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62話 創造神は尻に敷かれてる?!

 よろしくお願いします。

 今回なんと!・・・・・・・・短めにございます・・・・・・・・すみません(´д`|||)

 【もう~!ラファエルらしいっちゃらしいけどさ~.....!僕のフィルスにまで威嚇しないでよね!】

 「ぐっ!.....も、申し訳ございません.....フィルス殿も無礼な行動をとってしまい誠に申し訳ございませんでした。」

 「えっ!?い、いやそんな.....あ、謝られる程の事でもないですし.....」


 掌返しとはこの事である。先程までは自分に人間ごときが話しかけるなど万死に値する的なことを言っていたのに、今はそんな事を言ってしまった事を謝っている。


 〈そ、そんなにサティウス偉いのかな.....?〉


 [自分に思い上がってたラファエルは昔、サティウスに吹き飛ばされたことがあってな.....その時からじゃわい.....サティウスにあんなにペコペコしだしたのは.....]


 〈へ、へぇ~.....相当痛かったのかな?うん、人間なら死んでただろう威力ではあったんだろうね....コワ.....〉


 自分で言うだけあって物凄く偉いサティウスの一面を知り少し嬉しさが湧いてくる。そんな微笑ましい怒り方をするサティウスとペコペコするラファエルを見ていると夕食の事を思いだし、どうせならと思いラファエルに尋ねてみる。


 「ラファエル.....さん?様?」

 「ラファエルで結構ですよ。それで、どうかされましたか?」

 「い、いえ.....カースト様も夕食は食べていかれるようなのでラファエルさんもどうかと.....」

 【おっ!いいね!僕も土産話があるし、ラファエルの事も聞きたいしねっ!】


 少し、呼び捨ては気が引けたので『さん』をつけて恐る恐ると聞いてみる。サティウスは賛成のようで首を大きく縦に振って喜んでいるが、ラファエルは少し考え込み暫しの沈黙のあと首を横に振る。


 「ご厚意ありがたい限りですが、私は天界へ帰ってカースト様の帰りを待つとします。その代わりっ!カースト様は皆様にご迷惑をかけないのと、ちゃんと明日には帰ってきてくださいねっ!!」

 「は、はい!承知致しました!!」


 〈.....尻に敷かれてるんですか?部下ですよね?なんで創造神様の方が下にしか見えないんですか?〉


 [.....]


 〈おい!絶対に聞こえてますよね!?なんで無視してるんですか!?おーい!おーーーーーーーいぃいぃぃぃいい!!返事するまで呼び掛けますよ?〉


 [あぁ!なんじゃよ!ワシは瞑想しておるのだ!精神統一しておるのに邪魔をするでない!]


 〈瞑想じゃなくて迷走でしょうが!答えるべき質問には答えてください!!〉


 [む、むぅ~.....あやつは兎に角、恐ろしいのだ。ワシを慕ってくれてはおるのだが、少しふざけると直ぐに殴られてしまうわい。]


 〈.....〉


 情けない.....上司としてとかではなく、創造神としてだ。ふざける?創造神が?殴られる?創造神が??まったく情けないというか.....心得が足りないというか......

 そんな創造神に呆れた眼差しを向けながらフィルスがため息を吐く。それを見たラファエルは「その気持ちわかります。」と理解してくれて頷いていた。そのあと、また会うことを約束してラファエルは去り、夕食の準備に取りかかる。勿論、帝王達にも夕食が出来たということと、カーストという名前は伏せてフィルスの師匠だと伝え、夕食を共にしても良いかと尋ねると快くOKしてくれたので、炊いたご飯の上にカレーを乗せて護衛についてはじめての夕食を食べることにした.....

 ありがとうございました。

 夕食とデザートは次回です!お楽しみにっ!

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