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異世界行商譚  作者: あさ
拾い者の行く先
48/90

貿易都市カクス

 数日後、優斗達は目的の都市へと到着する。


 貿易都市カクスは、主に帝国へ品物を輸出する事を目的として作られた港町だ。


 ルナール公国の首都であるルナールを通る川の河口に作られたカクスは、首都に集まった品々を川を通じて運び込み、そこから更に海路で帝国へと運ぶ事が出来る。

 もちろん、帝国由来の品も集まってくる為、それらは船と共に首都へ運ぶ必要があり、その為の立派な街道が川沿いには通っている。


 それらの機能は、カクスの川を挟んで北側に存在する。逆に南側には漁港を中心とした漁師の街がある。


「大きな街ですね」

「今まで見た中で、一番大きいかも」

「アロエナよりも大きそうです」

 市壁が無い為、優斗達は荷馬車を止める事無く宿探しを開始する。


 実際のところ、カクスは公国内ではアロエナに次ぐ規模の都市だ。

 ただし、それは北側の都市部分の話であり、川を挟んで南側の街は含まない。アロエナと違って市壁が無い事から、都市の外に住みながらその恩恵を得る事が出来るので、ごく近距離に街が出来た、と言うのが公国の公式な見解であり、税や自治、警備は名目上では別々だ。


 故に、正確に言えば南側の漁師街はカクスではないのだが、ほとんどの人間はそれを知らず、どちらもカクスと呼んでいるし、カクスだと思っている。


「んー。どの辺に宿を取るべきか」

「色町の近くはどうですか?」

「高い、怖い」

「誰が怖いのか、是非教えて下さい」

 軽口を交わし合いながらも、2人はこの街で果たすべき目的と、その為に便利な位置を考え始める。


「酒場の多いところがいいんじゃないでしょうか」

「治安悪そうじゃない?」

「人探しは捗ると思います」

「別に聞いて回る訳じゃないし」

「そうすると、商会付近ですか?」

「そっちだって何度も足を運ばないと思う、と言うか行くなら荷馬車でだし。むしろ、職人街とかあるかな」

 優斗の意図を、フレイはほぼ寸分違わず理解すると、辺りを見渡し始める。


 何かを見つけたらしいフレイに手で制され、優斗は後続車がいない事を確認してから荷馬車を止める。


「場所を聞いてきます」

「はいはい」

 優斗は銅貨を数枚取り出すと、差し出されたフレイの手に握らせる。


 露店の商品を買うと共に、街の事を聞く。

 それはよくある光景で、最低限の事を聞き出すのならば男性の、どうでも良い事を含んででも色々知りたいのなら暇そうな女性の店員に声をかけるのが常だ。


「戻りました」

「どうだった?」

「ルナール経由で蜂蜜飴がやってきて、人気商品になっているそうです」

「いや、宿」

 余計な、しかし重要で少し悔しい情報に、優斗は複雑な表情を浮かべる。


 焦らず、欲を張らず、堅実に売り出していれば、優斗は今以上の資産を得て、上手く行けば店を持ち、どこかに定住していた事だろう。

 その事に少なからず未練はあったが、振り切る様に、今は宿を探すべきだと切り替えると、優斗は大げさにため息を吐いて、先ほど買った果実を齧るフレイに視線を向ける。


「もう少し東の川沿いに、服飾関係の職人さんが多く集まる一角があるそうです」

「もしかして、行き過ぎた?」

「いえ、その付近には宿があまり無いそうなので、ここから川の近くまで行って、川沿いを西へ向った場所が最寄だそうです」

「確かに、言われて見れば職人街の近くに宿は少なそうだ」


 職人が作った物を買うならば、商会へ行く必要がある。誰もが職人から直接買う様になると、商会の仕事が無くなってしまう為、それを防ぐためにこの街の商会にはそういった行為をした職人からは購入しないと言う規約が存在する。そうなるとよほど運が良くない限り、その職人は破産する事になる。


「で、宿の希望は?」

「おいしい魚料理を出す宿があるそうです」

「そう。

 じゃあ、案内お願い」


 優斗はフレイの抱える果実を1つ奪い取ってから、フレイの指示に従い、馬を進めていく。

 先ほどよりも少し細い道を行き、幾つかの宿を見送りって到着したのは、街の中心部や繁華街にある一流所と比べればかなり見劣りするものの、それなりに良い宿だった。


 多少、立地条件の悪さを感じながらも、優斗はそれを指摘する事をしなかった。


「すいませーん」

「いらっしゃいませー」

「部屋、空いてますか?」

 荷馬車を降り、宿の扉を開けると、宿の人らしい若い女性の出迎えを受ける。


 優斗は扉を大きく開け放し、外にある荷馬車を示しながら、言葉を続ける。


「どこに停めればいいですか?」

「荷馬車? 商人さんが来るなんて珍しいわ。うちは別料金だけどかまわないでしょうか?」

 女性の言葉から、優斗はここが何時もの商人向けの宿とは違う場所だと言う事を理解する。


 納屋、もしくは厩の使用が別料金である宿で、商人の利用が珍しく、魚料理が美味しいと評判。

 以上の事柄から、優斗はここを、商人向けの安宿などではなく、裕福な旅人や観光客向けの宿であると判断する。


「連れが1人居るんですが、いくらですか?」

「1部屋ですか? それとも2部屋の方が?」

「安い方で」

 優斗の即答に、女性が苦笑する。


「2人部屋、朝夕食事に魚料理にぴったりなお酒も1瓶おまけして、銀貨2枚半でどうかしら?」

「2枚半、ですか」

「もちろん、納屋の使用料も、馬の餌代も込みです。他に必要な物があれば、そちらも出来る限り対応しますよ」

 女性の提示した価格は、行商人が使う安宿とは比べるべくもないが、このレベルの宿としては、多少安い部類に入る。


 優斗は安さの理由を、行商人にサービスしておけば、上手く行けばここに向かう人に宣伝して貰えるかも知れないと言う事と、旅の話、主に男女のソレを聞きたいのだと予想する。

 その予想ははずれておらず、彼女の目は好奇心を隠しきれていない。


「7泊分、先払いしますので、15枚でどうですか?」

「7泊ですか!?」

「ちょっと長引きそうなもので」

 優斗が何が長引くのかはっきりと告げなかった事には理由がある。


 そして女性は優斗の意図通り、それが商売に関する事だと予想した。故に、ここで良い印象を与えて置けば、長引いた時には宿泊の延長を勧められるし、短い場合でも、先払いならば損にはならない、と考える。


「2人部屋の中でも、一番日当たりの良い場所を用意させますね」

「それも魅力的なお話ですが、私は商人ですので、どちらかと言えば静かな部屋がいいですね」

 この宿の売りである魚料理を出す食堂は、日当たりの良い場所に面している。


 そして2階建てのこの宿でもっとも日当たりの良い部屋は、その真上である事は間違いない。食事がメインとは言え、酒を出す場が賑やかである事も。


「では、そうですね」

 まだ20代の女性は、この宿自慢の料理を作る旦那と共にこの宿を切り盛りしている。


 若夫婦が、中心街から外れているとは言えこんな立派な宿を構えるまでには苦労の連続だった。そしてそれは今も借金と言う形で続いている。2人居る従業員にも給金を払わなければならない。だからこそ、値切られる事なく、しかし7泊すると言う上客を逃さない為にはどうすべきか、彼女は必死に頭を働かせる。


「連泊でしたら、昼食も準備させて頂きますね」

「食事、特に昼食は外で摂る事が多くなると思いますので。あぁ、材料の準備とかありますよね。不要な場合は何時までに伝えれば大丈夫ですか?」

「それは主人に確認して、後でお伝えしますね」

「お願いします」


 優斗が言外に、食事が不要でもあの値段だと告げている事に気付いた女性が、その頻度が多いならばこの値段でも、と思い始めた頃、1人の男が現れる。


「朝食と昼食は前日の夕食前に、夕食は昼までに教えてくれればいい」

「わかりました」

 唐突に割り込んで来た男性――厨房を取り仕切るこの宿の若旦那は、優斗よりも背が高く、体格も良い。


 彼は少し顔を顰めると、妻である女性を一瞥し、その後少しだけ表情を緩めて優斗の顔を見る。


「お客さん、この宿は俺と女房がうまい飯をゆっくりと楽しんで貰いたくて作った宿だ。出来るだけ、食って行って欲しい」

「そうですか。それは失礼しました」

 つい商談モードに入っていた優斗は、彼の言葉に少し反省する。


 値切る事は、悪い事ではない。

 とは言え、7日間も世話になる予定なのだから、引き際は重要だと言う事は優斗も理解しており、実際に無茶をする気はなかった。しかし、ここに来てから何でもありな商談を繰り返して来た癖で、引き合いに出すモノを間違えた。出してはいけないと言う程ではないが、あくまで優斗の心情的に、だ。


「美味しいと評判の料理、期待していますので」

「おう。朝早いなら、言ってくれ。それなりの物を準備する」

「ありがとうございます。

 ですが、昼食はどうしても出先で頂く事が多いと思います」


 宿の立地条件の悪さを自覚している男は、それには何も言わずに頷く。

 その反応にほっとした優斗は、女性の方に視線を戻しながら、落としどころについて再度頭を巡らせる。


「ところで女将さん、腕の良い服飾職人の伝手とかありませんか?」

「服飾職人、ですか?」

「服を特注したいのですが、生憎この街に来るのは初めてでして」

「すいません。お力になれそうにないです」

 その返答に「そうですか」と返しながら、優斗はまた別案を考える。


 優斗はここの女将であると判明した女性の考えを、安く仕入れた品、もしくは元手のかからない手間を売るサービスを付ける事で価格を維持したいのだと考える。

 それに沿い、かつ後はもう少しだけ条件を引き出す事を今回の妥協点と定めた優斗は、時間稼ぎも兼ねて荷馬車で待機するフレイに声をかける。


「ここに連泊でかまわない?」

「はい」

「本当に?」

 優斗が時間を稼ぐ為に重ねた質問から、フレイは状況の一部を把握する。


 それを受けたフレイが、少し考えた素振りを見せている間にも、優斗は思考を止める事なく、その姿を見つめる。


「強いて言うなら、洗濯用品の貸し出しがあるとありがたいです」

「だ、そうですけど、洗濯用品の貸し出しとか、出来ますか」

「もちろんです!」

 洗濯用品とは、洗剤やたらい等の洗濯用品に加え、井戸や川の水の使用権も含まれる。


 行商人は普通、洗濯用品を持ち歩かない。私物が増えて積荷が減り、それが利益減に直結する事を考えれば、多少の汚れは気にせず、大きな汚れは川や湖等で水洗いするくらいで十分だ。たらいに関しても、水を汲むだけなら鍋を使えば良い。


 もちろんそれは商人としての感覚であり、年頃の乙女であるフレイは、常に身だしなみをきちんと整えたいと思っている。故に、洗濯が出来ない間に大きく汚してしまった場合、その部分を見せない様に工夫――ケープを重ねたり、リボンを巻いたり――していた。


「あぁ、それと、氷って手に入りますか?」

「大丈夫です。けど、何にお使いですか?」

 女将が問い返したのは、興味本位等ではなく、使用目的によって手に入れる氷の質、すなわち値段が違うからだ。


 優斗はそんな女将の意図など気づいた様子もなく、反射的に答える。


「飲み物を冷やそうかと」

「それなら、厨房で冷やしておこう。何が良い?」

「では、ワインと果実酒を。

 ちなみに、食べられる氷はありますか?」


 優斗の言葉に、宿の主人が一拍空け、考え始める。

 この宿には、いわゆる氷冷蔵庫が置かれている。これは珍しい事で、普通は貴族か大商人でもなければ、毎日氷を買い続ける事は難しい。


「暇な時で良ければ、作ろう」

「あぁ、大将のギフトは氷雪でしたか」

 彼が若くして自分の宿を構える事が出来た理由の1つは、そこに起因する。


 彼はかなり強いギフトの持ち主で、それで生活には困らない程だ。

 そう言う人物は事業に失敗しても潰しが効く上に、奴隷にすればかなりの高価格が見込める。故に、己を担保にかなりの額を借り受ける事が可能だ。


「……大将?」

「あぁ、すいません。えっと、何とお呼びすれば?」

「それでいい」

 大将はそう答えると、どこか楽しそうに口元を歪める。


 一方優斗は、厨房を取り仕切る人間が暇になるのは、実際何時、どのくらいの時間なのかを考えていた。


「例えばですが、買い出しの際に荷馬車があれば、時間を短縮出来たりしますか?」

「買い出しの見習いが喜ぶだけだな」

「その分、厨房を手伝わせればどうでしょう?」

「そうだな。メニュー次第じゃ、ひたすら皮むきでもさせれば少しは手が空くな」

「ちょっと氷を使った食べ物を試作してみたいので、お時間を頂きたいんです」

 そう言って、優斗は銀貨を1枚ずつカウンターへ乗せていく。


 大将と女将が見守る中、10枚、11枚目まで置くと、次を手の中で弄びながら、口を開く。


「製法を隠す気はありませんので、良いところがあれば真似てかまいません」

「異国の料理か」

 優斗の髪と肌に視線が突き刺さる。


 優斗はそれを極力気にしない様にしながら、手の中の一枚と、更にもう1枚、カウンターに積み上げる。


「料理、と言う感じではないですけどね」

「そうか」

「興味がおありでしたら、故郷の料理を幾つか紹介しますよ?」

 大将の目が見開かれ、優斗と視線が合う。


 優斗はにっこりと笑みを返しながら、更に3枚の銀貨を順に並べていく。


「今回の滞在では、待ち時間が多くなりそうですし」

「そうか。なら、うちにある材料を提供しよう。

 もちろん、営業に差し支えない範囲で、になるが」


 その言葉と同時に、優斗は最後の一枚を乗せ、今まで話していた大将から、視線を女将に戻す。


「その条件で7泊8日を公国銀貨17枚でどうですか?」

「はい、よろこんで」

 こうして優斗達は、ここを当面の寝床に決めたのだった。



 部屋に荷物を運びこんだ優斗は、まずはキャリー商会に向かう事に決め、宿を出る。

 フレイは洗濯用品を早速準備されてしまい、私も手伝うから、むしろ私がやっておくからと妙に意気込んでいる女将さんを無視して出かけるのも悪いかなと言う事になり、現在洗濯中だ。


 この街は大きく、主要な交易路であるので、当然奴隷管理局が存在する。奴隷商であるキャリー商会もまた然り。

 優斗は、奴隷商と言う相手と親交がある事に抵抗が無い訳ではないが、最近ではその商売を否定する事自体にも疑問を感じ始めていた。


 奴隷が酷い扱いを受けている事。首輪を付けて家畜扱いを受けている事。そして自分がフレイを所有している事も含め、それらに対し、優斗は基本的に否定的だった。

 しかし、旅を続け、色々な話を聞き、経験を積んだ。


 例えば、北方のある地域では、まともに食糧が取れない為、糧を得る為に子を産んで売る。そうしなければ、全員が飢えて死ぬからだ。


 例えば、凶作で食糧が無く、その購入資金を捻出する為に、村人が売られていく。もしくは、疫病が蔓延した為、薬を買う為に。


 奴隷商が居るから、そう言った商売があるからこそ、生き延びる事が出来ている人々に、それは良くない事だから止めろと言うのは、死ね、と言う事と同義だ。



 キャリー商会カクス支店までまだ優斗の情報が届いていない事を確認した後、優斗は女性店員に胡散臭そうに見つめられながら商会を後にし、幾つかの果実や蜂蜜等の食糧と飲み物を少しだけ買うと宿へと戻る。


「あ、おかえりなさい」

「ただいま。手伝おうか?」

「いえ。むしろ見ないでください」

 優斗がノックをせずに入った部屋では、フレイが洗濯物を干している。


 全自動でない洗濯にはとても時間がかかる事を学んでいた優斗は、無人だと思っていた部屋にフレイが居た事に驚きながらも表情には出さず、あえてフレイの作業を見続ける。


「……なんで見てるんですか?」

「むしろ、なんでこっち向いてないのに見てるのが判るのか不思議なんだけど」

「気づかない訳がありません」

「そうかな?」

「女は、いやらしい視線には敏感なんですよ、ご主人様?」

 部屋の隅に貼ったロープに、白い布に見える物がかけられていく。


 フレイは口を動かしながらも手際よく、白い布をかけたロープの手前に外套をひっかける。

 優斗にとって、フレイが宿で洗濯を終えた後で良く見る光景が現れ、その奥にかけられた白い布が見えなくなった事に気付いた優斗は、ようやくフレイの言葉の真意に気付く。


「あー、もしかしなくても、何時も隠してた?」

「……知っていて近づかなかった訳じゃないんですね」

 フレイが、はぁ、とため息を吐く。


 フレイが隠した白い布の正体。それは、彼女の下着だ。

 優斗は未だにドロワーズを下着だと瞬時に判断出来ない。慣れるほどお目にかかる事がないと言う事もあるが、それ以上に本人が心のどこかであれを下着だと認めていないからと言う理由も存在する。


「覗かないでくださいよ?」

「そんな趣味はないって」

「干すところをじろじろと見られました」

「いや、それは」

 それに続く言葉を、優斗は口にする事を躊躇する。


 原因は照れ。口にしなかった言葉は「家事をしてるフレイの後ろ姿が可愛かったから」だ。


「それはそれとして、明日の予定だけど」

「話を逸らしましたね」

「海沿いの商会に行こうと思う」

「やはり疾しい事を考えていたんですね?」

「かまわない?」

「もちろんです。私は奴隷ですから、ご主人様のご要望には何でも従います」

 フレイが微笑を浮かべ、それを見た優斗は苦笑する。


 負けた気がした優斗は、こんな風に無理やりでなく、もっとスマートに話題を逸らせるように考えよう。その日、評判通りに美味な魚料理を前に、そんな事を考えた。


 美味しい料理に冷えた果実酒を頂いた2人は、満腹感と疲労感、そして少しの酔いによってあっさりとベッドに吸い込まれ、夢の中へと誘われた。

ひさしぶりに大きな都市に到着しました。


この街では、何が彼らを待ち受けているのでしょうか。

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