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最後の現代

はじめてなので文章めちゃくちゃだけど頑張って書いていこうと思いまーす!


俺の名前は夏山俊司。16歳だ。


一年前に高校入学したばかりで、正直もう飽きた。

クラスは三年間変わらないし、陰と陽ではっきり分かれている。

まぁ俺はどちらでもない中みたいな物だ。


特に顔も性格もいいと言うわけでもない。

いや、性格はいいかもしれない。

そう思いながら毎朝を迎えてる。


「はぁ、今日も学校か。」


深いため息を吐いた。

外は雲一つないで晴天で、鳥たちも元気よく鳴いている。

何か一階から誰かが鳴いている。


「朝ごはんよ~!」


朝っぱらから元気なお母さんが朝ごはんを作ってくれたそうだ。

目を覚ましてみれば、とてもいい匂いがしている。

俺はベッドから立ち上がって、少し長い階段をゆっくりと降りて行って、洗面台の前に立ち止まり、洗顔、歯磨き、寝癖を直した。


「お兄ちゃん!遅いよ!」


リビングに行くと母似の妹がいて、名前は夏山ゆきで12歳の中学生である。

今年中学の入学式があって、妹は明るい性格だから友達も多いし、クラスにも恵まれている。


「おはよう、ゆき。お母さん。」


おはようの挨拶を終えたら机の上に置いてある朝ごはんを食べる。

普通の朝ごはんだ。

食べ終わったら準備をして学校へ行く。


「行ってきまーす!!」


ゆきと一緒に家を出た。


「学校は楽しいか?」


妹に聞いた。


「楽しいに決まってるじゃん!なんで入学数日で楽しくないって感じるの?」

「そ、そうだよな!」


慌てて答えた。

なぜなら自分がそうだったからだ。初日は楽しいクラスだと思っていたが、すぐにみんな仲のいい人とグループを作り始めていた。

それが大嫌いな俺はクラスだけでなく、学校まで嫌っていた。


「私ここ右だから、じゃあね!」

「おう、またなー」


妹との別れをし、もうすぐ学校だ。校門では生徒指導の先生が待っている。


「おい!カバンはどうした。手に持っていないけど、どこにあるんだ!?」


前の連中の一人が捕まっていた。結果大きいバッグに入れていたようだ。

捕まっているうちに俺は急いで校門を通り過ぎ、クラスに駆け込んだ。


「俊司おはよう~」


クラスメイトから挨拶をされて返事を返す。


「おはようー」


思ってもいないような言い方で返した。


「キーンコーンカーンコーン」


チャイムがなった。でもみんなはまだ席につかない。


「ガラガラガラッ」


先生だ。先生が教室に入ってきた瞬間みんなは席についた。

先生は教卓に近寄り荷物を置き、朝のホームルームをした。


「ほんじゃ、出席確認すっぞー」


出席番号の一番から順に名前を呼んでいく。

出席確認が終わり先生は荷物をまとめた。


「それじゃ、静かに授業の準備をしとけぇー」


変なしゃべり方でみんなに言った。みんなは先生のことを嫌っているが、怖くて反抗なんて出来ない。

そう、ビビっているのだ。

ホームルームのあとは一時間目が始まり、六時間目まである。


「さてと、今日も頑張ろうかな。」


一時間目が始まった。


「はぁー疲れたぁー」


一日が終わって帰りのホームルームが始まった。


「特に連絡事項はないので終わりまーす。」

「適当な先生だな」


聞こえないくらいの声量でそう言った。


「さて、帰ろうかな。」


帰る準備を済ませて下駄箱で通学靴に履き替えて、家に帰った。

すると、一通もメールが来た。


「なんだこれ?」


そう思いながらも確認した。その内容は、


「”森公園の池に飛び込んでみると異世界に、とか......"」

「なんじゃそりゃ、信じる奴いんの?」


森公園とはすぐ近くの公園である。結構人がいて人気の公園である。だが、夜の池に何者かが飛び降りたという噂がある。


「そんな噂まだ信じてんのかよ、あきれるわー」


そう思いながらも俊司は異世界には興味があった。


「でも、もし本当なら...異世界に行けるかも...」


半信半疑で森公園の池まで走った。


「はぁはぁ、よし、ここか..」


信じてないからこそ人目を気にしていざ飛び込んだ...


「うわぁぁぁぁあぁあ」


結構深い池だった。首元まで浸かるくらいだった。


「やっぱり、何もないじゃんか」


ずぶ濡れになった体を池から出そうとする。だが、なぜか上がれない。


「あれ?どうしてだろう...泳いでる感覚はあるのに。足の感覚がない。足が重い。体が重い。」


俊司の体はどんどん泥に沈んでいった。


「もう顔が浸かる。やばいやばいやばい..!!」


だが、もがいても沈んでいく。


「あ、俺死ぬんだ。」


俊司の体は森公園の池に沈んでいった。

もう体の感覚がなく、暗闇が広がっていた。暖かいようで寒い。


「死ぬんだな、死ぬなら天国がいいな」


そう俊司が願った瞬間に視界が明るくなった。


「天国か、そうか天国に行ったんだ...俺。」


暖かい日光を感じる。涼しい風も感じる。


「もう寝よう。」


そのまま眠ってしまった。

すると、どんどん寒くなってくる。


「へぇっくしょん!」


目を覚ますと見知らぬ場所だった。

次回異世界到着か!?楽しみにしていてください!

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