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第90話 干し肉作り

「おはよう、ジョン」

人形ジョン『おはよう、アン』

「今日は、モーラさんのリハビリをして、薬草採取に行くよ」

人形ジョン『大丈夫ですか』

「まあ、なんとかね」

人形ジョン『無理はしないでください。休んでもいいんですから』


ジョンと一緒にモーラさんの家に行く。

「おはようございます。モーラさん」

「おはようございます。アンさん」

「調子はいかがですか」

「自分でも楽に身体を動かせます」

「痛いところは無いですか」

「はい、大丈夫です」

「食事はどうですか」

「少し、柔らかい程度に煮込んだ野菜スープを食べています」

「胃が痛くなることは無いですか」

「胃も調子いいです」

「それは、良かったです」


「クリーンと鑑定を掛けますね」

「クリーン」「鑑定」

「問題は無いです」


「今日は、運動を追加します」

「片膝を曲げ、胸にあてるようにします」

「一緒にやりましょう」

「足首を持ちますね。ゆっくりと胸に当たるような気持ちで曲げてください」

「痛くない程度に曲げます」

「足をゆっくりと戻し、片方の足も同じようにします」

「これも、三回ずつです」

「次は、両膝を一緒に曲げて、胸まで当たるように曲げます」

「この時にベッドの上に腕は伸ばして置き、手の平を下に向けてください」

「無理に曲げようとしなくても、大丈夫です」

「これも三回ずづです」

「次は、片膝を立てます。手の平もしたに向けたままです。右膝を立てたら、左に膝を倒します」

「この時に上半身も左に傾けるようにします」

「これで、身体全身を動かしたようになります」

「片方の足も同じようにします」

「これも三回ずつします」

「いつもの運動に、この運動を追加してください」

「もし、疲れるようでしたら、途中で休憩するか、無理にしなくても大丈夫です」

「どうですか、全身を動かしましたが、疲れましたか」

「はい、少し疲れますが、全身が動くので気持ちがいいです」

「この運動に慣れてきたら、歩く練習をしましょう」

「だからといって、焦ったり無理したりすることはダメですからね」

「痛気持ちいいくらいまでですから」


「お水を一杯お願いします」

のどが渇いたのか、ゴクゴク飲んでいる。

「おかわりはしますか」

「はい、お願いします」

「もう一杯水をお願いします」


「桶とタオルもお願いします」

桶とタオルにクリーンを掛けて、お湯をはる。

「では、お大事に」


「じゃあ、薬草採取に行こうか」

人形ジョン『はい』

ジョンと手をつなぎ、前回と同じ場所に行く。

「まだ、薬草はあるんだね」

人形ジョン『そうですね。まだ採れそうです』

私は、20株ずつ採取し、ジョンは30株ずつ採取していく。

「薬草は、このくらいでいいかな」

人形ジョン『そうですね。では、私は魔物を狩ってきます』

「分かった。ここで休憩しているね」

人形ジョン『はい、すぐに帰って来ます』

「無理しないでね」


ジョンが狩りに行っている間は、結界を張りお茶休憩をしている。

明日も来るかどうしようかな。ジョンにも早くランク上げてほしいしな。

キルィ町のほうは、どうなっているかな。

子爵から呼び出しがあるとしたら、冒険者ギルド宛にくるのか。

しばらくは、商業ギルドにも行けない。

どうしようかなぁ。

そうか、【ビューview】機能で覗いて見ればいいのか。

ジョンが戻るまで、タブレットで見てみよう。

治癒ギルドのギルマスから見るか。

しばらく覗いていると、ギルマスとサブマスが執務室にやってきた。

話しを聞いていると、各ギルドから子爵家に抗議文を送ったようだ。

王都本部からも送ったようで、これは子爵家も驚いただろう。

どうやら、寄り親にまで抗議文を送り、私には詮索も召喚もしないようにと釘を指したようだ。

これは、かなりきついだろうな。

そうなると、私は罪に問われないのか。

呼び出しも無いのなら、安心して商業ギルドに行けるね。

ジョンが戻ったら話ししてみよう。

あーでも、逃げるように帰ってきたのだから、すぐに行くの変だよな。

やっぱり、しばらくは行かないでおこう。

そうなると、その間は暇になるし、新作でも作るか。

干し肉がいいか、でも保存期間はどのくらいなんだろう。

真空パックにすれば、長持ちするんじゃない。そうだ、そうしよう。


色々と考えを巡らせているうちに、ジョンが帰ってきた。

「お帰りジョン、怪我はない」

人形ジョン『ええ、大丈夫です』

「それで、何を狩ってきたの」

人形ジョン『コボルトとフォレストウルフです』

「森の奥は、他にも魔物は居るの」

人形ジョン『もっと奥に行けばいると思います』

「へえー、そうなんだ。でも今は危ないからそのくらいにしておいてね」

「休憩してから、帰る?」

人形ジョン『私は大丈夫です』

「じゃあ、帰ろうか」


冒険者ギルドで仕分けしてもらい、モーラさんのことをことづけしてシェルターに帰る。


「休憩しているときに、キルィ町の治癒ギルドの様子をみたの、そうしたら各ギルドと王都本部からも抗議文が送られて、寄り親にも送られたみたいなの」

「それで、私たちのことは詮索も召喚もしないように釘を指してくれたから、あの町に行っても大丈夫そうだよ」

人形ジョン『そうなんですね』

「でも、逃げるように帰ってきたでしょ、だから、すぐに町に行くのも怪しまれるから、しばらくは行かない方がいいかなって」

人形ジョン『そうですね。もうしばらくは、様子をみましょう』

「私は、干し肉を作るから」

人形ジョン『私は、自室にいます』


始めて作るので、慣れている地球の肉を使う。

豚バラブロックにする。

さあ、作っていきましょう。

・5cm幅でカットしていく。次に5cm間隔で切り込みを入れていく。

・ボールに肉を入れ、日本酒を振りかけ、塩をまぶす。

・スパイスを用意する。

・ローレル、シナモン、コショウ、フェンネル、砂糖、唐辛子、花椒、八角。

・鍋に醤油と水を入れ火にかける。

・沸騰したら、スパイスを入れて、2分から3分煮る。

・肉をトレーに移し替える。

・冷めたら、肉に注ぐ。

・3日間冷蔵庫に入れる。

・一日に一回上下を入れ替える。

・水気をきり、紐をつけて二週間外に干す。

・燻製か蒸して完成。


この通りに作っていると時間がかかるので、冷蔵庫の漬けおきを三日間分『時短魔法』をかけ、外で干す時間を『乾燥魔法』で時短する。

その後、蒸し器で3分ほど蒸す。

早速、薄く切り味見をする。     

うん、スパイスと醤油の味がしみて美味しい。


真空パックは、この世界の材料で作れるのか。

ネット通販と【ビューview】機能で、真空パックの材料をこの国から。

「クリエイト」

シーン。無いのかあ。

では、もう一度。

ネット通販と【ビューview】機能で、真空パックの材料をこの世界から。

「クリエイト」

おっ、なんか、それらしいビニールの素材が出てきた。

鑑定してみると。

二つ隣の国から材料は採れるみたいだ。

これって、輸入とか商人から買えるのか。

ネット通販で調べると購入できるようだ。

これならば、商品登録するのも大丈夫そうだね。


ネット通販で、角うさぎ、オーク、オーガ、ワイルドボアの肉を購入。

豚ばら肉と同じように作っていく。

どれも、美味しく出来た。

今度作るときは、塩漬けにしてみよう。

それぞれを真空パックする。


念話『ジョン、干し肉が出来たよ』

人形ジョン『今行きます』

「色んな魔物で作ってみたの」

「これは、地球産の豚、こっちが角うさぎ、オーク、オーガ、ワイルドボア」

「ジョンも味見してみる」

人形ジョン『そうですね。試してみます』

「やっぱり、味はわからない」

人形ジョン『そうですね。ただ、硬いとか柔らかいは分かるようになりました』

「えー、それだけでも凄いじゃない」

「こっちが、真空パックにした物」

「これは、売れるかな」

人形ジョン『干し肉は冒険者がよく買われますから、売れると思います』

「じゃあ、登録しようかな」


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