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「暮らし」など

作者: 維酉

傘をさす仕草で

恋に落ちるような春です

緩いぬくみにかどわかされて

雨の香は

知らない街へいざなう


とんたんとんと

雨粒が踊る

街の景色はうららかで

この恋を知っているのは

まだわたしだけでいいよ


春は

ささやいている!

いま飛び込むことは彩りだと

春は

ささやいているよ

雨音はたしかに夢を目醒めさせると

耳を澄ませば

ささやきが聞こえる


とんたんとんと叩く粒の

いじらしさとか憎らしさが

いまこの季節を彩るよ

雨は清流となり

脈打つ世界の中心へそそぐ

いま奔流に従えと

傘を叩く雨粒のおと

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― 新着の感想 ―
[良い点] 聴覚の一定のリズムが、他の感覚にまで影響を与えていて、躍動的な詩でした。具体的な心理は出てこないものの、それを他の春や傘などを使い暗示的に表すことで、なんとも言えない雰囲気になっていますね…
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