死を恐れない男
チューニはペンダントを外そうとした
その時、チューニの頭の中に声が聞こえた
「メタを壊せ!」
チューニはびっくりしてしりもちをついた
「我が名はアクマ―デス、メタを壊せ!」
チューニの頭の中で声がした
「許してくれ」
とチューニは言った
「心配するな、お前は不死にしてやろう」
とアクマ―デス
突然、チューニの身体が光った
「なんだ、なんだ」
チューニはびっくりした
「さあ、メタを壊せ!」
とアクマ―デスが言った
チューニはメタを取り出した
「どうやって壊すんだ」
とチューニ
「石で叩き潰せ」
とアクマ―デス
チューニはメタをアスファルトの上に置いた
そして、近くにあった大きな石を掴んだ
「さあ、やれ!」
とアクマ―デス
チューニは思いっきり石をメタの上に振り下ろした
ピカッ
っと光って大きな爆発が起きた
チューニの身体は吹っ飛ばされて道路に飛び出した
運の悪い事にチューニの身体は
通り掛かったトラックにはねられて
何メートルも吹っ飛ばされた
死んだチューニの身体は地面に落ちた
道行く人はチューニのもとに集まった
「救急車を呼べ」
と誰かが言った
しかし、人々は信じられない光景を目にした
死んだはずのチューニが起き上がったのだ
頭や、身体の打ち身も治っている
「俺、今、死んで生き帰ったぞ、死んで生き返るのめっちゃ気持ちいい」
とチューニは言った
「よかったね」
周囲の人たちはチューニに言った
「でも念のために病院に行った方がいいよ」
「大丈夫です」
そう言ってチューニは歩き始めた
「お前は今から「死を恐れない男」だ」
とアクマ―デスが言った