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宵闇に奏でる―NOCTIS STORY  作者: 夜月黎


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片翼

「凪、それ」


朔が凪の胸元を見る。

大きく開いた襟ぐりに光るシルバーの片翼。


凪は右手でそっと触れた。

体温が移って、少しだけ温かい。


「昨日、奏にもらった」


朔は目を大きく見開いて、凪を見た。


「奏が?」


にっこり笑って凪は頷く。


「二十歳の誕生日だからって」


「そうか」


それだけ言って朔はそのネックレスに目を向ける。


繊細なシルバーの片翼……。


朔は僅かに眉を潜めた。

意味があって選んだとは思えない。

だが、無意識の内にそれを選んだとしたら……。


「……あいつは、無意識で人を見抜くな……」


ぼそっと呟く。


「え?」


聞こえなかったのか、凪が聞き返す。

しかし、朔は答えなかった。


「似合ってるよ」


それだけ返す。


大事そうにネックレスを抑え、凪は微笑んだ。







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