基本的な世界観(通貨・人種など)
通貨価値など、基本的な世界観と思われるものを詰め込んでおくところ。
【通貨】(キュレス王国を中心に)
主人公の推測では、だいたい銀貨1枚=10000円。
値段を設定する際には銅貨、銀貨、金貨(希金貨)の枚数にして換算するのが通例。
ただし、貨幣としてはその間に「大銅貨」やら「半金貨」といったものが存在する。
作中ではあまり描写されないが、主人公もそれらで支払ったり支払われていることがある。
(通貨一覧)
(くず銭 100円未満の小銭。主に街の中、特にスラム街等で流通する。)
・銅貨(100円) 商人の扱う最小単位貨幣。100枚で銀貨1枚分。
(大銅貨(1000円)=小銀貨)
・銀貨(1万円) 100枚で金貨1枚分。
(半金貨(50万円) 物理的に金貨を半分にしたような貨幣。)
・金貨(100万円) 10枚で希金貨1枚分。
・希金貨(1000万円) 最高額貨幣。
・聖貨 聖国で使われているらしい通貨。詳細は不明。
【人種】(一部)
・人間族
地球の人類と似た姿の種族。他の種族とも広く交配できることが特徴で、数が多い。
ちなみに「人間」の語は主人公の意訳。
・獣耳族
人間族に、獣のような副耳や尻尾が生えた種族。
イヌミミ(垂れ耳)、ウサミミ(立ち耳)、ネコミミ(猫耳)の3種がほとんどを占める。
ケモミミスキー垂涎の種族。
・ウェーキ族
猿のような体毛を持つ種族。
・赤肌族
赤い肌に、湾曲した短い角、白目がない(色が付いている)といった特徴がある種族。
・白肌族
表情の動きが少ない種族。
人間族から見ると、肌が病的に白いが、それが通常。
感情が表に出にくいのが特徴。
・緑肌族
・竜紋族
ほほや手足に鱗のようなものがあり、竜紋と呼ばれる独特の紋様が浮かび上がっている。
総じて身体能力が高く、女性の方が気性が荒い傾向あり。
・トゥトゥック族
小人族と呼ばれる種族のうちの1つ。
人間族の子供くらいのサイズで成長が止まる。他に目が大きい、手足が長いなどの特徴があるが、人間族の血が混じっていると人間族の子供に近い姿になることもある。
・小鬼族
小人族と呼ばれる種族のうちの1つ。
褐色や緑の肌に極めて短い角、下あごから伸びる2本の左右の牙、やや猫背など、地球における「ゴブリン」のイメージに近い。
ただし、顔はかなり人間族などに近く、魔物の「ゴブリン」の小鬼型と混同することはまずない。
生真面目で職人気質の者が多い。
・ラキット族
小人族と呼ばれる種族のうちの1つ。
大きな二足歩行のネズミのような見た目で、愛らしい。
魔物に襲われにくいという特徴を持つ。
・エート族
巨人族と呼ばれる種族のうちの1つ。
筋骨隆々とした巨体が特徴。
人間族とかなり混血しており、純粋なエート族は少ない。
・鱗肌族
いわゆるリザードマンのような見た目の種族。
セケータ族、サフィス族、アーマス族など多岐に渉るが、鱗肌族同士の混血でその境目はあいまいになっており、自身を大雑把に鱗肌族だとしか認識していない者も多い。
・背翼族
有翼人族のうちの1つ。
・丸鳥族
有翼人族のうちの1つ。
・霧族
顔がぼやっとしている種族。
魔法の適性が高い。
【宗教】
主神というほどのものはないが、創造の神が中心となる。
個別の教義内容は必ずしも確定されておらず、創造の神以外を奉じている場合もある。
・基本教義
いわく、神は7つの世界を創ってこう述べた
「自ら成したいように成せ、世界は成したように成るだろう」
ある世界は怠惰のために衰退し、ある世界は欲深いために相争い瓦解した
しかし、最後に創られた世界は互いに助け合ってよく働き、繁栄を果たした
その繁栄に嫉妬した欲深い世界の住人は、尖兵として魔物を送り出し、その世界を手に入れようとした
その欲深い世界こそが魔界と呼ばれる異界であり、亜人と呼ばれるのがその世界の住人の末路である
魔界からの侵攻を見咎めた神は、最後の世界の住人を心配し哀れみ、魔物と戦う特別な力を与えた
それこそがステータスシステムである
・神々
創造の神 名前はない。7つの世界を創ったとされる神。あらゆる宗派で信仰の対象となる。
システムを授けし神 これも名前がない。創造の神と同一視される事が一般的。
光の神クラス 闇の神も兼任。創造の神と同一視されることも。
火の神ガラソー 山の神も兼任。火山地帯では主神レベルの信奉。
水の神オクス 光の神の兄弟。女神とも。海の神でもあったが、子のオーパスに譲ったとされる。
海の神オーパス オクスの子。船乗りには主神レベルの扱いをされる。
風の神ケケラウス 風の神。気紛れとする話が多い。
土の神トッソー 土の神。
戦の神ズル 血の神とも。神々が争った血から生まれたと言われる。
魔の神ペペトロイカ 魔法の神とも。