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5 ロリばばあからの手紙

少し長いかな?

ふう。どっと疲れた。


魔法で防音にしてるから騎士がドアを叩いてる音は一切聞こえない。

けど、ドアの向こうではまだ騎士がいるに違いない。

早くどこかに行ってくれないかな。

そうじゃないと部屋から出ることができない。




私はロリばばあから手紙がきてそれをうっかり開いて読んでしまったからな。







~ロリばばあからの手紙~

久しくアイリスに手紙を送っていなかったが元気にしておるか?

わらわはとても元気なのじゃ!!!

アイリスが手紙を読んだくれてると思って話をするのじゃ。


最近魔王が生まれたのは知っておるか?


わらわが仕えてるアデラールがのう、その魔王の情報が欲しいというのじゃ。

じゃが、国のものを魔王が住まう町に行かすのは心配というのじゃ。

人間が行った瞬間、殺さされるかもしれん。といってな。

確かに普通の人間が行けば確実に殺させると、わらわも思うのじゃ。


わらわが行くことも考えたのじゃが...

基本、魔女は中立の立場におる。

だがな、わらわはアデラールに仕えておるから中立の立場じゃないのじゃ。

わらわが行ったところで敵視され、情報収集など無理なのじゃ。


悩んで苦しんでいるアデラールをみるのは心苦しいのじゃ.......


そこでアイリスのことをアデラールに話したところのう、

是非やってほしいとのことじゃ。


引き受けてくれんかのう?


アイリスほど適任な人物はいないのじゃ!!!

魔法を操ることに長けておるし、中立の立場を守っておるしな。


詳しい話をしたいから一回王都まで足を運んでほしいのじゃ。


これは師匠命令なのじゃ。師匠命令は絶対なのじゃ!

弟子であるアイリスは従うしかないのじゃ。


アイリスも若いといえど魔女なのじゃ。

必ず来るのじゃぞ?


もし来なければ.....おしおきなのじゃ。


   王都の魔女 エルミーヌ=ローラン 


この手紙を読んだときは王がどうゆう人物なのか見るのもいいか。

師匠命令だし行こう。とそのときは思ってた。


しばらくしてから私は後悔した。



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