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異世界行商譚  作者: あさ
黒髪の少女
26/90

逃亡者

 森の入り口に差し掛かると、後ろから声をかけられた。


「ユート兄ちゃん」

 声に振り返ると、そこにはトーラスとフレイが居た。


 フレイが居た事は少々予想外だったが、むしろ説明の手間が省けた、と優斗は顎を引き、2人を見据える。


「俺とフレイはターキンさんが言ったようにここから山へ逃げる」

「ちょっと待って!」

 トーラスの叫ぶような静止に、優斗は少し焦りながらどうしたのかと尋ねる。


「ここからは止めた方がいいよ。森を抜けてから山登りじゃ時間かかりすぎるし、ここの森は野生の獣が多いし」

 ターキンがカダル方面から山に入れと言った理由はそれか。


 急がなければならない。だが、焦りは禁物だ。優斗はそう自分に戒め、深呼吸をする。


「悪い、トーラス。じゃあ、とりあえず馬で逃げる。トーラスはどうする?」

「どうするって。一緒に行くに決まってるだろ!」

 クシャーナも居るし当然か、と思いながらフレイに目配せする。


 急いで準備しろ、と言う優斗の視線を受け、彼女は森の奥へ走り去っていく。クシャーナを迎えに行ったんだろうな、と思いながら、トーラスに視線を向ける。


 ここ数日、世話になりっぱなしのトーラス。アイツに似たクシャーナ。しかもどちらもまだ10歳の子供。そんな2人を積極的に見捨てて行くと言う行為は、優斗には難しい。足手まといであろうと、結局連れて行くしかない。


「荷馬車はそのままで怪しまれないか?」

「怪しいかも」

 荷馬車から荷物を引っ張り出しながら相談した結果、車輪を壊して事故を偽装して置く事に決め、すぐに実行する。


 捨てて行く物、持って行く物を大雑把に餞別し、全てを各自に振り分けるのに十分以上、それを鞄に詰め込むのに更に時間を使ってしまう。


「ユート兄ちゃん」

「ん?」

「鞍なしで馬、乗れる?」

「……自信はない」

 馬に乗れるようにはなったが、鞍なしで乗った経験はない優斗は、新たな問題に焦りが増していく。


 焦るな、と思えば思うほど焦る心を落ち着けるようとするが、上手くいかない。


「俺は乗れるけど……」

 そう行ったトーラスが、ちらりとクシャーナの方を見る。


 その視線が何を意味するのか、優斗には判らなかった。


「では、私がトーラス君と一緒ですね」

「それでいい、ユート兄ちゃん?」

 それで何が解決するのか理解出来ないが、それが最善ならば仕方がないと結論した優斗は、今は時間が惜しいので聞き返す事無く首肯し、馬に跨る。すぐに持ち上げられたクシャーナをフレイから受け取ると、自分の前に座らせる。


「兄ちゃん、これ」

「ん? あぁ、そうだな」

 優斗は渡された麻布を受け取り、自分の背中に回す。それをクシャーナの胸元で合わせ、落ちない様にしっかりと結んでいく。


 クシャーナは優斗が胸元に手を伸ばした瞬間、ぴくりと反応したが、それ以外はされるがままだった。


「じゃあ、行くぞ!」

「はい」

「うん!」

 荷馬車に残した商品に少しだけ後ろ髪を引かれながら、優斗は手綱をひいた。



 出発して1時間、カダル方面に入った優斗達は、山沿いの道で馬を止めた。


 トーラスが馬から降りたのを確認すると、きっとここから山に入るつもりなのだろう、と判断した優斗は、同じく下馬しようと麻布を解く。


「信じます」

 一瞬、誰がしゃべったのか判らなかった。


 馬の横では、フレイが呆けている優斗を不思議そうに見つめている。両腕をかかげて居るので、クシャーナを降ろせと言う事なんだろう。そう判断した頭が、自然な流れで彼女を手渡す。


「ありがとうございます、フレイさん」

「へ? あ、はい、クシャーナ様」

 フレイがたじろぐ姿を数えるほどしか見た事のない優斗はそれに驚き、それ以上にクシャーナの反応に驚いた。


 優斗の記憶では、クシャーナは基本的にフレイに話しかけない。ルエインも同じだったので、基本的に貴族は奴隷を無視するものだと優斗は思っていた。


「ところでフレイさん」

「なんでしょうか」

「優斗様とは、その、いわゆる男女の仲なのでしょうか?」

 自分も馬から降りようとしていたところにその言葉が耳に入り、優斗は横向きに落下した。


 痛い、と思いながら顔を上げると、こちらを向いているフレイのスカートが揺れ、白い膝がちらりと見えた。


「残念ながら、違います」

「本当なんですね。意外です」

 確かに1か月もの間、同じ部屋で暮らしていた男女がそういう関係でないのは不自然かもしれない。


 優斗はそう考えながらも、でもなんでそれを10歳児に指摘されなきゃならないんだ、と心の中で絶叫した。


「フレイさんでダメなら、私なんてもっと無理ですね」

「幼女趣味の可能性もありますし、試してみては?」

「コラ、余計な事吹き込むな」

 そして馬を繋いでくれた上、今も火の準備をしてくれているトーラスの様に働け。


 何もしていない自分を棚に上げてそう思った優斗は、これ以上2人に話をさせるのは危険だと、急いで立ち上がり、間に割って入る。


「フレイ、食事の準備して。クーナ、そんだけ元気ならトーラスにお礼の1つも言って来い」

「それなら、まず優斗様にお伝えしなければいけませんね。ありがとうございます」

「俺は何もしてないぞ」

「ならば、彼は役目を果たしているだけです」

 もちろんお礼は言いますけどね、と言ってクシャーナは微笑んだ。


 よく判らないが完全復活だな、と思いながら自分も何か手伝おうと、優斗は背負い袋を降ろしながらトーラスに近づく。


「何か手伝う」

「じゃあ、燃やすもの拾ってきて」

 最年長者であるにも関わらず、サバイバル能力は最下層レベルの優斗に文句などあるはずもなく、トーラスの指示通り乾いた木を探す事になった。



 夜の山歩きは危険だ。体力が低下している時ならば、なおさら。

 話し合った結果、そう結論した一行は、少し山に入った場所で野宿をする事になった。


 まず火の番をする事になったトーラスは、遠くに見える灯りをじっと見ていた。


「ユート兄ちゃん、あれやっぱり」

「可能性は高いな」

 誰か来た、と交代の時間より早く起こされた優斗は、起こした本人であるトーラスと共にその光景を見つめていた。


 追手が来た。そう判断せざるを得ない状況だ。灯りの数から十人以上はいる、とはトーラスの弁だ。


「山に逃げ込むか?」

「馬を残すと、山狩りされるかも」

「隠すのも連れて行くのも難しいか」

 一先ずフレイだけを起こそう。そう決めた優斗が振り返ると、そこには既に起き出した2人の姿があった。


「ご主人様、何か思いついているんですよね?」

「いや、まぁ、一応」

 なるべく使いたくない手だが、優斗は1つ案を思い浮べていた。


 眠そうに目をこするクシャーナ以外の視線が集まる。気が乗らない提案なのだが、最悪の場合は実行せざるを得ない、と口にだけは出す事にした。


「単なる消去法になるけど、俺とクーナが見られたらマズくて、馬は二頭。となると、トーラスとフレイが出向いてここでやり過ごすしかない。俺たちはその間、山の中へ隠れる」

「いいと思います」

「それしかないかな」

「俺は反対」

 提案者に反対され、2人が驚く。


「相手がまともとは限らないからな」

 怪しい場所で野宿している2人に、何か適当な理由をつけてからんで来る可能性がある。


 主にフレイの心配をしながら、優斗は次点の策を考え始めるが、良い案は浮かんでこない。


「じゃあ、俺が偵察に行って、大丈夫そうならフレイ姉ちゃんだけ呼ぶ、ってのはどう?」

「ダメだったら?」

「大声で叫ぶから、先に逃げて」

「お前の危険度が高すぎる」

「お嬢様を守る騎士なら、このくらい当然だって」

 やる気満々のトーラス。代案もない優斗は、偵察に行くにしてももっと安全に出来ないか、と考え、今すぐにでも飛び出していきそうなトーラスを足止めする意味も込め、思いつくいままに言葉を紡いで行く。


「叫んで知らせると仲間がいる、逃げたと判断されるから、他の方法が良い」

「たとえば?」

「とりあえず、従順にしながら女を連れている事を伝えて、隠れさせているから呼ぶ、と言う」

「そっか。叫ぶ前に口封じされないようにだね」

「違う。叫んだ後も安全を確保すべきだ」

「どうやって?」

「叫ぶ以外の方法を使うか、叫ぶ内容を不自然でないものにする」

 少しでも危険を減らす為に、ひたすら思考する。


 トーラスが行ってしまえば、優斗は安全な場所に居るしかない。ならば今しか役に立てる時間はない、と必死に考える。


「名前を幾つか準備しておく。

 例えば、ニールと叫んだら相手が危険だから3人で逃げる。ミールと叫んだらトーラスが戻ってくるのを待つ。フレイだけ呼ぶ時はフレイでいいかな」

「おー、さすがユート兄ちゃん。それ、いいじゃん」

 これでもトーラスが危険な事に変わりはない。


 もう少し案を練りたいが、時間がない。そう判断した優斗は、仕方なくそれでゴーサインを出した。


「じゃあ、行ってくる」

 鞍のついた馬に乗り、トーラスが灯りの方へ消えていく。


「じゃあ、俺たちも準備だな」

「はい、ご主人様」

「はい、ご主人様」

 連なった言葉に、優斗は驚いて振り返る。


 その先には、ぺろり、と舌を出したクシャーナと、ジト目で睨むフレイが居た。


「あほな事やってないで、行くぞ」

 優斗は返事を待たず、準備を始める。


 火を消し、馬を少しだけ奥に繋ぎ直す。各自荷物は背負っており、逃げる準備は万端だ。トーラスの荷物は、彼が身軽になれるよう、手分けして持っている。


 暗闇の中で待つ事数十分、火がすぐ近くまで来た、と言うフレイの報告に続いて、トーラスが彼女を呼ぶ声が聞こえる。


「では、行ってきます」

「気を付けて。危なかったらすぐに逃げる事」

「かしこまりました」

 預かっていたトーラスの荷物を渡す。


 音を立てる事すら恐ろしい状況に、優斗とクシャーナはまったく口を動かさず、その場に待機し続けた。


「ご主人様」

 おかえり、と口だけを動かし、戻ってきたフレイに呼びかける。


 フレイが行ってから、1時間以上。そういう種のものではなくとも騒ぐ声が聞こえていたので、優斗は気が気でなかった。


「抜けて来て大丈夫?」

「見張りの人以外は眠りました。出てくる時に手洗いに行くと伝えてきましたので、着いてくる様な無粋な人は殴り倒せばいいと思います」

 それに、トーラスくんに見張りを頼んでますから、と言いながら、フレイは優斗が返答する暇もなく言葉を続ける。


「北から、クシャーナ様を探しに来たそうです。道中に荷馬車を見たらしく、持ち主だと告げたら、そこまで行って修理してくれるそうです」

 嘘ばかりで騙すのは難しいから、真実を混ぜて話せ。


 優斗のアドバイス通り、荷馬車が壊れ、逃げる為に仕方なく馬だけでここまで来たと説明したのだろう。その結果がこの状況と言う訳だ。


「数人を残してカダルへ向かって行きました。向こうへ着いたら関の兵と交代して巡回するそうです」

「マズいなぁ」

 最初の判断を失敗した、と優斗は悔やむ事になった。


 見られたからには、馬を捨てて山に入れば怪しまれる。馬を預けに行ってもらい、街道沿いに潜んで合流しようにも、時間がたてば巡回が始まる。


 もう今すぐに4人で山に入るべきか。優斗はそう考えながら、クシャーナに視線を向ける。


「子供の足で逃げ切れる相手じゃないかな」

「そうですね」

 現状、有効な案は1つだけあるが、実行するには問題がある。


 優斗の案はこうだ。


 合流地点を決め、2手に別れる。

 片方はフレイとトーラス。荷馬車を回収したらカダルに入り、山へ向かう。もう一方は優斗とクシャーナ。人目を忍んで山を登り、カダル領へと入る。


 この案は問題点が多い。まず、合流地点を決める為の地図と土地勘がない事。携帯もGPSもないこの世界で、おおざっぱな地点情報だけで合流すると言うのは、難しい。


 次に、優斗とクシャーナには山を登るスキルがない事。途中で迷うか、力尽きる可能性がかなり高い。


 あの集団がどの程度信用できるのかが未知数である事も、懸念の1つだ。


「何か良い案がおありですか?」

「ない。いや、あるけど成功率が低すぎて案と言えるか微妙」

 概要を説明すると、フレイは少し考えてから、真顔になる。


「低い可能性にかけるか、クシャーナ様を差し出すか、どちらかですね」

 その言葉に、優斗の心臓が大きく跳ねる。


 クシャーナを差し出す場合、その役目は優斗以外、すなわちフレイかトーラスが行う事になる。トーラスは確実にやらない。フレイは命令すればやるだろう。


 仮にフレイに命じたとしても、トーラスにより優斗の存在が告発される危険もあるので、良い手ではない。


「差し出す気はないのでしょう?」

 様々な理屈を考えながらも、完全に無かった訳ではない優斗は、すぐには頷けなかった。


 後ろでクシャーナがびくりとしたのが判るが、今はフレイの言葉に耳を傾ける事を優先する。


「やっぱりご主人様は変な人ですね」

「今はふざけてる場合じゃ――」

「こんな事に巻き込まれた原因の一端だと思っているのに、助けられるなら助けたいと思ってますね。

 いえ、この場合、見捨てたくない、と言う方が正しいのでしょうか」

 言葉を遮られた優斗は、続く言葉に絶句する。


「気に入った、と言うよりは、誰かに似ているのでしょうか」

「似ている?」

 背後から聞こえる呟きにまで気を配る余裕は、優斗には存在しない。


「ケンジ、と言う方か、ユミ、と言う方でしょうか」

 何故その名前を。


 そう叫びそうになった優斗は、状況を思い出し、慌てて口を押える。


「反応から察するに、ユミさんの方でしょうか。ちなみに、寝言で聞きました」

 フレイと同じ空間で寝泊まりする機会は多い。聞かれていても不思議ではない。


 優斗が覚えている限り、夢に出てくるのは家族かアイツである事が多い。その中で名前で呼ぶのは、その2人だけだ。


 両親の可能性は、彼女の年齢から除外したのだろうと考えれば、決してあてずっぽうな推論ではない。


「恋人ですか?」

「元、な」

 下手な言い訳は時間を無駄にすると判断した優斗は、素直に応える。


「振った、訳ではなさそうですね。振られた訳でも」

 ホント、女の勘って怖いな。


 状況を忘れ、優斗は呆れかえる。


「正解。単なる死別。そんなに珍しい事じゃない」

 気が済んだか、ならそれよりも優先すべき事があるだろうと続ける優斗を、フレイは何も言わず見つめ続けている。


「早く戻らないと、怪しまれるぞ」

「これからどうすればいいのか、教えて頂けたらすぐにでも」

「だから、怪しまれる前に戻れ」

「戻って、どうするんですか?」

「どうって、とりあえず寝て、それで」

「本当に変な人ですね」

 その呟きは、優斗に向けられたものではなく、彼女の独り言だった。


「商いでは貴族すら出し抜こうとする程豪胆な癖に、それ以外だと本当に優柔不断」

 呆れた表情のフレイは、ぴしっ、と人差し指を優斗に向ける。


「現在の手札から最大の利益を出してください。ご主人様なら、出来るはずです」

 フレイから出された『問題』に対し、優斗の頭は自動的に答えを探し始める。


 存在を確認された時点で、2人は逃げられない。ならば、荷馬車まで行かずとも、結局、関を越えなければ怪しまれる。


 この状況で最も安全な状況は、フレイとトーラスは荷馬車を回収して関を超える事。優斗とクシャーナは山を越える事。ただし、山越えの技能がないので、迎えを準備する必要がある。


 結論を出した頭が、口に指示を出す様に求め、一瞬だけ迷ってから許可が降りる。


「2人は関を超えて、カダル側から山に入って迎えに来て」

「合流の時間と場所はどうしますか?」

「こっちが到着する時間が不明だから、場所だけ指定する。地図買ってここから北に進んだ場所を調べて。行き止まりは基本右へ行く。あぁ、東って事ね」

「北東方面にある集落か山小屋を探せばいい訳ですね」

「寄った場所には目印置いてくから。こんな感じで」

 記号と数を書き、数は日数を差し、今夜が明けて朝になった時点を1日目とする事を決める。フレイ用の記号も決め、書く場所の大体の目安も打ち合わせておく。


 打ち合わせが終わり、優斗は最も大きな問題について考え始める。それは、トーラスがこの案、すなわち、守る対象から離れなければならないと言う事を納得してくれるかと言う事だ。その対応策を断られないくらい信用があるといいな、と思いながら、優斗は咳払いする。


「あと、トーラスに伝言頼んでいい?」

「どうぞ」

 少し長く息を吸い、フレイを真正面から見つめながら、小さな声で、しかし力強く言葉を吐く。


「クーナは俺が責任を持って守るから、お前はフレイを死ぬ気で守れ」

「それ、私が言うのは恥ずかしいんですけども」

「大丈夫。俺も恥ずかしい」

 フレイの顔を見ていられなくなった優斗は、背後でくすくす笑うクシャーナを振り返る。


「フレイの足音に紛れて、離れよう」

「わかりました」

「じゃあ、フレイ。また」

「はい。また会いましょう」

 必ず会う。そう自分に言い聞かせながら、優斗はフレイと逆方向へ歩き出した。





話が進みにくい場所に突入しました。

動きのない、話を進める為の話が続くかもしれません。

書いてて楽しい交渉シーンはもう少しだけ後になりそうです。

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