごとは避けたいしケガだってしたくない、そんな人間なのだから命のやり取りなどもってのほかなのである。


「どうするよ?どうするよ俺!?」


 右往左往しているうちに化け物の集団はおよそ200〜300の数が横一列でどんどんコチラに近づいている


 俺の中にあったさっきまでの高揚感はすっかり冷めてしまったらしく、焦りと緊張、そして恐怖に支配されそうになっていた。


 〝ガッコン!ギィーーーーーーーーーーキッ!?〟


 突然俺の背後で、大きな音が聞こえた。


 俺が後ろを振り向くと、そこにはこれまた42年の人生で見た事もない光景が広がっていた。


 先ほどまで閉まっていたはずの門が開かれ、馬よりも大きなトカゲの様な生き物に乗り全身を白銀の鎧に身を包んだ、まるで騎士の様な姿をした6組、そしてその後ろにやや軽装な姿の槍を持った兵士達が50人ほど整列していた。


「今度はなんだよ・・・」


 あまりの急展開におっさんの処理能力が追いつかなくなって来たその時〈白銀トカゲ騎士団?〉の後方から声が聞こえて来た。


『勇敢な大神樹の民よ!我々には聖守アルムナダの加護が付いています!今こそ悪しき狂気の族どもを打ち払うのです!』


『『『ウォーーーーーー!!』』』


『聖人様に続けェーーーー!!』


『『『ウォーーーーーーーーーー!!!』』』


 〝ズドドドドドドドドドド!!〟


「ちょ、ちょっとマジかよ!?」


 〈白銀トカゲ騎士団?〉もコチラに向かって怒涛の進軍を開始して来た!

 このままじゃ俺は、化け物と大トカゲに挟まれて巻き込まれて・・・・・・


 ふざ、ふざ


「ふざっけんなー!こんなんで死んでたまるか

 ー!」


 俺はまだ何にもしてないんだ!今度こそ人生をやり直すんだ!幸せになるんだ!


 俺はいつの間にか目の前に迫っていた化け物の大群に向かって走り出していた。


 もうやけっぱちだった

 どうせならシンプルに最初に喧嘩を売ってきた方を相手に暴れてやろうと思った。


 先ほどの化け物よりも頭三つ分ほど小さい(それでも俺よりも1メートルは高いであろう)先頭の化け物が持つ、人の背丈ほどもありそうな棍棒での薙ぎ払いをくぐり抜け、土手っ腹に右の拳を叩き込んだ。


 〝ズドム!〟

「うおぅ!?」


 自分で打っておいてビックリするほどの手応えを感じた一発で、化け物は周りの仲間たちを巻き込みながら吹き飛んで行った。


 現場作業をしていたからか人より少しだけ腕力には自信があったけど、格闘技経験なんてないはずの俺のパンチでこうも簡単に化け物を倒せるなんて


「ははは、やっぱりそうなんだ」


『ジネッ!』

 〝バキィッ!!〟


 あまりの興奮からか棒立ち状態だった俺の頭に左側から、あの棍棒で一撃喰らわせたと思われる化け物と目が合った。


 ソイツは持ち手の部分だけが残された棍棒と俺を見比べて戦闘中とは思えないほどキョトンとしていた。


「全然痛くないわ」


 ニヤッとする俺を見て信じられないと言った表情を浮かべる化け物に、飛び上がりざまのケリを喉元に入れてやると、コイツも弾ける様に後方回転しながら飛んで行った。


 続け様に襲いかかってくる化け物達を迎撃しようと構えたところで、後方から青白い光が俺の右側を抜け目の前にいた化け物の胸を貫いた。


「あぶねっ!?えっ?なに今の?」


 後ろを振り返ると、大トカゲに乗った騎士達がコチラに向けて白銀の杖の様なものを掲げていた。


『聖人様の御身ヲ傷つけようとする下郎にアルムナダの裁きヲ』

『聖なる光デ悪き者どもに鉄槌ヲ』

『大神樹の地ヲ護る我々のチカラを知らしめヨ』


 まばゆい光を身に纏い、次々と青白い閃光が飛んできては俺の後ろにいる化け物達に命中していくのを見ると、どうやら〈白銀トカゲ騎士団〉は俺に加勢してくれているらしい。


『グゾッ!ヤバリゴイヅミミナガノデザギ』

『ゴロゼ、ゴイヅゴロゼバミミナガゴワグナイ!』


 そんな事を喚きながら俺に向かって手を伸ばしてくる化け物達をちぎっては投げちぎっては投げしてやった、〈白銀トカゲ騎士団〉の兵士さん達も3人一組で左右から槍で叩き揺さぶりをかけ隙の出来た瞬間に槍で膝の辺りを突き、バランスを崩したところを武器を持つ脇の下を突き、ある程度無力化してから胸や首などの急所を突いてトドメを刺していた。


 素人の俺が言うのもなんだけど、すごく訓練されているなと感じたしなんなら囲まれたくないなって思った。


 それから数十分後だんだんと数を減らす化け物どもに余裕の出てきた俺は


「おらぁー!」


 〝ブンブンブンブン〟


 ジャイアントスイングをかましていた。


『グワァァーーーーーー』


 〝ドシャーーー!!〟


 今のでほとんどの化け物をやっつけたはずだ

 その証拠に見渡す限りで立っているのは俺を含め

 〈白銀トカゲ騎士団〉の面々だけだった。


「ふぅ〜、さすがにしんどかったな〜」


 俺は背負いっぱなしだったバッグからタオルと炭酸ジュースを取り出してひと息つこうとしていると、少し離れたところで〈白銀トカゲ騎士団〉が乗っていた大トカゲから降り、フルフェイスの兜も脱いでコチラを向きながら膝をついて頭を下げているのが目に入った。


 なになに?どしたの?さっきまであれだけ威勢よく戦っていたのに急に黙っちゃって、そして何この雰囲気、俺ら勝ったんじゃないの?ああ、確かに結構な怪我人も出たっぽいしな、完全勝利とはいかなかったもんな


 炭酸のほぼ抜けたコ◯ラを飲み干し、タオルで汗を拭きながら互いの健闘を讃え合おうと思い近づいていく俺


「いや〜、大変でしたね、マジで助か」


『聖人様!どうか我々の無礼をお許しください!』


 へ?何言ってんの?聖人?何それ?


『大神樹に住まわる神のケシンたる聖人様への数々の無礼ヲどうかお許しください!』


『我々の一族の大恩たる聖人様への非レイは我らが命ヲ持って償わせていただきたい!』


 何言ってんのこの人たち


「いやいやいやいや、ちょっと待ってくださいよ何言ってるかわかんないんですけど、とりあえず顔を上げてくださいよ!怪我してる人もいるしとりあえず手当とかしないとダメだと思うんですよ!?」


 なんでこんな事になってるのかわからな過ぎておっさんはもう限界ですよ、とにかく負傷者を助ける事が1番の優先事項なのがわかっていることだけは自分を褒めてやりたい。


『嗚呼、なんと慈悲深きお言葉か、我々一族ヲ救い賜るだけでなく救済の機を与えてくださるとは』


『ルファム様の仰られた通り、まさに聖人様の御名のにふさわしき振る舞いだ』


『コラ!我々ごときが聖人様を測ろうとするなどもってのほか!』


「何でもいいから早く怪我人を治療しましょうよ!」


『『『申し訳ありませんでした!?』』』


 一体何なんだよこの人たち


 とりあえず先んじて勝利の報告をする人たちだけ大トカゲと共に集落に戻して残った人たちの中で、化け物の遺体を集めて(ハッキリ言って治療班にいても役に立てる自信がなかったので俺は化け物の遺体回収を専門にやる事にした)燃やす班、そして負傷者を治療する班分けをリーダー格と思われる人を中心にあっという間に振り分けを行いあっという間に治療の準備を進める〈白銀トカゲ騎士団〉の皆さん達、その手際の良さにも驚いたがそれよりも・・・


 え?


 ウソ?


 マジかよ!?


 ・・・まっぶ


 全員が全員とんでもない美形じゃねーかぁ

 日本にいた時にテレビも映画もそれなりに見てきたけど、こんな綺麗な顔した人見たことねーよ


 何だよソレ、そりゃ俺の見た目じゃ門を開けてもらえないわな〜などど少しだけ落ち込んでいると


『『うわぁーー!?』』


 突然、俺よりも少し遠くで化け物の遺体回収をしている人たちの方から叫び声が上がったのだった。


 声の上がった方を見てみると、そこには俺が1番最初に倒したはずの化け物が身体中至る所で折れた骨が飛び出したボロボロの状態で立ち上がり、コチラをものすごい形相で睨みつけていた。


『ヨグボ、ヨグボワガイヂゾグヲ、ユルザンゼッダイニユルザンゾ、イマワジギミミナガドモメェ!』


 負傷者の治療にあたっていたリーダー格の人がいつの間にか俺のそばで白銀の杖を構えていた

『グワラの奴め、聖人様に葬られたはズがまだしぶとく生き残っていイタか!?』


 そのグワラと呼ばれた化け物はちぎれた右腕ではなく左腕をコチラに向けていた、よくみるとその身体と化け物の遺体からはドス黒いモヤの様なものが立ち上がっていた。


『くそ、させるかぁ!我らが守護者よ今一度我に奇跡の矢を放つチカラヲ!』


 リーダー格さんの体が光だし青白い光が杖の先端に集約された瞬間、リーダー格さんの体が膝から崩れ落ちた。


『ぐはっ!?やはりチカラを使い過ぎたか・・』


 え?何そのチカラ使いすぎとかあるんすか?


 いやまてよ、確かにリーダー格さんは戦闘中も青白ビーム出しまくりだったし、負傷者の治療でも青白ビームっぽいやつを使っていた気がする

 そら疲れて当たり前か・・・などど他人事の様に考えていると、グワラの左手に他に例えようのないドス黒い塊が集約されていた。


『ワレライヂゾグズベデノオンネンヲダイデジネェ!』


 あーあ、この流れ絶対そうじゃん!

 絶対に俺がいかなきゃダメなパターンじゃん!


 正直言って体も心も相当疲れている

 何たってこちとら42歳の中年おっさんなのだ

 たまたま現代日本からやってきた

 人生が上手くいかなかったのはたまたまじゃなかっただけのおっさんなのだ


 重い足取りでグワラの前に立つ俺


『聖人様ぁ!お逃げください!いくら聖人様を持ってしても防ぎ切れるか分かりません!』


 リーダ格さんが遠くで何か叫んでいるけどムシだ


『ズベデミヂヅレダァ!?』


 そんな言葉と共にコチラに直径1.5メートルほどの真っ黒なビームが飛んできた。


 確かに青白ビームよりだいぶデカいし重そうだ


「喰らったら痛いんだろうなぁ〜」


 足を肩幅より少し広めに開き腰を落とす、下っ腹に力を込める、現場で重いものを持つときのコツだ、そしてゆっくりと息を吐きながら両手を鳩尾の前にかざした、なんでこんな姿勢を取ったかは俺にもわからないがなんとなく最適解な気がする。


 そして次の瞬間とてつもない質量を持ったビーム状のものが俺の両手にぶち当たった


 〝ズォーーン、ズウウウウン〟


「クッソ重てぇ〜!何だよコレ!」


 〝ギチギチギチギチィッ!ズズズズズゥ!〟


 身体が押される、まるで昔サイドブレーキを引き忘れた4トンのダンプカーを坂道で止めようとしたときの重さだった、あの時は10秒も抑えていられなかった。


『ムダダナンビドダリドゴイヅヲドメルゴドバデギヌノダ!』


『聖人様ぁ〜!』


『聖人様に我々の持てる力を全てお渡しするのだ!』


 何だか背中が暖かい気がする


 きっとみんなで俺を支えようとしてくれているんだな、今日会ったばかりの俺に全て託されても困るんだけどね 笑


「ああーっ重い!気が遠くなるわ」


 どうにか真上にでも弾き飛ばしてやりたいが、いかんせん重すぎる。


 いつの間にか足が地面に踵まで埋まっていた。


 もう良いかなぁ〜俺にしてはよく頑張った方だよ

 後ろに逸せば良いじゃん

 楽になろうよ

 頭の中にそんな言葉ばかり浮かんでくる

 きっとコレは今までの俺の本音なんだろう

 今までの人生で何度もこの言葉に甘えてきたんだ

 その結果が今の俺じゃねぇか!

 チャンスをもらったんだろう?

 もう一回頑張るって言ったろう?


「クソッタレがぁ!」


 その時身体中が熱くなった気がした


『あ、あの光は』

『聖なる白き炎』

『混じり気のない純然たる光』


 遠くにいるはずの皆んなの声がやけにクリアに聞こえる


『コレぞ聖人さまのみが起こせる奇跡のチカラ』


 リーダー格さんがまたなんか言ってやがる


 何だか目の前が明るくなってきた気がする

 あれ?もしかして俺気を失いかけてんのか?

 冗談じゃねぇぞ

 せっかく少しずつ軽くなってきたのに

 もう少しで持ち上がりそうなのに


『ナナンダド?ワレワレイヂゾグノノロイヲモロドモオジガエゾウドイヴノガ?マザガボンドウニゼイジンダドデモイヴノガ!?』


 イライラする


「さっきからずっとごちゃごちゃうるせーんだよ!」


 俺は聖人なんかじゃない


「俺は成人なんかじゃねえ!」


 俺は


 俺は


 もう限界だった


「俺は限界おっさんだぁー!!!!」


 〝ズゴォーーーーン〟


 その場にいた全ての人の目に白い世界が広がった。





「・・・展開が早すぎてついてけねぇんだよ」


 俺は今度こそ完璧に意識を手放した。















少しだけでも読んでいただけると人がいるってめちゃくちゃ嬉しいですね

次から少し幕間が入るかもしれませんがよろしくお願いします。

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