第四話 おごり
雄太が、走っていった少し後、
『ピンポンぱんぽ〜ん♪』
『迷子のお知らせです。留美さん、留美さん、迷子センターまでおこしください。』
「!?雄太君!」
健は、このことかとポンッとてを叩いた。
賢一が、
「早く迷子センターいこうぜぃ!」
と皆をつれ、走りだした。
++++++++++++
迷子センターには、留美によって、ぼこぼこにされている雄太の姿が
あった。
「ほんっと最低!最悪!」
「「「「恐い!!!」」」
みんなは、近くのファミレスによって、打順を決めることにした。
決め方は、はなしあい。
***********
そして、
一番、賢一
二番、雄太
三番、まずさ
四番、高橋
五番、功
六番、称
七番、準
八番、健
九番、健介
という風にきまった。
これからの試合が楽しみです。
「そういえばさぁ〜」
準が口を開いた。
「監督が、「今度練習試合しよっかな〜って」いってたよ!?」
「まじ!?」
一番雄太がはしゃいでいる。
「めんどい。」
称がいつものペースではなしていると、
健がドリンクバーから戻って来た。
「健、オレンジジュースすきなの?」
健介が話しかける。
健のコップにはジュースがナミナミに入っていた。
「う・・・うん。好き。」
留美が、
「健ったら、小さい頃からオレンジジュースばっかのんでるのよ!?」
とあきれたようにいった。
「ぁぅ・・・・。」
紺は、なぜか大量にパスタを頼んでいた。
「紺、そんなにパスタ食って・・・金あんの?」
と賢一が聞いたが、紺は
「大丈夫」
とだけいって食いまくっていた。
+++
紺がパスタを食べ終わってから、会計に向かった一同・・・のはずだったが、
称を残して皆逃げた。
「あわわ!俺、ドリンクバーの金はらってないよぉ!?」
健は雄一に引っ張られている。
「いいのいいの!」
「・・・あいつら!」
称は、しかたなく一万二千円を払って、皆のほうに向かった。
後で、、、
「あの・・・称、ドリンクバー分。」
健が称に五百円を渡そうとしたが、
「いいよ、おごり。」
といって、受け取ってもらえなかった。
健はすぐにはしっていった。
「称って、太っ腹なんだぁ〜!」
なんていいながら。
ところが称は、
「財布に入れるのめんどい。」
それだけの理由だった。
都合により、最終回となってしまいました。スミマセン。
できたら、試合編として、また書きたいです。