高校生活の始まり2 突然の連絡と絶望の光景
ブックマークしてる変態の方から更新頑張れとか言われたから、急いで書いて投稿してやったわこんちくしょう!ありがとう応援!バイバイ今日の英語のテスト!
「私ね!○○○っていうの!手伝ってあげるね!」
ああ、夢見てる。
僕はベッドに寝ながら真剣な表情でトランプを睨んでる僕と、それを手伝ってくれてる女の子。他にも4人子供が病室で楽しくババ抜きをしている絵を見させられてる
自分以外の子供達の顔には靄がかかっており、会話も半分ぐらいしか分からない。
唯一わかるのは、怪我してるとは思えないほど真剣に、楽しそうに、嬉しそうにババ抜きに夢中になってる僕。
あの時僕の事を手伝ってくれたあの女の子…どうしても顔が知りたいな。と思い僕はじっと夢の僕の隣にいる女の子を見た
するとその女の子は突然こちらを向いた。顔は相変わらず靄があるのにもかかわらず目があった気さえした。
そして、その女の子は「怖い…」といい、靄の中から大粒の涙が溢れ、泣き始めたのがわかった
僕はその姿を見ると身体中鳥肌が立つ感覚に見舞われ、その病室を一目散に逃げ出した
あぁ、あの時の女の子とあったって顔も分からない。名前も分からない。
また中学の時の女の子のように目があったら泣いてしまうかもしれない。
僕は心の中であの病室に集まってくれた子たちとこの土地に帰ってきたのだからもう一度会って見たい。という気持ちがあった。あの時の僕の心の支えの一つになってくれた素敵な友達達だったからだ
会いたい。連絡したい。そしてお礼を言いたい。と思っているのだけれど、心のどこかで怖がられてしまうのではないか。嫌われてしまうのではないか。と不安になっていたのだ
僕は夢の中で言葉にならない声で叫んだ
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パチリと現実で目が開いた
日付と時間を電子時計で確認すると翌日の朝6時40分。急いで登校しなくても全然間に合う時間だ
僕は最悪な夢だったなぁ。とため息を一つついた後、朝ごはんの準備を始めた
朝ご飯を食べ終え、制服へ着替え寝癖を直し、学校の準備の確認も終わり、まだ登校するには少し早いなぁ。と思っているとスマホが光っているのが見えた
朝に連絡が届いてる事自体が珍しい事だったので不思議に思いながらも画面を開くとあらビックリ!
昨日かかってきた電話番号から5,6件の電話と、電話番号を使ってのメッセージで
「何で出ないの!?」という文が送られてきていた
実は2件目もかかってきていた事を知っていたのだが、食事の邪魔をされたくなかったのでその電話も切り、マナーモードにしてあったのだ
それでもその後さらに電話がかかってきていた事に驚きを隠せない。何でと言われてもまず誰ですか…
僕は流石に少し可哀想になり「知らない電話番号は出ないように。と父から教育を受けているので出ませんでした。」という文を5分かけて打ち、送信しておいた
スマホの操作いつまでたっても慣れないんだよなぁ。なんなら僕よりお爺ちゃんとお婆ちゃんの方が明らかに機械に強いし。学校で貰ったプリントはファックスで送って!と言われるぐらいだ。今でも送るのに5分はかかるし。
ファックスで送ったプリントの内容を確認すると驚くぐらいの気をつける事だの、提出物の確認が出来るようにリストアップされた長文のメールがお婆ちゃんから送られてくる始末だ。僕はお婆ちゃんは実は女子高校生なんじゃないかと思う。
なんでクラスの人達はあんなに手を蜘蛛のようにして操作が出来るのだろう。と考えながらぼーっとしてると、時間はそれでも少し早いが丁度良いぐらいの時間になっていたので僕は学校へ向かった
電車で20分ぐらい揺られた先にある学校の最寄り駅から歩いて5分。僕は学校に無事到着し、教室へと向かった
思ったよりも早く着いてしまった学校は、まだ静けさに包まれていた。安心するなぁ
けれど教室に着つとその安心は絶望へと早変わりした。僕に連絡先を聞いてきてくれた美人な女の子。通称「緑ちゃん」が、もう教室にいるではないか。それも僕の机を何かぶつぶつ言いながらガンガン蹴飛ばしている。
……え? 僕そこまで嫌われてたの?美少女に机蹴られてるとか変な趣味の人なら喜ぶかもしれないけど、僕は心まで蹴られてる気分だよ!?
僕はその光景を見つけてしまった事に対して、体から力が抜け転びそうになる体を必死に持ちこたえさせながら教室に入らずトイレに向かった
その彼女の机への蹴りは、僕の胃まで攻撃していたらしい
結局早く学校に着いた分の時間はトイレへと割かれてしまった
そのトイレ中の僕は心の中でこう叫んだ
「女子怖いよぉぉぉぉぉぉおお!」
ああ、テストも絶対死んだし、学校のプリンター何故かUSB反応しなくてレポートプリント出来ないし詰んだわ。
プリコネたのしーwww(現実逃避




