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エピローグ


 




「あれ? 先輩、これって魔法具ってやつじゃないですか!? なんか光ってるんですけど!」

「あ? んなわけあるか。魔法具っていやぁ、三百年前に主流だったもんだろ。そんな国宝級の代物、こんな辺鄙な骨董屋にあるわけないだろうが」

「えー、でも造りがそれっぽいんですよ、これ」

「パチモンだろ。ガラクタ置き場にでも捨てておけ」

「そうかな。あー、でも……前にも似たような物あったし、確かに魔法具がこんな所にあるわけないか。中古の自立式魔道の中に国宝級品が紛れてるなんてロマン早々ないよなー」


 そう言うや男は乱暴に棚の籠の中に入れ、目的だった他の道具類の所へと歩いて行く。




 片田舎の骨董店。そこの一角にある怪しく光る魔法具。

 既に三百年の歳月が流れていようとも、光る魔法具は永久的に動き続けていた。

 中に三百年前の人間を入れて――。

 

 



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