チュートリアル1
チュートリアル開始!とピロンという効果音と共に頭の上に文字が現れた。目の前に矢印のようなものが浮かんでいる。どうやらこの矢印に迎えば良いみたいだ。矢印の通りに進むと大きな建物の前まで来た。建物の屋根には矢印が下向きになって浮かんでいる。どうやらこの建物に入るみたいだ。建物に入ると、奥にハゲたおっさんが椅子に座っていた。
これがNPCと呼ばれるものだろう。
この人に話かければ良いのだろうか。
「こんにちは。ここは何をする場所なのですか?」
すると、「ここは職業につく場所だ。職業につくためには訓練を行わなければならない。ここから職業を選んでくれ」
と言われ、目の前で
<魔法使い><剣士><格闘家>
と出てきた。もっと色々あると思ったのに残念だ。俺は男なら一度は憧れるであろう<剣士>を選んだ。するとおっさんが急に喋り出し、
「それらは後々他の職業につくときに
ベースとなるものだ。魔法使いなら賢者や錬金術師、薬師などになれる。剣士なら暗殺者や剣聖、侍などになれる。格闘家ならチンピラや拳聖、ボクサーなどになれる。また、魔法使いと剣士だけがなれる魔剣士、魔法使いと格闘家だけがなれる魔闘家、剣士と格闘家だけがなれる剣闘士などがある。本当にその職業で良いのか?」と言ってきた。
目の前に YES/NOと出てくる。
格闘家の派生のチンピラがとても気になったがYESを押した。するとおっさんが
「ついて来い」
と言い席から立ち上がり、近くにあった扉に入って行った。俺もおっさんを追いかけ扉に入った。
題名の通り次もチュートリアルになります。今回は職業選択でしたが次の回はその職業を練習するような内容になると思います。