表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
地球転生物語  作者: ゆきにゃん
第一章 地球
14/16

真由の夢

300PV、とても感謝します

今、図工をしている。そして絵の具を塗り終えた私は先生に成果を見せに行く。しかし先客がいた。雪良だ。

「真由!私、良い感じの色にできたんだ!」

「すごいじゃん!」

私は答える。すると、先生が雪良の作品をチェックし始めた。

「すごいね!特にこことか凝ったんじゃない?」

「そうなんですよ!」

そして雪良の番が終わり私の番になる。

「ふーん…はい終わったよ。次。」

雪良の時はあんなに良い反応をしていたのに、私の番は適当そう。次こそはと気を引き締めると、稲川が来た。

「お前の作品が下手だから、先生の気分が下がったんだよ。俺の時もいい評価くれなかったらどーしよ?」

にやにやと、私の方を向いて、言ってくる。感じ悪い。

「ちょっと!真由は才能あんまないんだからそんなこと言っちゃ駄目でしょ!」

鈴、フォローになってないよ…しかも貴方なんでもできるタイプでしょ!

「真由、大丈夫だった?」

貴方の言動に一番傷つきました…なんて言えるわけもなく、

「大丈夫、大丈夫!」

強がってしまった。だから私はあの人たちを憎むくらいしかできることはない。誰かに本音を言う才能すらないから。いつか、絶対見返してやる。


私は、その日、不思議な夢を見た。突然、声が響く。でも目の前に広がるのは、真っ黒な闇のようでもある虚無。

溢れんばかりの才能が欲しいか─────

直接頭に響いてくる感じ。明らかに異質だけど、あの時の私はそんなこと感じる余裕すらなかった。ただ、才能を賄うための努力を誰かに認めてもらいたかった、どこにでもいる少女だったと思う。だから…

欲しいなら、くれてやる────

その言葉に、魅せられて、

「本当に、くれるの?」

『条件』さえクリアしたら、だけどな────

それは無理かもしれない。思ったのに、

ただ、勿論だが条件をクリアするだけの能力はやる────

そんなの言われたら、

どうだ────?

やるっきゃないじゃん!

「詳しく聞かせていただけますか。」

分かった。まず、僕─すなわち地球がやりたいのは、地球の地位向上だ。かつて、僕は、美しい自然や、酸素があることから星々の頂点と立っていたんだ。でも!!お前ら人間が破壊していった。だから再び王となるために、今の王、セレクアラやその従者、約六星、合わせて7星を侵略して仲間にする計画を立てたが、何しろ僕は肉体がないんだ。その上、僕はセレクアラ達とは異なる宇宙にいる。転生するにしても、人間の協力が必要だった。だから君を呼んだ────

「ねえ、人間ってもう一人居ても駄目?」

良いが…誰を呼ぶんだ?────

「鈴。清川鈴奈。」

必要なら今から呼び出せるが────

「呼び出して」

私がそう言うなり、私の目の前に魔法陣が広がった。そして…

「あ、真由!夢でも会って、奇遇だね?」

夢に奇遇も何も…あったか。

「鈴。今から説明する事を慌てずに、聞いてね?」

「はーい」


全てを説明し終えた。鈴は慌てなかった。理解してるか、不安になるほどに。すると、鈴が口を開く。

「良いよ。親友の頼みだもの」

「ほんとっ!?」

「うん。でもさ…才能は、欲しくない。」

「贅沢な悩みだね。」

「そう?何かうまく行くたびに、『どうせ才能でしょ。』だよ?努力だって、少なからずしているのに。」

彼女は羨ましがるような、軽蔑しているかのような、よく分からない曖昧な声、表情を作ってみせた。実際こんな感じなのだろう。でも、知らなかった。才能ってあっても困るんだ。でも…

「でも、それでも私は才能が欲しい。だから、協力して欲しいんだ。」

私が覚悟を決めて言葉を発すると、

「良いよ。協力する」

彼女もまた、覚悟を決めたように、言葉を発した。そして私は今、着実に、普通じゃない、少女となっている──

是非感想を聞かせてくれると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ