第34話 薬草調合②
ポーションを固形にしよう。
前回、ポーションを作成した時に、飲みすぎるとお腹が一杯になるから困る。
固形にすれば、持ち運びも便利だし、接取しやすいと思うので、次回実験をすることになっていた。
そこで、色々固形の食べ物を探しました。
キューブ、ゼリー飴、ゼリービーンズ、琥珀糖、寒氷、こんにゃくゼリー、べっこう飴、飴、グミ、キャラメル、落雁。
飴は、練りながら作るようなので、最初から断念しました。
すべてのポーションを固形にするのではなくて、液体の状態でないと困ることもある。
使用する人が意識がないときや、傷口に振りかける場合があります。
意識のない人には、少しずつ口に流し込めばいいのですから。
さて、それでは実験しましょう。
【キューブ】
[材料]
ポーション液
[作り方]
ポーション液を容器に入れる。
凍結魔法をかけ凍らせる。
ドライ魔法で乾燥させる。
【ゼリー】
[材料]
ポーション液、グラニュー糖(ゼリー用とまぶす用)、粉末寒天、水飴。
[作り方]
鍋にポーション液と粉末寒天を入れ火にかけ、沸騰させ寒天が溶けたら火を止める。
火から鍋をおろし、砂糖を入れる。
火にかけ砂糖が溶けるまで混ぜる。
火から鍋をおろし、水飴を入れる。
火にかけ水飴が溶けるまで混ぜる。
容器に入れ、粗熱をとる。
粗熱がとれたら、冷蔵庫に入れ2時間ほど入れ固ませる。
固まったら容器から取り出し、砂糖をまぶす。
【ゼリービーンズ】
[材料]
ポーション液、グラニュー糖、粉末寒天、水飴、粉砂糖、蜜蝋。
[作り方]
※材料を鍋で溶かし混ぜるまでは、ゼリーの作り方と同じ。
丸形の容器に入れ、粗熱をとる。
粗熱がとれたら、冷蔵庫に入れ2時間ほどおく。
固まったら冷蔵庫から出し、しばらく置き乾燥させる。
容器から取り出し、粉砂糖をまぶし、蜜蝋で表面を固める。
【琥珀糖】
[材料]
ポーション液、グラニュー糖、粉末寒天。
[作り方]
鍋にポーション液と粉末寒天を入れ火にかけ、寒天が溶けたら火を止める。
火から鍋をおろし、砂糖を入れる。
火にかけ砂糖が溶けるまで混ぜる。
容器に入れ、粗熱をとる。
粗熱がとれたら、冷蔵庫に入れ2時間ほど固ませる。
容器から取り出し、シートの上におき乾燥させる。
冷暗所で2日~3日ほどしたら、裏返しする。
5日~7日で乾燥できる。
【寒氷】半生菓子
[材料]
ポーション液、粉寒天、砂糖。
鍋にポーション液と粉末寒天を入れ火にかけ、寒天が溶けたら火を止める。
火から鍋をおろし、砂糖を入れる。
火にかけ砂糖が溶けるまで混ぜる。
容器に入れ、粗熱をとる。
粗熱がとれたら、冷蔵庫に入れ2時間ほど固ませる。
容器から取り出し、シートの上におく。
冷暗所で2日~3日乾燥させる。
※琥珀糖は、砂糖をたっぷり使って、カリッとした食感。
※寒氷は、砂糖の使用量が控えめで、プルプルとした食感。
【コンニャクゼリー】
[材料]
ポーション液、こんにゃく粉、アガー、砂糖。
[作り方]
鍋にポーション液を入れ火にかけ、沸騰する前にこんにゃく粉、アガー、砂糖を入れよく混ぜる。
材料がよく混ざり溶けたら、火を止める。
容器にまぜた液体を入れ、冷蔵庫で1時間冷やし固める。
【べっこう飴】
[材料]
ポーション液、グラニュー糖。
[作り方]
鍋に、ポーション液と砂糖を入れ、火にかける。
グツグツ沸騰させ、黄色になるまで火にかける。
黄色になったら、火からおろす。
容器に入れ、しばらくおく。
※容器は一口サイズに出来上がる型がいい。
※平らな容器に入れると、仕上がってカットする時に割れやすい。
【グミ】
[材料]
ポーション液、グラニュー糖、粉ゼラチン。
[作り方]
鍋に、ポーション液と砂糖を入れ火にかける。
材料がよく混ざり溶けたら、火を止める。
火を止めた鍋に粉ゼラチンを入れ、よく混ぜる。
容器に入れ、しばらくおく。
【キャラメル】
[材料]
グラニュー糖、水飴、生クリーム、バター、塩。
液体は使用しないので、この案はボツです。
※美味しそうだと思ったのに、残念。
【落雁】
[材料]
和三盆糖、水飴、水少量
水少量以外の液体は使用しないので、この案もボツです。
【結果】
・材料が手に入りやすく、手間がかからないものが良い。
・寒天は酸味の強いもの、酵素の強いものは寒天が固まりにくい。
・キューブは、口に入れると粉っぽさが残る。
・使用期限は、保護魔法で対処できると思う。
また、何か思いついたら、実験してみよう。
一部の作り方は、異世界ならではのフィクションです。




