ココナちゃん最大のピンチ
食料問題もひとまず解決したし
とりあえず家に入ろう
私は家に入ると家の中を見渡した
さっきはオーク騒動で落ち着いて家の中を
ちゃんと見てなかったしね
家の中にはベッドが一つだけ
ポツンっと置いてあるだけだ
すると突然次の問題に直面した
急にお腹が痛くなってきた
「トイレ!!トイレ!!トイレはどこだ~??」
家の中を見渡して気が付いてしまった
「この家トイレないじゃん・・・」
そりゃこの家ってゲーム内のアイテムだもんね
ゲームのキャラはトイレに行かないから
トイレなんてないよね
どっどうしよ?
そっ外でしちゃおっかな?
いやいやそれはないでしょ!!
私は女子高生だ!!!
いくら人の目がないとはいえ外でするのはねぇ・・
そうこうしているとまた腹痛に襲われた
コレはヤバい!!
乙女の恥じらいなんて気にしているわけにはいかないかも
それに漏らすよりはいい!うんっ絶対にいい!!
穴を掘ってその後埋めればいいんだうんっそうしよう
家の外に出て木の枝で地面に穴を掘り安心したのも束の間
「あっ紙もない・・・」
さらにピンチに直面した
周りを見渡すとある物に目がいった
「あっ葉っぱがある!!!」
10分後
「ふ~とりあえずピンチは過ぎ去ったか・・・」
トイレ問題は予想以上に深刻だ
せめて川が近くにあったらな~
そういえばこの家ってゲームと同じで
持ち運びできるのかな??
私はゲームと同じ様に家の前の立て札を調べてみた
するとさきほどと同じ妖精が出てきた
「ねぇこの家って引っ越しできるの?」
「できますよ~」
おおそれは助かった
「どうすればいいの??」
「この立て札を調べて家をたたむを選択してください」
「その後移転先でまた私を呼んでくだされば引っ越し完了です」
なるほど引っ越しの手順もほとんどゲームの中と同じなんだね
よしじゃあ川を探してその近くで家を建て直そう
私は再び山の中を歩きまわり小さな川を見つけた
「よ~しこれでトイレ問題はだいたい解決かな」
それと同時に飲み水問題も解消だ
川の水飲んでもお腹壊さないよね?
う~んこれで最低限の生活水準は確保できたのかな~??
今日はもう遅いからしっかり休んで
これからの事は明日かんがえよう
「それではおやすみ~」