ココナちゃん死んでしまう
初めて書いてみました
暖かい目で見守っていただけると幸いです
設定はかなり緩めなので
お気楽によんでください
「それじゃココナまた明日ね~!!」
「うんっ、沙耶また明日~」
「よ~しテストも終わったしバイトも休みだしネトゲだ~!」
「とっその前にっ芋アイスでも買って帰るか」
私はクラスメイトの沙耶と校門で別れると
るんるん気分で馴染みのアイス屋に向かった
芋アイス食べるのも久しぶりだな~
テスト勉強中はこなかったしね
「おっ嬢ちゃん久しぶり!!今日もいつものかい?」
「うんっ、いつものちょうだい」
「あいよっ相変わらず嬢ちゃんは芋アイス好きだね~」
「芋アイスばっか食って男子の前でオナラとかしても知らね~ぞ」
「ちょっそういうのセクハラだよ!訴えてお金取るよ!!」
「あ~悪い悪い今日は少しサービスするから許してくれよ」
「うんっ許す!!ありがと~」
などと店のおじちゃんとやり取りして
芋アイスを少しだけ値引きしてもらった
う~ん!!
おいしい!!
「やっぱりおっちゃんの芋アイスは世界一だ~!!!」
しまった声に出てしまった・・
周りの人がクスクス笑ってるよ・・・
ううっはずかしすぎる・・
とっとと家に帰ってネトゲしよう・・・
「ただいま~っと、まあまだ誰もいないか」
お父さんとお母さんはまだ仕事だし
可愛くてしかたがない弟のショウちゃんも
今日は部活で遅いって言ってたしね~
戦闘スタイル(パジャマ)に着替えて
バイト代をつぎ込んで買ったゲーミングPCの前に座る
そしていつもやっているネトゲにログインする
フレンドリストを見ると数名ログインしていたので軽く挨拶する
「おっココナツミルク今日は早いね~」
「うんっ今日はテストだったから学校早く終わった」
「さすが自称JKw今日はテスト日とういう設定か~w」
どうやら私はフレンド達から自称JKの
ネカマだと思われているらしい
何度、現役女子高生だと説明しても信じてもらいないので
もう何も言わない事にした
ていうかあんたらだってそんな美少女キャラだけど
中身絶対おっさんだろ!!
フレンド達とダンジョンに行ったりしていると
お腹も空いてきたのでいったんPTを解散してから
アイテム整理をしてログアウトした
さ~てショウちゃんが部活から帰って
来る前にご飯を作ってしまおう
ショウちゃん部活でお腹空かせてるだろうから
お肉いっぱいの料理を作ってあげよう
「へっへ~喜んでくれるかな??」
テレビを見ながら肉を炒めているとコンロの火が消えてしまった
何度つまみを捻っても火が付かない・・壊れたのかな??
テレビでは街頭インタビューでカップルがイチャ付いていた
「ふんっリア充何て爆発すればいいのに」
イライラしながら何度もつまみを捻っていると
おっ付いたかな・・
ぷうっ~
「あっオナラしちゃっ・・・」
ドッカ~ん!!!
部屋が爆発した
沢井ココナ16歳 ココナは死んでしまった