表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RED - DISK04 [side A]  作者: awa
CHAPTER 27 * Chemicals React
170/198

* Chemicals React

 「ジャックのカノジョって、どんな子なんだろうね」学校前のバス停でマーシャが言った。

 ハンナが応じる。「すっごくキレイな子だって噂だよね」

 「キレイって、好みじゃん。ヒトの基準しだい。“カワイイ”とは違うのかな」

 もっともな疑問に、ハンナは小難しそうな顔をした。「うーん?」

 「ベラは“キレイ”」とテクラが言う。「たまに“カワイイ”」

 「間違ってはないけど」マーシャが答えた。「ベラの“キレイ”はわかる。オトナの“キレイ”もわかる。でも、同級生でしょ?」

 「ミステリアス?」ハンナは本気だ。

 「それは間違ってないかもだけど、もうちょっとわかりやすい表現はないのかなって」

 「誰かに写真見せてもらう?」

 「なるほど」

 「やめときなよ」くだらないと思いつつも、ベラは止めた。「自慢したい奴なら、その女の写真も、私たちの中の誰かの目には入ってる。セルジやニルスも言ってたけど、ジャックは話したがらないでしょ。そういうことよ。訊かないほうがいい」

 三人は顔を見合わせた。その時、通りの向こう側に止まった黒い四駆車がクラクションを鳴らした。運転席の窓が開くと、デトレフそっちのけで助手席からパッシが身を乗り出し、大声でベラの名前を呼んだ。

 そこでベラは思い出した。そういえば、迎えに来ると言っていたのだったか。

 「ごめん、行くわ」ベラは左右を確認しながら言った。「話していいことなら話す。訊かれないから話さないだけで、訊かれていいこともあるかもしれないけど。誰にだって、話したくないことはあるから」三人を見やる。「相手が嫌がる方法での詮索は、しないほうがいいわよ。ロクなことにならないから」

 ジャックのカノジョのことについては、ベラも詳しく知っているわけではない。彼の叔父であるサイラスも、彼の親友であるライアンも、ジャックには、別れたりヨリを戻したりを繰り返す“カワイイカノジョ”がいると言うだけだ。興味がないので、それ以上は詮索しない。本人に訊こうとも思わない。そういうカップルならブラック・スターでいくつか見てきたし、おそらく自分もその中のひとりだ。ただ、その原因がなんなのかということについては、興味がないわけではない。

 そんなことを繰り返すからには、それなりの原因があるのだろうと推測できる。その推測をする段階のほうが、想像を広げやすい。結論など必要ない。勝手な設定やストーリーのように、他人の恋愛ですら、頭の中でどうとでもなるのだから。


 「で、なんの話だっけ」

 デトレフの車に乗ったとたん、ベラは二人に言った。車はすぐに走りだす。

 パッシが呆れたように答える。「だから、ディックのサプライズパーティーだよ」

 明日、一月十三日は、我らがブラック・スターのボスであるディックの三十歳の誕生日だ。誕生日をサプライズで、客をも巻き込んで祝ってやろうという話になったものの、ボスである彼は営業日はもちろん、店休日ですら、休まず店にいる。なので、サプライズ目的という意味では細かい相談ができずにいた。

 今の時点では、ヤンカとオレーシャが協力して、ディックの誕生日を祝うケーキを、客たちのぶんも含めてまた作り、二十一時にディックをフロアに連れだしケーキを出して、客たちを巻き込んでバースデーソングをうたおう、ということくらいしか決まっていない。サプライズの相手が常に店内にいて、それもいつどこに現れるかわからないという状況は、思いのほか面倒なものだ。彼の恋人であるケイトに引き止めさせ、ディックの出勤を遅らせるという方法も考えた。しかしケイトは、その役目はもちろん引き受けたいものの、ケーキ作りも手伝いたいと言った。彼女はそういう性格だ。一ヶ月の高熱と引き換えに一日だけ分身をつくれるとなれば、迷わず分身をつくることを選ぶだろう。そしてディックの誕生日を祝うすべての計画に参加する。尽くしたいタイプなのだ。

 「でも、なんだかんだで前日ですから」ベラが言う。「営業日に打ち合わせなんてできるわけないし、実際ずっとできなかったし、もうほんと、ただのカラオケ祭りにするしかないんじゃないの?」

 「おもしろくないよなぁ」パッシは残念そうだ。「いや、なんつーか、フツーならケーキと歌ってだけでもう満足すんだよ。それだけで感動だよ。けど──」

 デトレフがあとを引きとる。「あのディックだからな」

 「そうは言うけどデトレフ、あなたでもケーキと歌で感動するの?」ベラは訊ねた。

 サングラスをかけているので、彼の表情はよくわからない。「しねーだろうな。むしろうざい。誕生日なんて、俺にとっては女に貢がせるためのイベントでしかない」

 パッシは半分おもしろがりつつも、半分ひいている。「そんなん言ってるからリコンとかすんだぞ」

 しかしそんな嫌味もデトレフには通用しない。「お前だって、あと三年すりゃわかんねーよ」

 「なんだと!?」

 ベラは車内の、灰色の布地が張られた天井をぐるりと仰いだ。

 「寄り道して。ワンコインショップでいい。とりあえず風船、大量に買おう。あとマーカーペンをいくつか。とりあえず、店に来た客にディックへの祝いメッセージを書いてもらう」

 真っ先にパッシが反応した。「おお、そんでそれを飛ばせばいいのか!」

 しかしデトレフがつっこむ。「いや、それはどう膨らませるんだよ。時間かかるし、バレるわ」

 たしかに、とベラも思った。「ならペーパーバルーンにする。たたんだ状態でメッセージを書いてもらって──」

 ベラの、“実現可能な範囲での思いつき計画発案能力”が発動された。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 翌日──ブラック・スターの幹部だけでなく、店に所属するバンドメンバーたちも、祝いのメッセージをどう書こうか、とても悩んでいた。ワンコインショップを数軒ハシゴして手に入れた紙風船は、幅わずか十二センチ程度で、悩むほどの言葉を詰め込めるわけでもないのに、だ。

 ヒルデブラントとヤンカ夫妻は、学生時代、バンド仲間だった頃からの様々な想いを書いた。エイブにとってディックは、一緒にバンドを組む前からのいちばんの目標だったらしく、また一緒にステージに立てるようになって嬉しい、といったことを書いていた。人知れず悩んだマトヴェイはけっきょくふざけた感じで、槍が降っても生き延びろよ、とメッセージを入れ、根が真面目なパッシは、音楽やギターを教わったことに対する感謝と、今の生活に対する充実感を、まるで日記のように書き綴った。

 限られた時間の中でサイラスやカレルヴォにまでメッセージを貰いに行ったが、最もシンプルだったのは、デトレフが書いた“Rise”だ。

 「メルヴィナ、やっぱり来てないの?」

 オープンしてすぐのブラック・スター店内、ベラはメインフロアにいる。タバサとフィービーは来ているものの、メルヴィナが来ていない。最近、またベンジーとうまくいっていないらしいのだ。

 メルヴィナは、週末に限らず平日でもたいてい、ここに来たあとで遊びに行っている。よくフォア・リブレット駅の近くにあるボウリング場の前でたむろしているらしい。フィービーと違い、メルヴィナにとってオトコとアソビはまったくのベツモノで、もちろんベンジーと一緒にいることもあるものの、夜の街に繰り出す回数のほうが明らかに多い。そこには男友達も多くいて(彼女たちは最近、市内に新しく発足したらしいギャング集団とつるんでいる)、複数人で遊ぶだけならベンジーもなにも言わないものの、気に入らない部分もいろいろとあるらしい。

 例えばメルヴィナは、濃いメイクをしていなくても、元がカワイイと評判だ。(そう言われても本人はあまり喜ばない。自分がキライなわけではないものの、見た目のおかげで人間関係が成立しているという考えに及んでしまうのがイヤなのだ。自分は顔で友人を選ぶくせに。)そして好き嫌いの激しい、自由奔放なあの性格と口調に、ときどき見せる服装の露出度の高さ。訊かなくても、目的がなんであれ、モテるだろう。

 はじめて話した時、軽い、男慣れしている、遊んでいるといった印象を彼女に持ってしまったベンジーは、いまだにそのイメージを捨てきれずにいる。人生のすべてを差し出すほどメルヴィナに惚れているわけではないものの、浮気をしているのではないかという疑いをずっと抱いていた。メルヴィナ本人が言うには、意外と淡白らしいのだが──その淡白さですら、ベンジーにとっては浮気を疑う理由のひとつにしかならない。その疑問を直接ぶつけることはさすがにしないものの、いくらか態度に出てしまったうえ、夜遊びをやめるよう彼女に言ってしまったという。

 メルヴィナは、自由に、やりたいことをやりたい人間だ。なにかを制限されるのも、我慢するのも好きではない。つきあっているからといって、意見を押しつけられることもひどく嫌う。なにより、独りでいることがキライなのだ。大学の授業だけでなく積極的に活動しているバンドを組んでいるベンジーとは、合わない部分があるのも当然だ。

 そんな感じでここ最近は、ベンジーが連絡しても反応なく、タバサやフィービーいわく、毎晩のように出歩いているらしい。

 フィービーは肩をすくませた。

 「誘ったんだけどね。ダメだった。心霊スポット巡り誘われてて、そっちに行くって」

 それは夏に行くものではなかったか。「あんたたちは行かないの?」

 フィービーは全力で拒否した。「絶対無理! 死ぬ!」

 タバサも笑う。「あたしはまあ、あとから来るなら迎えよこしてやるって言われてるけどね。ここでイベント見届けて、元気しだいかな」

 「悪いわね、なんか」ベラはあやまった。「じゃあ今日はディナーとデザート、奢ってあげる」

 二人は「マジで」と声を揃えた。

 そこに「ずるいな」と、ふわふわ王子のウィリアムが現れた。ベラの腰に手をまわして挨拶代わりのキスを髪にする。「呼ばれてはるばる来たんだから、たまには奢ってくれてもいいんじゃない?」

 しかしベラは訂正する。「頼んだわけじゃない。宣伝しただけよ。メッセージは書いてくれた?」

 「もちろん」と答えると、彼はジャケットのポケットから折りたたまれたままのペーパーバルーンを取り出してひらひらして見せた。

 「ありがと。ドリンク一杯なら奢ってもいいわよ。あなたと、いつも来てくれてる親友二人にならね」

 「よし、決まり」彼女の腰にあった手を、ウィリアムはベラの頭にぽんと置いた。「今日はメルがいないんだな。マーヴィンはそろそろ来る?」

 フィービーは「たぶんね」と答えた。

 「ならタバサ。一緒にディナー、食べようか。それは僕が奢る」

 突然の誘いに、彼女は少々驚いたようだ。「え、ツレは?」

 「あいつらは平気。僕がいなくても勝手にやってるし、今は男三人だから」

 ほっとしたのか、タバサは口元をゆるめた。「ありがと」

 ベラはポケットから五百フラムを四枚出し、ウィリアムに渡した。タバサのぶんのドリンク代も入っている。残りのコインをどう使うかは彼しだいだ。

 そしてそんな様子は微塵も見せなかったものの、ベラはまたひとつ、詞のテーマを思いついた。できれば、詩はパッシと一緒に書きたい気がする。タバサの秘密の恋も、ふわふわ王子ウィリアムの行く末も関係なく、ただ純粋に、ひとつの恋物語を書ければ、と思った。

 ちなみにこのあとすぐ、ヒラリーと一緒にウェル・サヴァランのジョエル、マーヴィン、ピートが来たものの、そこにベンジーとルースの姿はなかった。ジョエルたちによると、昨日の夜、ベンジーはルースと一緒に合コンに出かけ、今日も帰ってこなかったらしい。大学は金曜からなので問題はないものの、さすがに完全に終わりかな、とピートがつぶやいていた。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 午後二十時三十分すぎ──ベラはケイトに頼み、ディックをディナーに連れ出してもらった。ディックがフロアに現れたとたん──彼が気づいたかどうかはわからないものの──客たちは妙にそわそわしはじめた。わかりきっていたことなのでベラはすぐにステージに立ち、何人かの客にはマイクを持たせて、お決まりのお祭り状態のライブを開始した。エイブとパッシ、マトヴェイ、デトレフはもちろん、フロアチーフのヒルデブラントだったり、アックスやエム・オーのメンバー、ウェル・サヴァランのマーヴィンやピートも、代わる代わるステージにあがった。誰の曲かは関係がなかった。ベラは思いつくままにバンドメンバーを入れ替え、勝手に曲の指示を出し、ショートメドレー形式で、ほとんどがデタラメな演奏でライブをした。

 真冬にもかかわらず、フロアは真夏を思わせるほどの熱気で溢れていた。なんの役を演じていたわけでもない──ベラは、盛り上げるために盛り上げていた。

 時に笑いながらも、全力で音楽を発信、体感し、その心地よさを共有した。

 「ああ、もうほんと、ほんっとに疲れた」

 ステージの上、笑いながらベラは言った。汗のせいだけではないだろう。エネルギーを放出しすぎているのか、全身がたぎるように熱い。ある意味、盛り上げようとここまでがんばったのは、これがはじめてだったかもしれない。本当にふらふらで、それは誰の目にも明らかで、まっすぐに立つのが難しいような、これが“酔っている”状態なのかと思うほどだ。

 柵についた右手でどうにか身体を支えると、中央に近い席にいるディックと視線を合わせた。彼はケイトとジョエル、マーヴィン、フィービーと一緒にひとつのテーブルについている。このライブをはじめて最初のほうは唖然としていたものの、それがだんだん呆れた表情になっていき、苦笑ったり笑ったりしていたものの、今は感心や賞賛もあるのか、見守るようにベラに向かって微笑んでいる。

 マイクを使い、ベラは続けた。「ディック。あなたにはほんとに感謝してる。いつも自由すぎるって私のことを怒って、たまに無茶ぶりもして、だけどけっきょく、いつもこうやって自由にさせてくれる。あなたがいなきゃ、私は今頃、もっと違う人生を歩いてたんだと思う。私の中にあった音楽に、あなたは“命”をくれた。大好きな音楽で生きる道を、あなたが与えてくれた」

 いつもなら拍手だったり黄色い冷やかしの声だったりを飛ばす客たちも、今日は違った。みんな、口元をゆるめて彼女の言葉を聞いている。

 ベラは続けた。「いつもは、書いた詞をあなただけに見せて、誰と曲をつくるかを決めてきたと思うんだけど。今日は、違う」やっとどうにか支えなしで立てるような気がし、ステージの柵から手を離した。けれど疲れゆえに落としてしまわないよう、マイクを両手で持つ。「書いた詞を、デトレフとマトヴェイ、エイブ、パッシと一緒に作って、ヤンカとヒルデブラントに仕上げてもらった。できたのは一週間前。レコしたのをキュカとエルバ、ヒラリーとジェイドにも渡して、どうにかこうにか覚えてもらった。ちょっと難しい作りの曲だし、兄様たちも練習する暇なんかなかったから、音楽を流しての演奏になるけど──私がいるから、ちゃんと、だいじょうぶ」片眉をあげているディックに向かって、そして三百人近く、もしかするとそれ以上いるかもしれない客たちに向かって微笑んだ。「ディックだけじゃない。みんなのことが、この場所が、この瞬間が、私は、だいすきです」

 合図の印に左手を伸ばし、マイクを持ったままの右手を胸元にあてて深々とおじぎをすると、盛大な拍手と歓声がフロアを包むと同時に、音楽が流れた。幹部四人も、曖昧にしか覚えていないことを承知で演奏をはじめる。そしてベラはヒラリーたちと一緒に、“Chemicals React”をうたった。


 

  ずっと思ってた  恋に落ちたとしても

  雷に打たれたような瞬間なんてないって

  予測も打算も  それがあたりまえのことなんだって


  誰かがいて  誰かが見つめ

  誰かが言葉にし  誰かが行動した

  そう 私たちだけじゃなくて

  すべてがあってのこと


  たくさんの笑顔  たくさんの涙

  たくさんの選択  たくさんの痛みや喜び

  あらゆる瞬間が重なって

  そうして私たちのもとにやってきたのよね

  まるで化学反応みたいに

  化学反応みたいに


  たとえば  すべてには理由がある

  きっと あなたと私が出会ったことにだって

  だけどときどき 愛には理由がない

  でもだからこそ 奇跡というものがあるんでしょ


  無意味かもしれない  衝動的かもしれない

  時にそれは 理論的じゃない


  誰かがいて そして見つめたから

  言葉にして行動して 笑って泣いたから

  だから私たちのこの瞬間があるんだってこと

  絶対に忘れたりしないから

  どうか手放さないでいて


  誰かがいて  誰かが見つめ

  誰かが言葉にし  誰かが行動した

  そう 私たちだけじゃなくて

  すべてがあってのこと


  たくさんの笑顔  たくさんの涙

  たくさんの選択  たくさんの痛みや喜び


  私たちはここにいて 見つめて

  言葉にし 行動する

  私たちは笑い 泣いて

  息をして 愛し合い

  私たちは 生かされてる

  あらゆる瞬間が重なって

  そうして私たちのもとにやってきたのよね

  まるで化学反応みたいに

  まるで化学反応みたいに

  化学反応みたいに



 説明をせずとも、客たちはみんなわかっていた。ライブ中にそれぞれのタイミングで各々のペーパーバルーンを膨らませ、うたい終わったベラたちが「ディック、誕生日おめでとう」と叫ぶと、彼へのメッセージが書かれたペーパーバルーンが投げられ、一斉に宙を舞った。大きな拍手と祝いの言葉が飛び交い、ぽかんとしていたディックも、状況を理解すると笑いはじめた。

 ケイトはすぐに厨房へと向かい、オレーシャと共に(約五十人ぶんはとれるだろう)特大ケーキをディックのもとへと運んだ。あといくつか同じサイズのものがあるのだが、それにだけはキャンドルを三十本挿し、“We Are The Black Star”と書かれている。オレーシャを中心とした厨房スタッフの何人かがどうにかケーキを切り分け、それをみんなで分け合った。

 ディックは泣いたりしなかった。ただただ笑っていた。予想できていたわけではない。忙しいのと年のせいか、今日が自分の誕生日だということも忘れていた。

 床に散乱したメッセージ入りのペーパーバルーンはフロアスタッフが集めてくれ、元のように折りたたまれて、数日かけてケイトの手で千羽鶴のようにまとめられた。控え室のディックのデスクのそばに飾ってある。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ