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異世界行商譚  作者: あさ
黒髪の少女
25/90

四面楚歌

 王国の大群が攻めて来た。そう叫びながら部屋に飛び込んで来たのは、騎士団に入ったはずのトーラスだった。彼の慌てた様子に、ただ事ではない、と判断した優斗達は、言われるがままに準備を整え、部屋を出た。


 ひさしぶりに見るトーラスは、たった一か月で逞しく成長していた。


「ユート兄ちゃん、こっち!」

「わかった。フレイ!」

「はい」

 いつの間にか二頭目が繋がれている荷馬車に乗り込んだ優斗は、御者台の上からフレイを引き上げ、荷台へ放り込む。


「しっかり捕まってくださいね!」

 トーラスはそう叫ぶと、荷馬車を急発進させた。


 裏路地を抜け、しばらく進んでから人の流れとは違う方向に向かっている事に気づいた優斗は、揺れる荷馬車に翻弄されながら、大声を出した。


「どこ行く気だ!」

「騎士団用の抜け道っ」

 脱出路は確保済み。ならばトーラスの集中を乱すべきではない。


 そう考えた優斗は、ここに居ても邪魔になるだけだと判断し、揺れに合わせ、転がり込む様に荷台へ飛び込む。


「って、おい。トーラス」

 直前の判断をあっさり無視し、優斗は目の前の事象に対し、説明を求める。


「念の為だって言われたけど、たぶん」

「すまん」

 末席とは言え、騎士団に所属する人間にその言葉を言わせるのは忍びなかった。


 揺れる荷馬車の中でも、何度か深呼吸すれば落ち着きを取り戻す事が出来た。多少とは言え落ち着きを取り戻した優斗は、まずフレイに話しかける。


「どうすべきだと思う?」

「私たちがどうこう出来る状態じゃないと思います」

「確かに。トーラスには感謝しても仕切れないな」

 会話をしながらも、2人はお互いを見ていない。その視線は、ここにあるはずのない光景に向けられている。


 商品の絹が敷かれた荷馬車の一角。そこにはユーシア家の末娘である、クシャーナが横たえられていた。

 揺れる荷馬車の中にも関わらず、まったく反応がない事が気になり、優斗が這うように彼女に近づくと、フレイもそれに続いた。


「泣いてるな」

「泣いてますね」

 泣いた跡でなく、流れ続けている涙に、起きているのでは、と体を揺すってみるが、反応は返ってこない。


「寝込みを襲うなら、私にして下さい」

「余裕あるな、おい」

「つっこむ余裕があるなら、大丈夫ですね」

 効果は絶大だな、と深呼吸に大絶賛を送った優斗は、現状把握に努めようと、思考を開始する。


 今判っている情報は、王国軍が攻めて来て、戦争になっているらしいと言う事。トーラスのおかげで、街からは脱出出来そうだ、と言う事。


「トーラス、これからどこへ向かう予定だ!?」

「俺の村っ」

 その返答を聞き、トーラスが歯を食いしばっている事に気づいた。


 何か、思うところがあるのだろう。優斗はフレイと視線を合わせ、頷き合う。


「俺たちは何をすればいい?」

「じゃあ、寝ててっ」

 こんな状況で寝られるか、と思った優斗だが、手探りで藁を集めて寝床の準備をしているフレイを見て、言葉がひっこんだ。


「じゃあ、寝ましょう。添い寝、しますか?」

「余計眠れそうにないから遠慮しとく」

 脱力しながら、ふと気づく。


 俺たちは今、逃げている。逃げている人間が、のんびり休憩している暇などない。だが、荷馬車があるならどうだろう。交代で眠り、ずっと荷馬車を走らせていた方が、効率的だ。


「了解。とりあえず寝る」

 トーラスの真意を全て理解出来た訳ではないが、今はそれが最善だ。


 そう考えた優斗は、ただひたすら眠る事だけに集中した。




 昼は優斗、夜はトーラスと言う役割分担で荷馬車を走らせ続けた結果、既に関までの道を半分近く走破していた。夜に出発したので、1日と2晩でここまで来た事になる。


 水が尽きたので荷馬車を止めた一行は、疲れ果てていた。


「水は私が汲んで来ますので、2人は休んでいて下さい」

「悪い、よろしく」

「ありがと、フレイ姉ちゃん」

 フレイが川へと移動していったのを確認し、優斗はトーラスに声をかける。


「事情、聞いてもいいか?」

「見習いは邪魔だってさ。で、匿える場所があるのはお前だけだから、ってこの任務」

 トーラスはまだ眠り続けているクシャーナを示すように、荷馬車へ視線を向ける。


 騎士団員のほとんどは、街の住人か帰る場所を持たない者だ。だから、トーラスに指示を出した人間の言葉は間違っていない。


「この子は子供だから、1人で逃げられないからって。ちゃんと準備出来なくて悪いって。

 団長が俺なんかに頭下げて、こいつを守ってやってくれって」

 涙を堪え、ぽつぽつ語るトーラスは、更に歯を食いしばり、拳をきつく握る。


 かける言葉を思いつかなかった優斗は、フレイが戻るまで続いた呟きを、ただ聞き続けた。


 水を補給し、馬の休憩も終わると、優斗が手綱を握って出発した。優斗には暗闇で御者をする技術も経験もないので、この役割は代わりようがない。


 優斗はこの一か月で、幾つか出来る様になった事がある。馬に乗る事。火をつける事。それ以外にも、行商中に必要だと思った技術を幾つか。


 しかし、そんな技術は、今の状態ではまったく役に立たない。


「ユート兄ちゃん、代わるよ」

「暗くなったら俺じゃ無理だから、今はいい」

「でも」

「それより、状況を教えてくれ」

 何もしていないと不安なんだろうな、と思いながら優斗はちらりと御者台の方へ首を出しているトーラスを見る


 トーラスがクシャーナを連れて逃げる事になった理由は、大体判ったのだが、状況はまだ何も把握していない。


「王国軍が攻めて来たっていうのは言ったっけ?」

「聞いた」

「それがすごい数だったらしくて、国境からそのまま突っ込んできて」

 似たような言葉が続いても、優斗は口を挟まず、耳を傾け続ける。


「王国軍は帝国の人に容赦しないから、早く逃がさなきゃいけないって言われて」

 クシャーナの髪は黒。帝国系だ。それは優斗も同じ。


「気を失ったままのお嬢様を連れて馬には乗れないしどうしよう、って思ったらユート兄ちゃんの荷馬車思い出して。そういえば、ユート兄ちゃんも危ないって思ったから」

「それで来てくれたのか」

「うん。宿の場所、フレイ姉ちゃんに聞いてたし」

 きっと見送りをしてくれるつもりだったのだろう。


 優斗は俯いたトーラスの頭をがしがしと撫でる。しばらくそうしてから腕を止めて手綱を握り直すと、キョトンをした顔でこちらを見ていた。


「助かった。ありがとう、トーラス」

「え、っと。あ、うん」

「とりあえず、どこまで逃げれば安心だと思う?」

「関を超えれば、さすがに平気だと思うけど……」

 言葉が尻すぼみになり、表情も暗くなっていく。


 どうかしたか、と聞こうとして、気づく。逃げなければならないと言う事は、追手が付いていると言う事で、それは騎士団は敗北し、街が敵の手に落ちた事を意味する。


 辛くとも、確認しなければならない事はある。そう考えた優斗は、今まで遠慮していた言葉も、ぶつける事にした。


「実際、追手は来そうなのか?」

「わからない。でも、街は確実にダメだと思う」

「そうなのか?」

「住人を逃がしたら撤退するって。数の差が酷いから、城壁で時間稼ぎするって聞いた」

 それがトーラスを励ます目的でかけられた言葉だったならば、後ろから来る可能性が高いのは追手だろう。だが、事実ならば騎士団が来ている事になる。


 とはいえ、騎士団と追手がセットで来る可能性も高いので、急いで逃げる必要がある事に、代わりはない。


 日が傾き始め、遠くの空が赤く染まり始めると、優斗は御者台を譲って、夕食を摂った。


 更に3日経ち、優斗たちは関の近くにまで来ていた。

 さすがに馬に無理をさせ過ぎたので何度か長い休憩を取ったのだが、それでも疲労が重なってペースが落ちてしまった。


「ユート兄ちゃん、なんで止まるの?」

「昼休憩。それと、ちょっと来い」

 荷馬車を道の脇に寄せた優斗は、トーラスと共に下車し、森の中へ連れて行く。


「関所、もうすぐじゃん! なんで止まるの?」

「聞け。確か、カダル領は王国と接してたよな?」

「うん。それがどうしたの?」

「王国がカダル領を攻めて、そのままこの辺りまで来ている可能性は?」

「……」

 関が目の前だからこそ、気を引決めなければならない。


 様々な事を楽観視して痛い目を見た過去の自分を思い出し、怒りと共に情けなで泣きそうだったが、ぐっと堪えて口を開く。


「俺が行ければいいんだが、髪の色、マズいんだよな?」

「うん」

「悪いけど、頼む」

「任せといて。それに、これは俺の仕事!」

 そう言ったトーラスは、ちらりと荷馬車に視線を送る。


 クシャーナは、3日前に目を覚ました。それ以来、ずっと膝を抱えて俯いている。優斗もトーラスも余裕がなかったので、面倒はフレイに任せきりだ。


「ユート兄ちゃん」

「ん?」

「お嬢様の事、頼む」

「あぁ。何か話しかけとく」

 何を話していいかわからないが、責めない様に気を付けよう。優斗はそう思いながら、荷馬車へと戻った。


 トーラスは荷馬車の中から鞍を取り出し、手際よく馬に着けて跨る。トーラスが繋いだ2頭目に着いていた物らしく、ずっと荷馬車の隅に転がっていた。


 トーラスが出発した後、食事を摂った優斗は、約束を守る為にクシャーナの隣に腰かけた。


「クーナ」

「……」

「一先ず、トーラスの村へ行く事になってる」

「……」

「そこまで行ったらお別れだな」

 ぴくりと反応があった事を、優斗は見逃さなかった。


 色々と思うところはあるが、ここ1か月間、毎日のように笑顔で接してくれた相手を無下に扱えるほど、優斗は冷淡な性格ではなかった。


「行商も再開しなきゃいけないし」

「――あの」

 か細い声。だが、間違いなく、彼女が発した声だ。


「優斗様も、私を捨てるの?」

「捨てるって。逃がされたんだろ?」

「私だけ、違うから。でも、おんなじゆうとさままで……?」

 トーラスの話では、彼女の兄弟の何人かは各自で脱出を図り、何人かは騎士団と共に戦場に残ったらしい。


 正確には、帝国系の人間は帝国方面へ逃げ、公国系の騎士は戦場へ。これは、捕虜になった際の扱いの関係だ。王国は、帝国民に容赦しない。


 そんな中、誰かに預けられたクシャーナだけが、皆と"違う"


 もちろん、幼さ故、1人で脱出する事が出来ないと判断されたからだ。しかし、そんな理屈を今の彼女が理解できるはずもない。


「みんな、いなくなる」

「トーラスが着いて来てる」

「さっき、いなくなりました」

 そういえばそうだったな、と思いながら、無駄だろうなと思いながら偵察に行った事を伝える。


 予想通り、虚ろな目をした少女は、碌に反応も示さなかった。


「そーいや、荷馬車反転しといた方がいいかな」

 何もなければ単なる2度手間だが、トーラスが逃げ帰って来た場合、こちらも即出発しなければならない可能性がある。


 フレイとクシャーナにはちょっと奥に隠れて貰うか。そう考えながら腰を浮かした瞬間、袖に抵抗を感じた。


「ん?」

 ずっと俯いていた顔が、目が、こちらを見ている。


 空色の瞳に吸い込まれるように、優斗はそれを見つめ返す。


「優斗様」

 呼びかけられたが、返事をしようにも声が出ない。


 まるで金縛りにあったように動かない2人にフレイが気づき、向かってくる音がする。


「またすてられるんですか?」

 答えに迷った。だが、即座にその迷いに意味がない事に気づいた。


「そんな事はない」

 果たしてそれは真実だったのか、それとも嘘だったのか。優斗自身にも判らぬまま、唯一それを知るクシャーナは、その場に倒れ込んだ。



 一瞬、焦った優斗だが、フレイに「寝てるだけです」と言われ、安堵した。

 とりあえず、予定通り2人を少し奥に避難させ、眠っているクシャーナには毛布を被せておく。


「悪いけど、見張ってて」

「はい」

「荷馬車が走る音が聞こえたら、しばらく出てこない事」

「別の荷馬車が通過した時は、すぐに教えに来てくださいね」

「了解」


 フレイと別れ、御者台でトーラスの帰りを待ちながら、今後の事を考え始める。


 行商を再開するつもりだったが、クシャーナが落ち着くまで村に滞在した方がいいのかもしれない。不本意ではあるが、自分は懐かれている。


 優斗は世話になったトーラスに、恩の1つくらい返したいと思っていた。そして彼女は、彼の守る対象だ。


「どうするかな」

 そう呟きながら、空を仰ぐ。


 こんな事に巻き込まれたのは、間違いなく自分のせいだ。フレイを巻き込んでしまっているのも、100%自分が悪い。だが、それでも考えてしまう。ルエインがあんな事をしなければ、すぐにあの街を発っていたのではないか、と。彼さえいなければ、こんな目に遭わずの済んだのではないか、と。そして彼は、彼女の。


 首を振って思考を飛ばす。


 全て自分が悪い。だから、クシャーナに責任はない。むしろあんなに慕ってくれていたのだから、大人として受け入れてあげるべきだ。


 延々と迷い続ける優斗の前に、トーラスが1人の男を連れて現れたのは、1時間ほど後の事だった。



 トーラスと共に現れたのは、関の兵士のターキンだった。


「どうも、おひさしぶりです」

「よう、元気だったか?」

 何故ここに、と言う疑問を込めてトーラスに視線を送るが、首を横に振られる。


 状況が判らないし、とりあえずフレイたちの事は伏せておこう。そう決めた優斗は、営業用のスマイルを浮かべて、ターキンと向かい合う。


「ちょっと話がある。お前に関する事なんだが、坊主、ちょっと外せ」

「ちぇ。じゃあ、散歩でもしてくる」

 フレイ達と合流して貰おう。そう考えた優斗は、ターキンに背を向けてトーラスを見送り、彼女たちの居る方向を視線だけで示した。


 トーラスの姿が見えなくなると、ターキンは真面目な顔で話しを切り出す。


「お前、関には来るな」

「いきなりですね」

 予想範囲内の言葉ではあったが、同時に最悪より少しだけまし、程度でしかない展開でもある。


「俺は詳しい事は知らん。聞いた話をそのまましてやるから、黙って聞け」

「はい」

 優斗がそう答えると、ターキンは腕を組んで語り始める。


「関に公国の正規兵が来た。帝国が攻めて来るかも、つってな」

 何故に帝国、と思いながら、約束なので口には出さない。


「帝国に支配されてたユーシアを取り戻してくれたお礼に、あそこから一緒に攻め込むんだと。

 抜けてきた時、ユーシアは関がないから、うちとカダルに兵が来たって訳だ」


 イマイチ状況が把握仕切れない優斗は、頭を整理したいなと思ったが、ターキンの口は止まらない。


「で、帝国と通じてたユーシアの奴らをとっ捕まえるって話になってる。そこの娘が、お前さんと同じ黒い髪で白っぽい肌なんだと」

 ターキンの言葉に、どきりと心臓が跳ね上がり、無様に驚いてしまう。


「んな、驚かなくても捕まえたりしねーよ。ただ、関まで来られるとそうはいかねーけど」

 戸惑う優斗を見て少し気まずそうに頭をガリガリとかき、それでもターキンは言葉を止めない。


「今、そいつの捜索隊がこっちに向かってるらしい。悪い事は言わねぇ。カダル方面へ逃げて、関の手前で山に入れ。

 山小屋か、小さな集落でも探してそこにしばらく隠れてろ。そいつが捕まりゃ、多少ましになる」

 荷物は坊主に預けりゃいいだろ、と言ったきり、ターキンは口を閉ざした。


 とりあえず疑問を解消して置こう。そう判断した優斗は、思い浮かんでいた事を、順次、外に出す。


「何故、敵は帝国なんですか?」

「色だろ。俺も、色つきは苦手だ。お前は薄いから気にならんがな」

「ユーシアはどうなりましたか?」

「おちた。領主は死んだらしい。それ以上は知らん」

「俺が関の向こう側へ行く方法、ありますか?」

「森を抜けりゃいいが、あそこは狼の縄張りだ。お勧めはしない」

「荷馬車の中に隠れるとか」

「正規兵の検査から逃れるのはキツイと思うぞ」

「かつらとかで」

「肌の色は隠せんだろ」


 結局のところ、クシャーナを連れていてはどうしようもない。


 一瞬、彼女を付きだせば通れるかもしれない、と言う思考が浮かんだが、すぐにかき消す。それは絶対にしない。


 しかし、状況は最悪だ。東西に関があり、北からは追手が迫っている。南は森で、狼の縄張り。


「これ、餞別だ。もってけ」

「ありがとうございます」

「馬に乗ってすぐ出発すれば、逃げ切れるはずだ」

「へ?」

 優斗の上げた素っ頓狂な声に、ターキンは呆れた顔でため息を吐いた。


「追手が迫ってるって言っただろうが。勘違いでも捕まりたくなけりゃ、今すぐ逃げろ。

 早馬が来てからそれなりに経ってるからな。荷馬車でちんたら進んでたら、分かれ道までに追いつかれるぞ」

 想像以上に切迫した状況に、優斗は、まだ自分が楽観的であった事を戒める。


「しょうがねぇなぁ」

 ターキンが馬にまたがる。そして、優斗に向けてにやりと笑った。


「この先でちぃっとだけ足止しといてやる。1時間したら帰るから、それまでにカダルの方へ入れ」

「ありがとうございます。

 あっ」


 優斗の反応に、ターキンが何事かとこちらを見ている。少しだけ迷ってから、迷惑ついでに頼まれてください、とターキンにある事を頼み込む。しゃーねーな、と快く了承してくれたターキンに感謝しながら、彼の背中を見送る。


 やれるだけの事をやるしかない。優斗は固い決意と共に、急いで3人の元へ向かった。

男キャラ2人再登場です。

商売で下手を打って逃げ出すのも行商の一環ですよね。

逃げた原因を無視してそう言い張ってみたり。

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