ここまでの登場人物紹介(※イラストあり)
・初月諒花
碧庭学園中等部二年。
生まれつき異人の中でも人一倍強力なチカラを持ち、稀異人と呼ばれる。自身を人狼化させることが出来る人狼。
明るく熱血な男勝りな性格で体を動かすことが好き。強い信念を持ち、その拳は大の男だろうと殴り飛ばす。
一方で、困っている人を見ると不器用ながらも放っておけない優しさを持つ。
空手の選手になってオリンピックで金メダリストになりたい夢を抱いており、中学進学時は空手部に入りたかった。だが、事前のメディカルチェックで自身が異人であることが原因で不合格となり、入部を取り消されたことで夢を絶たれてしまう。しかし零の言葉もあり、立ち上がって裏社会からの脅威に立ち向かう。
一人称:アタシ 身長:164cm 誕生日1月3日 血液型:A型
・黒條零
碧庭学園中等部二年。
異人であり、氷属性を持った黒剣を召喚する二刀流剣術の使い手。
諒花、歩美とは小学校時代からの親友であり、小四の頃に転校してきたことで出会った。
常に冷静で頭の回転が早く、頭より体が強い諒花を同じ異人としてフォローする。
天涯孤独であり、上官と呼ぶ人物から、諒花の監視と命を守る事を引き換えに任務を果たした時は自身の出生を教えてもらう契約をしている。そのため、自分自身が何者か分からない苦悩を抱くこともあるが諒花や歩美との日常が皮肉にもそれを緩和させている。諒花の危機の際は自らの危険を顧みず助けにいく勇敢さを持ち、監視対象としてだけでなく一人の友人として彼女を見ている。
一人称:私 身長:157cm 誕生日:6月9日 血液型:O型
・笹城歩美
碧庭学園中等部二年。
クラス委員長を務めており、生徒会の仕事に駆り出されることも多い。
諒花、零とは小学校時代からの友人で、諒花とは零よりも付き合いが長い。
優しく面倒見が良く、前向きで明るい性格。普通の人間だが異人という特別な存在である諒花と零の良き理解者。
実家は日本各地にチェーン店を置く家電量販店を経営している。小学校時代に家の都合で一時期大阪に転校したことがあり、まだ零が転入してくる前の諒花とは離れ離れになっていた時期がある。
ただしその後京都に移ったようで東京に戻ってきた時は京都からの転校であった。
一人称:わたし 身長:153cm 誕生日:7月13日 血液型:A型
・シーザー
大バサミのシーザーの異名で裏社会で騒がれている異人。またの名を新時代の切り裂きジャック。その名の通り、両手を大バサミに変えて戦う。
見た目通りの好戦的な性格で狙った獲物は逃さない。稀異人の諒花に興味を持ち、勝負を挑む。
しかし勢いに身を任せ、調子に乗りすぎて失敗する、間の抜けた一面も。
樫木とは異人限定のトーナメント決勝で戦い、敗れているが準優勝者として評価されており、更に名を上げるため諒花たちの住む渋谷にやってきたが……
一人称:オレ 身長:173cm 誕生日:2月1日 血液型:B型
・レーツァン
異人が蔓延りし裏社会の頂点に君臨する男。裏社会の帝王と呼ばれる。
裏社会に対するその影響力は凄まじく、暴力団やギャング一つ動かしたり、異人限定のトーナメント大会を開いてしまうほど。
混沌を自在に操ることが出来、禍々しい右目は見た者を翻弄する。平手打ちだけで敵を屠るなど格下と見なした相手には適当にあしらうように戦い、圧倒的な強さと余裕を併せ持つ。
異人として大きな可能性を持つ諒花を手に入れるため、彼女に挑戦状を叩きつける。
己の目的のためならば手段を選ばず、他人を陥れたり、利用することも厭わない。用済みとなった部下も平気で切り捨てる。残虐な怪人。
一人称:おれ、おれ様 身長:178cm 誕生日:10月3日 血液型:AB型
・樫木麻彩
透明のチカラを操る異人。能力そのものに殺傷能力は皆無だが、自身や触れている物、触れた物を透明化させ、他人の視界から見えなくすることで奇襲する戦法に長けている。
透明能力を操り、鎌で敵を斬殺するその姿から死神とも呼ばれる。
異能に溢れる裏社会を肯定している。普段は裏社会を畏怖してるくせに、都合いい時だけ裏社会、そして異能にすり寄って肯定する人間をゴミ呼ばわりしており、それらを殺すことに一切躊躇いがない。
過去にレーツァン主催の異人限定のトーナメント決勝でシーザーを倒して優勝しており、鳴り物入りで渋谷を訪れる。
一人称:僕 身長:175cm 誕生日:2月28日 血液型:A型




