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猫にほだされる短編集  作者: みさわみかさ
迷い猫のネコ
6/7

3

「お葬式が終わっても見つからなかったね、あの子」

「家の中にはいなかったし、おばあちゃんの家の近くのどっかに隠れてるんだろうな」

「あなたが処分だなんだって言うから怖がって出てこないのよ」

「おばあちゃんも亡くなったんだ。あの世でいっしょにさせてやるのも情けのひとつってもんだろ」

「だからそういうのやめてってば」

「まあ、保健所うんぬんはともかく、近所で迷惑をかけなければいいがね」

「散歩中の犬が電柱へひっかけるのもやかましがる地区だからなあ」

「おばあちゃんが亡くなったことがわかればよそに行かないかしら」

「どうかな。わかるとは思えないし、犬と違って”家につく”ともいうし」

「鍵は全部締めてるんだから入りようがないでしょ」

「たしか生まれたときから室内飼いだったんだろ? この寒さでそのうちのたれ死ぬんじゃないか」

「もうっ。あなたはすぐそういうことを」

「まあ、見つからないんじゃしょうがないよね」

「だよね。わざと放したわけじゃないし」

「それより初七日のことだけど、来られるのは私とあなたとあなたと――」

おもしろかったら応援をぜひ。

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