弁当
昼休みにて
「そう言えば、前回携帯番号教えたよね」
「うん」
「パスワード教えるね」
「いや、いいよ教えてもらっても」
「0000」
「言っちゃった、皆にも聞こえてるかも知れないよ」
「大丈夫嘘だから」
「嘘?」
「うん、私夫婦間でも財布は別派だから」(意味がわからん)
「そうなの、もしかして用はそれだけ?」
「ううん、昼だからお弁当一緒に食べようと思って」
「そうなの、別にいいけど僕いつもコンビニ弁当か、スーパーの半額になったやつか、どちからなんだよね」
「大丈夫それも母の愛」
「そういうもんかな、あれ?」
「どうしたの」
「普通に弁当箱だ、初めてだ」(もしかしたら詰め替えただけ?でもそんなめんどい事しないだろうし、まさか作ってくれたのか嬉し過ぎるこんなこと初めてだ)余韻にひっていたら
「ねぇ、開けてみて」 井伊さんだ
「わかった、開けてみるよ、えい?!」(本と手紙??)
「食べられる野草?それに食べられるキノコの見分けかたー?」
「えーと、亜阿阿、母さん課金のしすぎでお金使いきったから当分お昼それで探して・・・だって」
「ふざけるな、弁当箱に入れてるから、今見たとこだから今日の昼御飯分が探せないだろ」
「怒る所そこなの」
「それにこんな本買う金あるならパン何個か買えるだろ」
「亜阿阿君この本ダイ○ー」
「・・・」
つづく