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09

 翌日、ワンピースにカーディガンを羽織った、極力地味な服装を選んだ僕は、お祖父様の目を盗んで家を出た。

 今は奥で詰将棋をしていたから大丈夫。


 前も思ったけど、やっぱり近所でこんな格好をして歩くのは恥ずかしい。それにやっぱり危険だ。かといって家から離れて着替えるにも、男物の服を置いておく場所となるとコインロッカーしかない。流石に一着分を持ち歩くのは違和感があるし、毎度毎度大荷物で現れれば不思議がられる危険があった。

 しかもここは住宅街。コインロッカーなんて駅にかない。


 そんな訳で、横着をして出かけた僕だけど、幸いにも知った人には出会わなかった。

 まあ、昔から住んでいたならともかく、つい最近やってきたばかりの僕を知るのは、お祖父様の友達くらいだ。


 あのお屋敷へは、歩いて五十分くらいになる。

 途中繁華街の近くは通るけど、道は基本的に駅から離れた住宅街で、目的地に近づくほど大きな家が多くなる。昔から長距離を歩くのが苦にならない僕は、電車もバスも使わない。学校だって一時間も歩けば辿り着ける。まあ、流石に自転車かバスなんだけど。

 休み明けはのんびり歩いて行くのもいいなぁ、なんて考えていたら、まるで待ち構えていたかのように、黒塗りのリムジンが現れた。ドアが開く。ミホさんだ。


「あら、ツバサさん、偶然ね?」


 異様に硬い口調で言う。

 いつもはこちらの目を見て話す人なのに、視線があさっての方向に飛んでいた。


「偶然ですね……シズクちゃんまで」


 窓のカーテンを開けてこちらを見ていたシズクちゃんが、コクン――と礼をする。僕も礼を返し、改めてミホさんへ。


「なにか、急用でも出来たんですか?」


 今日遊びに行くことは昨日の内に伝えている。前はアズサさんに連絡を任せたけど、今日彼女は来ない。アズサさんから聞いた番号で連絡を取り、直接行くと伝えておいた筈だ。


「い、いえ、本当に、偶然ですよ?」

「お屋敷に行く途中で偶然?」

「えぇそうなんです」

「お屋敷に住んでるシズクちゃんを連れて?」

「っ!?」


 んー、たぶん、ミュウから僕の居場所を聞いて来たんだと思う。アズサさんとの一件があってから、彼女と相談してミュウには開示してはいけない情報を指定してある。何故かこの国の法を大切にするミュウは(武器の所持とか公共物の破損なんかはいいらしいけど)、個人情報は保護されるべきですと主張して納得してくれた。

 だから、僕の家の住所までは分からなかったけど、位置情報までならなんとか丸め込めたんだろう。


 前もってアズサさんから、ミホさんの暴走への注意は受けていたから、僕はすんなり状況を受け入れた。

 けど、バレたんじゃないかとそわそわするミホさんは、普段の落ち着いた彼女とは違って、とっても可愛い同い年の女の子に見えた。


 そんな彼女を見かねてか、運転席のドアが開き、運転手さんが顔を出す。

 あれ……もしかしてあの時の?


「ご歓談中に失礼致します。私は、ミホお嬢様のお世話をさせて頂いております、川村と申します。この度は偶然、御影様をお見かけした為、こうして挨拶に伺わせていただきました。もしよろしければ一緒に、というお嬢様の気持ちを、どうか汲んではいただけないでしょうか?」


 か、かっこいい!

 見事なお髭のおじいさんに、僕は思わず興奮した。

 昔から女っぽいと言われる僕は、おヒゲの似合うおじさんになるのが夢だった。ちょっと年齢が高すぎるのはあるけど、その目標ど真ん中な人間の登場に、言葉も忘れて見入ってしまった。


「意外です……ツバサさんっておじさま趣味なのね」

「え? あ、ごめんなさい。そういう意味じゃないんです」

「ははは、御影さまのようにお美しい方からそのような目で見られるとは、爺もまだまだ捨てたものではありませんな」

「ち、違うんです……」


 ミホさんと川村さんは余程仲がいいのか、一緒になって笑う。

 最初にあった慇懃な態度も、やや軟化していた。


「違うんです……違うのに……」


 結局、顔を真っ赤にされた僕が車に乗り込んで、一行は走りだした。因みに川村さんはやっぱり、あの時に負傷した運転手さんだったそうな。しばらく入院していたけど、今では回復してお世話を再開したのだとか。後遺症も無かったのは本当に良かった。


 音もなく走りだした車内で、まだ僕は顔を赤くしていた。

 笑いの残るミホさんは楽しそうに僕を見ていて、それが一層恥ずかしい。


 つん、と、頬に冷たい感触が触れた。

 そちらを見ると、いつの間にか隣にやってきていたシズクちゃんが、不思議そうに僕を見ている。冷たい感触は、彼女の指先だ。僕よりもずっとずっと小さい指が、頬に触れている。


「熱いの?」

「……ちょっとだけ」

「私の手、冷たいから」


 そう言って彼女は僕の両頬を包む。

 茹で上がっていた頭が、冷たい掌のおかげで冷めていく。

 結果的に見つめ合う形となった僕らは、お互いをぼうっと見つめる。宝石みたいな瞳がとても印象的だ。なんの穢れも持たない純粋。いっそ、鏡のようにも感じられた。顔つきは幼いせいでちょっと丸いけど、長い睫毛や細い鼻筋は、彼女の将来を予想させる。

 きっと、十年もすればとんでもない美人になるだろう。


「どう?」

「うん、ありがとう」


 その手の上に僕は手を重ね、彼女の冷たい手を包み込む。小さな手だから、僕でもそれが出来た。


「御影ツバサの手は温かい」

「シズクちゃんの手は気持ちいいよ」

「そう」


 しばらくして手を離すと、シズクちゃんは僕の隣に居座った。

 対面でミホさんが嬉しそうに笑っていて、カメラを用意させなくっちゃ、なんて言ってる。ごめんなさい、女装姿を記録に残したくないのでやめて下さい。


「ところで、何処に向かっているんですか?」

「折角外で会ったんですから、お屋敷以外がいいかと思いまして。でも私、どういった所で遊べばいいのか分からなくて」


 とりあえず大通りを流しているだけらしい。

 この目立つ車でうろつくのは大丈夫なんだろうか。以前に襲撃を受けているから、相手もマークしていそうなものだけど。


念の為聞いてみると、過信は出来ないけど対策済み、ということらしい。

 僕がそんな話を振ったからか、自然と話題が、そちらに傾いていった。


「そういえばなんですが」

「はい」

「ラビアンローズ、というのが相手の名前ですよね?」

「そうです」

「私達は何のために戦う必要があるんですか?」


 結構前から疑問ではあった。

 主に世界中の財閥が企業グループなんかと手を組んでいるという敵が、ただ力があるだけの僕たちを狙ってくるのはおかしい。どれだけ力があっても、仮に国一つを相手に出来るとしても、ご飯は食べるし睡眠も取る。率先して潰す必要もなく、そのまま勢力を拡大していけば、僕らは打つ手を失うのに。


『その質問へ応えるには、私達、イムアラムールについての説明が必要ですね』


 ミュウだ。

 相変わらず顔も知らない彼女は、いつも唐突に会話へ参加してくる。


「ミュウは、イムアラムールの人なんですか?」

『そうだ、とも言えますし、そうではない、とも言えます』


 微妙な返答だ。けど、ミュウは、回答はこれで十分だと思ったらしく、話を進めた。


『まず、前提からお話しますと、私や、そこの草香シズクは、この地球の人間ではありません』


 思わず隣に座るシズクちゃんを見た。

 彼女は興味なさげに欠伸をしていて、僕の方へもたれてくる。


 この子が、地球の人間じゃない?


「実態は地球人となんら変わらないわ。ただ、地球人から採取したデータと遺伝子から、生み出されたというだけで」


 クローン、という言葉が浮かんだ。

 違う。けど、技術的には似たようなものだ。

 どう見ても同じ人間にしか見えないシズクちゃんの、僕へもたれるその頭を撫でる。ちょっとだけ驚いたようにこちらを見た彼女は、すぐに顔を埋めて眠り始めた。


『イムアラムールの人間は、星の心から漏れ出した、一種の情報生命体が、物質に宿った存在です。つまり、貴方がたが肉体と呼ぶソレは、私達にとっては服と同じ。魂と呼べるものは形を持たず、物質的な干渉では消滅しません』

「でも、魂そのものはあるから、そこを狙った攻撃には弱い?」

「それを可能とするのが、同じくこの星から抽出された力を持つ、魔法少女の力なのよ」


 言われ、はっとする。けど、


「あれ、でもそうなるとスズカさん達は」

「彼女達は同じ人間よ。私達のような生粋の地球人とは異なりますけど」

『既に地球には、イムアラムールの力が浸透しています。力の影響範囲なら、この地球上にはない私達の技術を適用させることが可能です。魔法少女システムはやや特殊ですが、やはり影響範囲にあればより強い力を発揮できます』


「その影響範囲を取り合っているのが、私達の戦い?」


 つまりは陣取りゲームだ。

 敵陣でも戦えるけど、自陣ならより強い力を発揮できる。攻めるに不利で、守るに有利な構造はきっと状況が膠着し易い。


 そんな思考の中、僕は二つの想像に思い至った。


「今まで僕が戦っていたのは、全て――」


『既にこちらの影響力下にあった場所ばかりです。これは、まだ同じく日の浅いアズサも同様ですね』


 僕はミホさんを見て、その表情に陰を感じた。

 やっぱりそうだ。


「……」

『以前はまだ、攻勢に出る余裕がありました。ですが――』

「大丈夫です、ミュウ。まだまだ未熟ですけど、僕とアズサさんが成長すれば、きっと前のように戦える筈です」


 もう一つの答えは要らない。

 戦うとなったとき、僕だってその可能性を感じたんだ。


『是非、その証明を』

「してみせます」


「では、もう一つ。言っておくべきだと思います」


 話が終わったかと思えた時、ミホさんが真剣な表情で言った。

 不意に僕は、乗っている車の走行音を意識した。エンジンの音もほとんど聞こえないけど、道路を走る僅かな摩擦音が耳から離れなくなる。


「魔法少女のドレスという形で抽出された、私達の力。それは、この星の心の一部です。つまり、私達が敗北し、ドレスが消滅するということは、この星に本来存在したモノが消え去るということになります」


 欠落は必ず大きな歪を生む。

 神と呼ばれる程の存在が消えたら、一体どれほどの影響を及ぼすのだろうか。


「私達はその前提で戦い、相手のドレスを破壊することはありません。ですが、ラビアンローズは違う。彼女たちは星の破壊を厭わない。むしろこの星が力を失うことが、彼女たちにとっては好都合なんです」

「邪魔が消えるから、ですか」

「はい。ですがそうやって心を失った星は、生命を育む力を失うんです」

「それは……」


 それでも工業は興せるし、資源も産出出来る。

 でも、食料自給が不可能となった相手の扱いは簡単だ。そういった関係を、ラビアンローズとそれに協力する人達は目指しているんだろう。なにも損ばかりじゃない。何もかもを自前でとこだわっていたら、大きな発展は望めない。切り捨てる部分は切り捨てて、余所から持ってこれるもので充填し、本命へ一気に力を注ぐ。

 ずっと昔から続く発展というのは、いつだって不安定な綱渡りだ。何人もの人がそこから転落しようと、大抵の場合は許容される。


 それこそが、頭の良いやり方であり、正解だというのが通説だ。


 分かりやすいのは、銀行に融資を求めたり、株や投機などで資金を集めたり、というもの。ラビアンローズが取り込んでいるのは、そういった考えに肯定的な中堅層なんだろう。

 でも、

 だからといって、


「……お利口さんには、なりたくありませんね」


 長い沈黙の後に出た僕の言葉を、ミホさんは驚いた様子で受け止めた。それから、嬉しそうに笑う。


「僕は、あのサロンから見える景色が好きです。緑が一杯で、花壇には花があって、大きな桜の木には、きっと、もうじき蝉がミンミン鳴き始めます。そんな光景が見たいです。ずっと」

「私も、お庭が好き」


 起きていたらしいシズクちゃんが、じっと僕を見て言う。

 そういえば彼女は昨日、ずっとあのサロンから庭を眺めていた。もしかしたら、僕が気づかなかっただけで、とても魅力的な生命の息吹を、シズクちゃんは見ていたのかもしれない。


「ツバサさんが仲間になってくれて、本当良かったと思います」


 その日の昼食は、川村さんオススメの大きな泉のある公園で、近くの老舗で作っているお弁当を食べた。シートを敷けば、ちょっとしたピクニック気分だ。

 お上品な食事しか経験の無かったミホさんは終始そわそわしていて、けどとても楽しそうに笑っていた。シズクちゃんは、やっぱりというか、泉の鯉をじっと眺めていた。一度大きく跳ねた水に声を上げて、僕とミホさんがなんだどうしたと構ったら、少しだけ顔を赤くして断固泉を凝視していた。


 のんびりと時間を過ごした。

 ミホさんも、シズクちゃんも、僕だって、元々は口数の多い方じゃない。

 時折言葉を交わしながら、少し離れた場所で見守る川村さんも一緒に、静かな時間の中で。アズサさんと居る賑やかな時間も好きだけど、こういう空気も悪くない。


   ※  ※  ※


 それから陽が落ちる前に、僕らは解散した。

 買い物をしたいからと繁華街の前で降ろしてもらった僕は、皆を見送った後、そそくさと裏道に駆け込んだ。いや、買い物をしたかったのは確かだし、あまりに自然な感じで居たからつい行きそうになったんだけど、僕は今女装をしている。

 周辺のスーパーにはちょくちょく顔を出してるから、誰かの記憶に残っているかもしれない。

 一度家に戻ってからまた、とも考えたけど、それだと夕飯に間に合わないだろう。お昼は用意しておいたんだけど、夕飯は一から準備しないとだ。

 残り物でなんとかしようかなぁ、と頭の中でレシピを考えていた時だ。


 急に首飾りが黒い光を放ち、次の瞬間には、僕はドレスを纏っていた。


 理由を考えるまでもなく、意図を悟った。

 右手の黒剣を薙ぎ、飛来した鉄球を受け止める。


「ミュウっ、状況を!」


 返事が無い。

 いつもならすぐに応えてくれる彼女が。


「っ……受け止めきれない! っだあ!」


 逸し、空いた隙間へ飛び込んでいくことで難を逃れた僕は、周囲へ目を配りながら一気に駆け抜けた。

 攻撃を受けたのは狭い街路。周辺を破壊しながらでも攻撃できるあの鉄球を相手に、狭い場所での戦いは不利だ。たぶん、その筈だ。僕は必死になって頭を動かして、自分が正解だと思える行動を取ることで平静を保った。


 未知の敵。

 繋がらない連絡。


 今までには無かった状況で、きっと僕は動揺している。

 ミュウとの会話が無いのは大きな不安だった。そこから考え出される可能性もそうだけど、仲間と連絡も取れず、たった一人で戦うというのは、僕にとって始めての経験だ。


 体力的に何の問題も無い筈なのに、呼吸がすっかり乱れ、肩が大きく上下している。

 首の後ろがやけに強張って痛いくらいだった。


 いつの間にか周囲が薄暗い。

 陽が落ち始めているのに気付けなかった。

 暗闇の中なら、僕のドレスは溶けこんでいける。有利に……違う、何を馬鹿なこと考えてるんだ。田舎道ならともかく、こんな住宅街で街灯の無い場所なんてそうそう見つからない。今僕が向かってる公園だって、幾つもの明かりがあるんだ。


「ミュウ……!」


 縋るような思いで声を掛ける。

 まるで、それが通じれば何もかも解決するかのように僕は考えていた。それに気付いた瞬間、僕は手にしていた黒剣を地面へ突き立てた。


「しっかりしろ御影ツバサ! お前は男だろ!」


 両頬を叩き、その手を強く握る。

 震えはある。けど、力を込めればマシになる。

 今はそれだけで十分だ。


「都合のいい理由に飛びついて逃げるな……今必要なのは有利じゃない……!」


 僕は何をしようとしていた。

 ほんの一時間も前に、それを感じていた筈じゃないか。

 緑豊かなこの地球を守りたい。そんなことを考えていたくせに、守るべき場所を戦場にするつもりだったのか。


 不合理でもいい。

 愚かは当然だ。


 でも、絶対に必要なものが手に入った。


 剣の柄に手を。


「逃げるのは終わりです。姿を見せて下さい!」


「覚悟は決まったようだな」


 まるで待っていたかのような言葉。


「兎狩りは趣味じゃない。望むのは戦闘、覚悟のある者同士が集う裁定の場だ」


 街灯の奥からゆっくりと姿を表したのは、シズクちゃんとそう変わらない小柄な少女。でも、柔らかな表情のシズクちゃんとは違って、彼女の顔つきは硬く、鋭い。


 纏うドレスは白。

 肌の露出が多く、華やかさよりも動き易さを追求したフォルムだ。同じく真っ白な髪の奥、真紅の瞳が薄闇の中で浮かび上がる。


 小さな背丈で肩に乗せている大きな錫杖があまりにも不釣り合いだった。人の頭が三つは入りそうな鉄球に、棒の長さは三メートルを超える。メイス、いや、最初の攻撃では、鉄球が単体で飛んできていた。

 鎖で繋がれた鉄球を振り回す、モーニングスターと呼ばれる武器だ。


「名を聞こう」

「内緒です」


 ノリノリで言ってきたけど僕が教える筈もない。だって、名前知られたら調べられるかもしれないじゃない。


「あくまでも影で居るつもりなのかな。まあいいだろう。私の名は、淡雪カナ。戦う前に言って起きたかったんだが」


 手を伸ばし、こちらへ差し伸べる。


「こちらに付かないか?」





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