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忘れられた神々の寵愛  作者: 小鳥遊つかさ
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再会

久しぶりの更新です。


ブックマークが100件を超えました。

ありがとうございますm(_ _)m

更新不安定・拙い文章ですが頑張っていこうと思いました。

 リーナ達との餃子パーティーが終わった次の日、ボクは再びエドワードさん達と対面していた。

 メグミにはエリナの死水を取ったのはボクだからと無理を言ってこの会談は変わって貰った。

 本当はこの対面を通じてエリナのことを思い出すとメグミが耐えれるとは思えなかったから…


 会談の場所は前回と同じで冒険者ギルドの奥の個室だ。

 違うことはハウロが始めからボクの肩で羽を休めていることと、見知らぬ男女、恐らく夫婦に睨まれていることかな…

 特に女性からは今すぐボクに襲いかかりそうなぐらい殺気を発しているのだけど…きっとリーナの母親なんだろうな。顔立ちがそっくりだしそれ以上に胸が破壊力ありすぎる。一体サイズはいくつなのだろう、リーナもあれぐらいまで成長するのかな?それともエルフは巨乳属性でもあるのかもしれない。


「オー、アルーフさん。約束通りピアスのこと知っている人を連れてキターネ」

「ありがとうござい「そんなのいいからエリナとリーナはどこよ!無事なのでしょうね!」」


 ボクの言葉を遮るように女性が叫び出す。

 リーナとエリナの名前も知ってるしやっぱり母親で間違いないだろうけど確認は大事だよね。


「えっと、確認ですが貴女はこのピアスとの関係は?」

「ふざけないで!分かっているのでしょ!エリナとリーナはどこよ!何が目的!」

「ね、念のためです」

「私が送ったピアスよ!これで満足?」

「カーリ、少し落ち着け!」

「だってあなた。私達の大事な子供のことよ!」


 カーリさんか。事前にリーナから聞いていた名前と一致するし間違いないね。これも含めて演技だとボクにはもうどうしようもないけどね。


 ボクはカーリさんが落ち着くのを待って改めて自己紹介をした。

 それからボクはゆっくりと言葉を選びながらエリナの死とリーナを保護していることをカーリさんに伝えていった。

 1番はメグミが傷つかないように慎重に慎重にね。


 メグミは何も言わなくなったけどまだボクの白い部屋に篭ってないから大丈夫だと思う。

 話し終わってカーリさんはエリナの死を伝えた辺りから泣き崩れて旦那さんとエドワードさんに宥めて貰っている。途中、ボクを掴み「何でエリナが!」とか「あなたが代わりに死ねば!エリナを返して!」とか錯乱してたけどエドワードさんが直ぐにカーリさんを押さえ付けてくれた。


「ボクが知っていることはこれぐらいですね」

「そうか。エリナのことは残念だが、リーナを守ってくれたことは本当に感謝する。それで私の娘のリーナはどこに居るんだ?」

「連れてきますがカーリさんが落ち着くまで待った方が良くないですか?」

「私なら大丈夫よ!早くリーナを出して!」


 カーリさんの声だけ聞くと全然大丈夫に見えないけど受け答えしてくれた旦那さんの方も構わないと言ったので窓からハウロを飛ばした。

 レイさんにハウロだけが家に戻ったらリーナを冒険者ギルドに連れてきてと頼んであるからリーナが来るまでにもう一つの話をしなきゃね。


「リーナが来るまでに伝えなきゃダメなことがあります」

「何だ?」

「リーナにはエリナが死んだことをすぐに伝えないで欲しいです」


 ボクはリーナがエリナが死んだことを忘れたこと。

 ボクがどうしてもそのことをリーナに伝えず、嘘を付いたことを話した。

 反応は様々だったけど皆納得してくれたと思う。




「まま、ままあ!」

「あぁ、リーナ!リーナ!」


 しばらくして、レイさんに連れられたリーナはカーリさんを見つけるとすぐにカーリさんの胸に飛び込んで泣き出した。

 我が娘を抱き締めるカーリさんももう二度とリーナを手放さないかのように強く強く抱きしめてるように見える。


 ボクらはしばらく家族の時間を与えるために小部屋を離れた。

 リーナ達のことはビットさんとアイシャさんが見てくれるとのことでボクはエドワードさんから話があると言われ違う個室に入った。


「アルフ、君には本当に感謝している。エルフの民として改めて礼がしたい」

「エドワードさん」

「正直、俺は最初はお前がエルフの民に害すると思っていたがビットやアイシャの報告を受けて、お前がリーナを大切にしていることが分かった」

「えっと、エドワードさん?」

「何か困ったことがあったらすぐに言ってくれ。俺が今度はアルフの助けになる!」

「と、とりあえず、口調が変わってませんか?」


 エドワードさんの一人称は「オラァ」では?

 後から訳を聞いたけど正直、ボクは口調を変えただけで効果はないと思うのだけど…

 ただ、レイさんやミイちゃんのことを考えるとエドワードさんと縁が結べたのは良いことかも。

 きっとリーナのことが終わったらメグミは家に帰りたいと思うから。

 むしろリーナが居たから家に帰ることを考えないようにしているように見える。


 その後、エドワードさんとはクランのことや冒険者のことについて雑談しているとアイシャさんから声がかけられた。

 どうやらリーナが泣き疲れて寝てしまったみたい。

 そして、面倒に巻き込まれないようにすぐに街を出たいらしい。

 エドワードさんはエルフの村まで再び護衛として付いていくみたい。


 聞いたらエルフの村まで徒歩で帰るらしく、それを知ったメグミがどうしても冒険者ギルドから馬車を借りて欲しいと言ったのでエドワードさんにリーナの護衛依頼をボクから出すことにした。

 依頼料に更に経費を出すことで冒険者ギルドから馬車を冒険者に貸す事が出来る。

 後、報酬はクランの維持費に充ててと言ったらビットさんやアイシャさんからも感謝された。


 メグミ、リーナに最後の挨拶出来なかったけど良かった?

(えぇ、きっと話したら泣いちゃうからこれで良かったのよ)

 そっか

(それよりあれは忘れず渡してよね)


 メグミから念を押されたのでボクは忘れないうちにカーリさんを呼び止めた。


「カーリさん、最後にこれを」

「何かしら?」

「リーナさんが大好きな保存食です。リーナが目覚めたら食べさせてあげてください。後、こちらはラ・ポーレの爪で作ったペンダントです」

「ラ・ポーレの爪⁉︎」

「あっ、ボクの飼っているウィンドバードの名前です」

「そ、そう。こ、個性的な名前ですね」

「へぇ〜、リーナが付けてくれた名前なんだ」

「そうだったの…育て方間違えたかしら」

「え?」

「いえ、こちらのことよ。そう言えばごめんなさい。あなたのことを勘違いして酷いことを何度も言っちゃったわね」

「いいえ、リーナがそれだけ愛されていることですから」

「ありがとう。

 私としてはリーナの気持ちを応援するけど、リーナが欲しかったら私の旦那を倒しなさいよ」

「ちょ、それって…」

「うふふ、出発するみたいね」


 そう言い残し、街を離れていく馬車を見送りながらボクはメグミと交代した。


 馬車を見送りながらながら食べるキョーカはいつもより少ししょっぱかったわ。

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