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七夕銀河に誘われて 織姫さまに逢いたくて

七夕銀河に誘われて 

曇った夜空を見上げてる



織姫さまに逢いたくて

只それだけが気がかりで

空の雲行き見上げては

棚引く過去の玉手箱

紐解く指も震えつつ

今日こそ貴女を迎えたい



あの夏空は夕焼けで

深まり群青海宇宙

澄みきり煌めく天の川

貴女の横顔微笑みを

も一度僕にくれないか



早梅雨明けた今夜なら

夢の銀河に羽ばたこう

短冊想いをしたための

空蝉羽ばたく時うつつ

砂コロイドが空埋めて

僕の背中に羽根着けぬ



ほら貴女なら判るかな

僕の白羽根ペガサスの

架けゆく天ノ橋立に

どうぞ導き紐解いて

金色弛まぬ星々が

我が身を寄せては小波んで

今ひとたびに徒然に

天馬はゆりすえ漂わん



遥かな行く末導きの

光の軌跡も乗り越えて

熱き血潮の在る限り

群青銀河の宙に舞い

彦星流星なりにけり



此身の全てを捧げては

銀河に巻かれて天の川

ゆりすえ流され漂いの

君の差し出す手の平に

僕の想いをしたためて

其の短冊を叶えてよ

一緒に鳴らす星風鈴

嗚呼今夜こそ ミルキーウエディング




〜☆〜☆〜Fin〜☆〜☆〜
































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