表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/19

8  魔女で勇者です


............................................。

やられた!!!!!!!!!


おかしいと思ったよ!

私が王の間に入って来てからと言うもの、

一言も喋らず、こっちを見て微笑んでいた。

いつもならアイリス遅いのじゃ!支度に何分かかっておるのじゃ!とか

言いそうなのに言わないから変だなぁと思っていたら!


「私は勇者など!」


「勇者、アイリス。

 この世界のため、この国のため頑張ってくれ!」


「ちょっ!人の話を!」


「城門まで見送りしようではないか」


王様に引きずられるように城門まで連れていかれ、

城門の外に出された。


王様はとていい笑顔で《頑張れよ。》と言ってくるし、

兵士たちは尊敬の眼差しで見てくるし。


これは...今更勇者などできません。

なんて言えない雰囲気!


いいのか?魔女が勇者で!裏切るかもしれないんだが!?


「なにをしておるか!

 さっさと魔王退治に行くのじゃ!」


私に選択肢はないようです。


「行きますよ!行けばいいんでしょ!!」


「そうじゃ。最初からそういえばよかったのじゃ。

 死ぬではないぞ。」





こうして私は勇者になった。











「あ!アイリスが勇者になった!

 絶対嫌だろうなぁー

 魔王に会いに行くってことは.....僕にも会いに来てくれるかなぁ?」


「そんなのは分かりませんわ。

 あなた、あの魔女とどうゆう関係ですの?」


「ひ・み・つ★」


「うざいですわ。」


「ひどいよー

 僕泣いちゃうよ?」


「......殴りますわよ?」


「あはは

 もう冗談なのに★」



クラウディオ:アイリス様にしばらく会えないなんて...これはこれでいいかも


アイリス:今寒気が.......

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ