第110話 登場人物紹介(その4)
第4章で退場したキャラが多いので、この位置で。
・「名無しの男」「マロニー(偽)」
頼れる力、紅乙女を手にブイブイ鳴らしていた主人公。
しかし調子に乗り過ぎた為か(違)、ミトラとシャーロットによってエヴァンとアイラを失う事となる。
その後、第1話のキーパーソンであるマロニー(真)と出会い、彼と悪魔の取引を持ちかけるぐらいに闇堕ちする。
はずだったんだけど。
なんかマロニー(真)と掛け合いさせているうちに、気が付いたらあんまり闇に堕ちて無かったという……。
でも親から存在抹消されてるのはキツかったよね。
・ミトラ
4章後半でうまくゲスっぷりをアピール出来たんじゃないかと思いますが、いかがだったでしょうか?
“主人公属性”以外のチート設定は後付けで追加したので、序盤の展開とちと矛盾が生じてると思いますが、大目に見て下さい。
4章ラストの対決では、あまりにも舐めプが激し過ぎて、魔剣さんだけでなく作者もイライラしてた。何度「舐めプもいい加減にしとけやボケ!」と思ったか分からない。
兄貴をピンチに全然追い込めないでやんの。
・マロニー(真)…死亡?
主人公に目を付けられ、己のコンプレックスを突かれ、言葉巧み(?)に殺されて主人公に魂を移植されてしまった人。
思ったよりもその境遇に満足してしまったので主人公の闇堕ち感が薄れてしまった。
女性嫌いフェミニスト嫌い。バーボンは1人でゆっくり楽しみたい派。
生前(?)は背の低い醜男だった。
ミトラは仲が良かった、気が合ったと思っていたがマロニーからは嫌われていた。
単なるミトラのイジリ相手に過ぎない。
カリラ等、自分と似た境遇の人間に同情するが、何も力を持たない自分に歯噛みする一面も。
・フェットチーネ
ここへ来て、まさかのポンコツ化してしまった我等がヒロイン。
ミトラの存在を遂に認識してしまったが、大丈夫なのだろうか!?
頑張れフェットチーネ。
負けるなフェットチーネ。
この物語がハッピーエンドで終われるかどうかは、君のオッパ……ゲフゲフ君の肩にかかっているッ!!
・クラム
その溢れるヲタクパワーで、遂にフェットチーネさんまで巻き込んでしまった。
いややわぁ。
サブキャラたち
・ブラン(発電機ブラン)
はい、ここへ来て物語の中心にガッツリ食い込んできましたね。
作者の、出したキャラは出来るだけ使い倒そうという貧乏性にも困ったもんです。
・エヴァン…死亡
第1話で名前を出してたから既定路線ではあったけど、やっぱりあのラストは辛い。
幼い頃は弟キャラだったらしい。
主人公と馬が合ったのは、それも遠因だったのかも。
・アイラ…死亡
ヒロインにこそなれなかったけれど、主人公とエヴァンとの付かず離れずの微妙な関係も、なかなか印象深かったんではないかと思います。
(ひたすら可哀想だったラストから目を背けつつ)
・ベイゼル・ヘイデン
相変わらずの頼れる上司ポジ。
彼が主人公を待ち続ける行為は報われる日が来るのか。
・シャーロット・ポート…死亡
4章後半は彼女のヘイト稼ぎ編といっても過言では無い。
立場の弱い人間へのパワハラ。捨てられた子供の生贄。下町の破壊。
アイラの最後も陶酔しながら見てるし。
殺されても文句は言えない人間に仕上がってくれたんじゃないかな(問題発言)
・バフ・アロートレース…死亡
いつの間にか吸血鬼になってた人その1。
自分達でミトラを何とかしようとしていたらしいが、返り討ちになったようだ。
最後の主人公との戦いでは、話の流れ上最後のセリフを言わせる機会も無くなってしまった。
ごめん。
・クラガン・モア…死亡
いつの間にか吸血鬼になってた人その2。
彼等2人も、最初はチョイ役のモブのつもりで出したんだけど、結構な存在感を出すキャラに成長してしまった。
ある意味、主人公の闇堕ちの原因を作った人。
・フェイ・マスグラウス
隠居に追い込まれてすねていたのを、主人公の激励で返り咲く決意を固めた人。
恋愛はともかく、いろんな人と交流が無いと応用がききにくいのよね。
一方、奮起させた主人公は……。
・マルゴ…死亡
アマレットの恋人。
ちょっとアマローネにキャラを食われた感じになっちゃったね。
アマレットの仇を取るため、生贄に自ら志願する。
・アマレット(故人)
そういえば彼女、一つもセリフを言わせて無かったんですよね。
アマローネのセリフからも、責任感あふれる相当な女傑であった事がうかがます。
・紅乙女
主人公の頼れる相棒の地位を早くも築いた女の子……いや日本刀。
好戦的な発言が多いです。
主人公の復讐を黙認していたのは、やはり人斬りを追求していた存在が元になっているからか。
・ロングモーン…死亡
コイツもとうとう退場。
ありがとうロングモーン、君のツッコミの厳しさは忘れないよ!(そこか)
先輩冒険者に続いて、主人公を励ましてくれた有難い存在。
主人公を最も近くで見ていたからこそか。
主人公が復讐に走るのを黙認していたのは、気持ちが理解できてしまったからだろう。
・コリーヴレッカン…死亡
この4章ラストの対決の為に創造したキャラ。
活躍させるまで長くかかったよ……。
だだだだダライアスのグレートシング戦の動画見て思いついた訳ちゃうし!(自爆)
唯一、主人公の復讐の行く末を心配してたお方。
・ビッグママ
ついにフェットチーネさんの前で、ミトラの名前を言っちゃった。
・バルバレスコ
今章では名前が一度出ただけ。
・エライジャ・クレイグ
彼女も今章ではセリフを少し喋っただけでした。
・クエルボ…死亡
エヴァンの昔の兄貴分。
自分の境遇を恨み嘆き、何とかしたいと思っていても何をしたら良いか分からずに疲れ果ててしまった人。
教育って大切だよ。
もしかしたら主人公が辿ったかもしれない可能性だった人。
由来は同名のテキーラ、クエルボ1800から。飲んだ事ないけど。
・アプルトン
クエルボの腰巾着かつ頭脳役。
エヴァンの兄貴分その2。
頭が良くても教育を受けてないと大変だよね、というキャラ。
由来は同名のラム酒、アプルトンから。
・モルガン
某格闘ゲームのキャラを連想した貴方は立派な年齢の……いえ、何でもないです。
エヴァンの姉貴分。
たぶんエヴァンを巻き込む事にためらいを感じていた。巻き込んだけど。
由来はラム酒キャプテン・モルガンから。
・アマローネ…死亡
アマレットの義妹。
アマレットがこの世界に転移した直後ぐらいに拾われたと思われる。
彼女の性格から、アマレットの生前の性格がうかがえる。
執筆当初は闇堕ち主人公が、言葉巧みに恨みを突いて生贄に持って行く予定でした。
書いてみたらむしろ彼女の方からノリノリで志願してきたという……。
まぁあまりに主人公が闇堕ちし過ぎても読むのが辛いので、ある意味良かったのかも。
出番少ないけど男前なセリフが印象的なキャラになりました。
由来はイタリアワインのアマローネから。
・カリラ…死亡
マロニーと同じく底辺近くの階層の人間。
病弱な弟を養っていた。
あまり良くない見た目と相まってマトモな職に就けないでいたが、シャーロットのハウスキーパーとして雇われる。
しかしそれは形ばかりで、立場の弱さにつけ込んだシャーロットの奴隷のような生活だった。
弟の死と同時にシャーロットが解雇した為、弟を失った心労と明日からの生活への絶望から、儀式の生贄に志願した。
どういう人物・どういった経緯で生贄となるのか色々と悩んだキャラ。
フェミニスト団体のトップにする案も考えていた(シャーロットに騙された。みたいに)。
由来はスコッチウイスキーのカリラから。
・スーズ…死亡
ミトラに付き従っていた彪人間。
たぶんかなり健気にミトラに仕えていたと思われる。
しかし「役立たず」とミトラに捨てゼリフと共に唾を死体に吐き捨てられる。
ひたすら尽くす相手を間違えていたとしかいえない。
由来は同名のスーズという酒から。
・セセリ…死亡
名前は出たけど、それ以外は全く考えていない。完全モブ。
主人公の紅乙女のひと振りで、仲間と共にあっさり全滅。
由来はセセリ肉から。
・両親ズ…死亡
毒親。
主人公に散々精神的虐待かまし続けていた人達。
主人公の存在を完全に忘れ去っていた。
酷い話。
殺されるのもやむなし(問題発言)
エルフの村が魔物に襲われて全滅した際に転移したようだ。
名前は……特に決めて無いです。
主人公に生贄にされて死亡。