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序之章

 筆の赴く儘に描いた作品です。ファンタジーもの…の積りです。

 途切れがちになるかもしれませんが、生暖かく見守ってくださいませ。


 舞台はサラマンカという大陸。

 其処に存在するとある帝国のお話です。

 其の国は、東西南北四つの区域に分けられており、夫々が自治組織によって統治されています。

 この作品に登場する警邏部隊は、其の自治組織の一つ。

 そして其の警邏部隊に所属する少年少女達の紡ぐ物語でもあります。

 今回、サラマンカ大陸の舞台上では、北域警邏部隊が中心。

 

 拙い文章やもしれませんが、皆様に楽しんで頂けるなら幸いです。




 其れは雪の降る寒い日の出来事。



 未だ世界の広さを識らぬ嬰児が見たのは、




 灰色の空から降り注ぐ純白の色彩と、




 故郷を染め上げ凍て付いた、





 ――――――――――惨酷な程にあざやかな、紅緋……。




 ――――――――――――――――――――――――





 他人を信じるなんて高尚な事は、彼に出来る芸当ではなかった。



 生きて行く為ならば、

 生を紡ぐに必要な金をくれるのならば、

 どんな仕事であろうが、どれ程悪い事であろうが、

 平気でやってのける。


 一々己が犯す罪に心を痛める余裕なんて、なかった。

 ただ、生きるのに必死で、他人の事なんて考えられない。



 自らの生を紡ぐだけで精一杯なのに、

 如何して他人の事など考えられようか。

 そんな事をしていては、

 この塵芥溜めのような場所では、生きていけないのだから。




 信じられるのは己のみ。





 其れが、彼の学んだ、唯一の真実。









 ……一番初めの章のみを先に書かせていただきました。

 此れより、「壱之章 路地裏の一匹狼――壱」が始まります。

 序章とか区分けしようと思ったのですが、結局こんな感じになってしまったのは――土下座してでも謝るべきでしょうか…。

 厭、きっと私の文章力が悪いんですね…。


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