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第1話 神様の部屋

ある時気が付くと、神様の部屋にいた。

光り輝く玉座に座る神様は、優雅な微笑みを浮かべていた。周囲には神秘的な光が漂い、目の前には数枚の浮かぶスクロールがあった。

異世界に転移してくれれば、いくつでも希望のスキルを授けてくれるという。

なんでも異界の異物が入れば、世界の均等が保たれるとのこと。

その世界には魔法があり、人族、獣人族、エルフ族、ドワーフ族と魔物がいるらしい。

「え~私、安全な場所で引き籠り生活したいんだけど、亜空間でシェルターハウスとかつくれないかな」

『作れるぞ、普段は亜空間で生活して時々外の世界に出て活動してくれればよいから』

それならまあいいかと、私は心躍らせながらも、少し不安になった。果たして私の願いは叶うのだろうか?


「ならば、これから私が望むスキルをずらりとあげてみるわ!」


気合を入れて、私は心の中で念じた。まずは基本の魔法。水、土、風、火、雷、氷、そして空間魔法、転移魔法、飛行スキル。次に影魔法、闇魔法、光魔法、聖魔法。

気配察知、気配遮断、索敵、鑑定、再生。ああ、もう止まらない!修繕、錬金術、薬師、調剤、料理、自動料理、解体、自動解体、強奪、消去。

亜空間時間停止無限収納、結界、自動収集、変身スキル、マップスキル、付与魔法、亜空間シェルター管理、創造スキル、創造魔法……。

攻撃スキルも欲しいわね。剣術、体術、棒術、投擲、弓術

収入源になるようなスキルもあるといいかも、自動裁縫、自動刺繍、デッサンかなぁ、あとは偉いさんに会うこともあるかもしれないから、作法にダンスぐらいか。

「魔法封じ無効、魔力封じ無効、転移封じ無効、奴隷無効、術式無効、魔方陣無効、魔法攻撃無効、物理攻撃無効、毒体制、病気体制、怪我体制、精神体制、記憶力、算術、交渉術、会話術」


「あっ、あと仮想空間に地球も作りたい!」

思わず叫んでしまった。

地球で観光したい場所がまだまだたくさんあり、いろんな場所が頭に浮かぶ。

ネット通販もできるようにしたいし、異世界と仮地球の両方どちらの貨幣でも使えるようにしたい。

あとは、貨幣が足りないときは、魔力でも支払えると。

これで、生活は安心だね。

魔力は無限で体力も最大にしてもらいたい。長時間歩くことなど、もう考えたくないのだ。


転移なのに身体は異世界使用に作り替えるそうで、そうねぇ、人族で身体は女性で平均的なスタイルで容姿は中の上ぐらいの美しさで中肉中背で、できれば目元パッチリがいいか。年齢は成人している16才ぐらいかな。

異世界の常識もインストールしてほしいし、3か月ぐらい生活できる貨幣もほしい。

装備は、旅人らしいものを適当にお願いしてと。

おっと、肝心なことを忘れるところだった。この世界のすべての言語理解と読み書きができることをね。これができないと安心して生活できないじゃない。


「ちょっと欲張りすぎたかしら?」


そんな不安がよぎった瞬間、神様は微笑みながら頷いた。「あなたの願いをすべて受け入れましょう。ただし、覚悟はしておいてくださいね」


そして、私は光に包まれた。次の瞬間、目を開けると、目の前には異世界の景色が広がっていた。青空と緑の大地。まるで夢を見ているようだった。


「ここが私の新しい生活の舞台ね!」


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