第5話、レベル2
所謂の西側に配備されるレベル2、新型と主力戦車並みの価格、また死角のない攻守、またエミリアナの性格上の切り札に生成系のレベル1を産む。
口から主砲、手にミサイルランチャー、肩側面にロケットランチャー、また他の機能を内蔵、生成系のレベル1を産む、この命令を下す。
生徒会長
「なるほど、切り札に生成系のレベル1、どれくらい産む?」
エミリアナ
「搭載したレベル1の種から約20」
生徒会長
「分隊が全滅ではないか」
長距離からの狙撃に対し、電磁バリア、防魔壁、魔法抵抗力に無力化、レーザー砲に対した電磁バリアは無力化、集団に対した生成系に布陣を整える。
煌
「硬い」
エミリアナ
「そりゃもちろん、軍用ですもの」
担当者
「中等科は難しい、高等科から」
チャージしたブラスター砲を電磁バリアと防魔壁に緩和、ロケットを盾に貫通を防ぐ。
生徒会長
「賢いな」
魔法使い対し達は会議、エミリアナはマスター&スレイブ式にコンビ化、召喚獣のメデューサ、またエミリアナのツーマンとなる。
生徒会長
「ふむ、伝説上の再現性か」
エミリアナ
「猛毒、麻痺、石化を持つメデューサ」
煌は剣呑な召喚獣に苦笑。
担当者
「全力で問題ありません」
エミリアナの強化系の重ね、ソナーと光学式からレベル2の魔法生物兵器は後退、レベル1の20を盾にした。
エミリアナ
「そうなるわね。レベル1の性能から、メデューサの耐久力が崩壊する、ベストな選択ね、嫌いじゃないわ」
短針は難しい、召喚獣はツーマンとなるも、操作と魔法の両立は困難。
エミリアナ
「メデューサ、レベル2に浸透、レベル1を無視しつつ、レベル2にダメージを優先せよ、またマスターの防御は無視していい」
命令、メデューサは一考。
煌
「するとレベル1の密集よね」
戦列を取るレベル1の20、性能からいったメデューサの困難。
生徒会長
「主に似て、慎重だな、召喚獣の一考とは、駄作ではないな」
このメデューサの浸透、高速に迂回、エミリアナは反対側を迂回、レベル2はレベル1に散開を命令、遅れたレベル1の散開、エミリアナ、またメデューサの浸透。
至近距離からブラスター砲、レベル2はダメージを最小限に抑えつつ、レベル1に命令、またメデューサに対した主砲の発射、メデューサは加速に回避、遅れた一撃を電磁バリアに緩和、またロケットランチャーを犠牲にダメージを緩和。
旋回したレベル2は後退、レベル1は包囲、遅れた反応のメデューサ、エミリアナは左右を確認、前方に全力疾走。
至近距離からブラスター砲の二発目、レベル2は緩和を重ね、レベル1は更に包囲を狭め、メデューサは一考、命令を破棄し、エミリアナの背中に位置した。
煌
「メデューサは一考、命令を破棄した、マスターの背中を守るべきと判断した。なるほど」
ブラスター砲の三発目、マジックモバイルがオーバーヒートに黒煙を出す。
煌
「またオーバーヒートした」
開発元が撤退、メデューサはマスターの護衛と中央突破。
煌
「なるほど」
生徒会長
「メデューサの再現性は素晴らしいも、現代火力にいささか劣る」
エミリアナ
「あれがレベル2」
優秀な指揮官を兼ねた主力戦車並みの魔法生物兵器、この撃破はどんなに重ねても対策を取る賢い魔法生物兵器に苦戦。
武器の破壊は電磁バリアに叩く、接近戦の全方位雷撃に叩く、ダメージの計算能力を逆手に攻略した。