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0.胡蝶の夢
『胡蝶の夢』という言葉がある。蝶になる夢を見た男が、もしや人間である今こそが夢ではないかと疑う話だ。
結論では、どちらの世界が真実かはどうでもよく、変化を肯定し、目の前の世界こそ真実だと認めればよいとされている。
だが、そうであるならば、夢であった現実はなんと儚いものだっただろうか。また、人間が夢でない非現実を受け入れることに何の不都合があるだろうか――。
《新たに 種族 "ドッペルゲンガー" を解放しました。》
この作品の50.78%は、敬愛する様々な作品からのインスパイアで出来ています。
残りの44.2%はその場のノリで出来ていて、さらにその残り4.921%は想像の排泄欲です。