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道に迷う

セイマとスタナシアは草原を歩いていたが道に迷い……。

 ここはセイマとスタナシアが居る草原。

 あれからセイマとスタナシアは、ひたすら草原を歩き進んでいた。


「スタナシア、かなり遠くまで来たな。そろそろギルドに戻るか?」

「うん……それでいいと思うよ」


 そう言いながらスタナシアは微笑する。

 それを聞きセイマは方向転換した。


「……ギルドってどっちだっけ?」

「んー……私も分からない」


 そう言いスタナシアは小首を傾げる。


「そっかぁ……とりあえず来た道を引き返す」


 そうセイマが言うとスタナシアは、コクッと頷いた。

 それを確認するとセイマは歩きだし、そのあとをスタナシアが追いかける。


 ☆彡★☆彡★☆彡


 ここは、ギルド【エターナルプラネット】の建物内だ。

 建物内には、マナセリアと数名のギルドメンバーがいる。


 そして現在マナセリアは、食物庫の前に立っていた。


(この食材……何日もつかしらねぇ。女だけなら数日は、なんとかなるかもしれないわ。でも男どもが多いからねぇ。

 それに役に立たない連中も居るし……どうしましょう)


 そう思考を巡らせながらマナセリアは何個か食材を手にする。


(今日は何にしようかしら? ここにカシスが居れば考えてくれるのだけど……)


 手に持っている食材を交互に見比べた。


「肉は早く食べないと腐るわね」


 肉料理を作ることにする。そのあと野菜や、その他の食材を次々と決めていった。


「これでいいわ。ただ……人数分を作るの一苦労なのよね」


 そう言いマナセリアは、ハァーっと溜息をつく。

 そして必要な食材を床に置いておいた籠に入れる。その後、籠を持ちキッチンへ向かった。


 ☆彡★☆彡★☆彡


 再びセイマとスタナシアが居る草原へと戻る。

 二人はひたすら草原を歩いていた。だが一向にギルドがみえてこない。


「困ったなぁ……どこにもギルドが見当たらない」

「そうだね…………暗くなっちゃうよ」


 そう言い無表情で空を見上げる。


「道を間違えたのかもな。ってことで違う方向に行ってみよう」


 それを聞きスタナシアは不安になりセイマの服を掴んだ。


「適当に……歩いたら……迷子になる」

「スタナシアの言う通りだ。だけど……ここに居たって、どうにもならない」

「そうかもしれない……でも……」


 そう言いスタナシアは俯いた。

 それをみたセイマは頭を掻き、ハァーっと息を漏らしたあとスタナシアを見据える。


「そうだな。この辺には、そんなに草花が生えてない。それに誰かが通った時に、みつけてもらえそうだしな」


 セイマはそう言うと、ニコリと笑みを浮かべる。

 それを聞きスタナシアは、ホッと胸を撫で下ろした。

 その後二人は、しばらく話をしながら誰か通るのを待っている。

 そうこうしていると少し先の方に人影がみえて座っていたセイマは立ち上がった。


「こっちに誰かくる」

「ギルドの人?」


 そう言いながらスタナシアも立ち上がる。


「分からない。ただ言えることは……警戒しておいた方がいい」


 そう言われスタナシアは頷いた。

 その人影は徐々に近づいてくる。

 こっちに向かってくる人影を二人は緊張しながら待ち構えた。

読んで頂きありがとうございます(^▽^)/


『スタナシア、手に持っているのなんだ?(^_^;)……』…byセイマ


『これ……綺麗な虫さん。小さくて……可愛いよ』…byスタナシア


『可愛い……確かに綺麗だけど……臭くないのか?』…byセイマ


『……確かに匂うね。でも私は……このぐらい平気』…byスタナシア


『なるほど……それならいい。だが俺の方に飛ばすなよ(´-∀-`;)……』…byセイマ


『うん、分かった……気をつけるね。あー虫さん……セイマの方に……飛んでいった!』…byスタナシア


『Σ(・ω・ノ)ノ!うわっ……くるなあぁぁああー……ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘』…byセイマ


と、いう事で……ヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いしますm(_ _)m

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