僕の心臓
小学校に入る前くらいの
おぼろげな記憶です。
いっぱいまずい薬を飲んだせいで
完全な薬嫌いになりました。
病室で僕は寝ていた
心臓が悪いらしい
詳しいことはわからない
でもなんだか居心地が悪い
病室は4人部屋で
部屋には僕ともう1人
大きいお兄ちゃんがいて
チェッカーズを聞いていた
いつまでここにいるんだろ
なんか機械をつけられて
なんだか居心地が悪いし
それにとても淋しいんだ
苦しくはないし
つらいこともない
でも寝れなくて泣いていたら
大きいお兄ちゃんが怒ってた
病院から外にでて
もう普通に暮らしてる
たまに薬を飲んでるけど
もう淋しくはないよ
僕も大きいお兄ちゃんみたいに
大きくなってきて
薬ももう飲まなくていいって
そう もう大丈夫
それでもなんだかたまに
心臓が苦しくなる時がある
体全体が心臓になったみたい
どくどく どくどくいっている
心臓が 心がずきんと傷むとき
そっと心に手をあてる
そう もう大丈夫だよね
僕はまだ生きているよ
身体が健康なことって
それだけでもう、とても素晴らしいことです。




