夢(??side)
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「夢入」
私はスキルを使い、彼女を私の夢に招待する。
「やっほー。元気してる?」
「元気だけど、昨日も聞いたよね、それ…」
「別にいーじゃん!」
彼女も元気そうだ。そう思ったところで、彼女に話しかけられる。
「ねえ、例の計画のことだけど…」
計画とは私達が地球の、地位を上げる計画だ。これまで私達が環境破壊を散々やってきたお陰で星の中での地球の地位は下がり続けていたらしい。そして地位を上げるため、競争相手が多く居る異世界へと転生したらしい。武力なら勝てる。そう信じて。そして私達は地球への協力者として抜擢された。私は特にやる気はなかった。でも私の、神に愛されているとしか思えない才能を無くしてくれるって聞いて、やる気になった。才能が欲しくないのかって?欲しくない。私には私の事情、考えがあるのだ。詮索しないで。そして彼女…私の親友は逆に才能がない子だった。だから才能をくれるって聞いて、すぐにやる気を出した。私は、彼女の気がしれない。さらに彼女は自分が地球に認めてもらうんだと他に魔法の才能がある人を潰す計画を立てたのだ。それが、「例の計画」そして私は才能がある人を潰そうと取り掛かった。でも、無理だったのだ。
「ごめーん!無理だったぁ!一人目から!」
どうゆうこと?彼女が言う。
「いやぁ、結構凄そうって言ってた、白鷺四葉から取り掛かったの!」
「どうやって潰そうとしたの?」
「集団無視!同じグループの子に無視されたらメンタル滅入って実力減るかなって思ったんだけど…」
「馬鹿なの!?雪良からなら警戒されなかったでしょ!」
確かに!
「…ごめんなさーい!」
「じゃあ、仕方ない。爆弾を仕掛けるよ」
へ?いやいや、私も巻き込まれちゃうじゃん!
「その時、私も、あと地球も連れてく」
厳密には地球の思考を具現化させた結晶だけどね。
「だから、鈴は逃げれる。」
えーめんどくさ!てか他の人達関係ないでしょ!
「私にはこれしかないんだよ…」
泣きそうな声で言われると断りにくい。
「お願い、鈴」
その時、夢入の効果が切れ、朝になっていた。
「早く起きなきゃ。」
この時、彼女の声がいつもより泣きそうな表情だったことは、誰も知らない。いや、地球は知っているかもしれない。




