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チューニの冒険  作者: 陶山雅司
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チューニ

「未来の地球でこんな戦いが行われているなんて」


の続編です

 これは「メタ」と呼ばれる


 高い知能を持った「スマホ」が支配する時代の物語です


 「未来の地球でこんな戦いが行われているなんて」


 の続編です




 「あなた最低ね」


 とマユミが言った


 「あ、そう、じゃ、それでいいよ」


 とチュ―ニは言った


 マユミは怒って後ろを向いて去っていった


 頭にきたチューニも後ろを振り返らずに家路を急いだ


 帰り道、チューニはマユミからの通知がないか


 「念のために」


 メタをチェックした


 マユミからではなく


 ショウから通知が来ていた


 「シゴオワ、昼を一緒に食べない?」


 チューニは


 「いいよ、どこにする?」


 と返した


 「今、三ツ沢下町、チューニは何処?」


 とショウ


 「関内」


 とチューニは返した


 「何処で昼食べようか?」


 とショウ


 「任せるよ」


 とチューニ


 「じゃあ、関内で待ってて、今から行く」


 とショウ


 「関内の何処?」


 とチューニ


 「JRの入り口にいて」


 とショウ


 「わかった」


 とチューニは返した


 チューニは周りを見回した


 声かけやすそうな女の子でもいないかな


 と、思ったその時


 メタが鳴った


 マユミからだった


 チューニはメタを耳に当てた


 「もしもし」


 とチューニ


 「あなた、私のお金取ったでしょ?」


 とマユミ


 「そんなことするわけないじゃん」


 とチューニ


 「怖い人に言うから憶えといて」


 とマユミ


 「怖い人って誰?」


 とチューニ


 「アクマ―デスの信者よ、今は警察がいないから彼らに頼むわ」


 とマユミ


 「じゃあ、そうすれば」


 そう言ってチューニはメタのエネルギーを切った


 しばらくしてチューニはショウを見つけた


 色白で重そうなリュックを背負っている


 まだチューニには気づいていないようだ


 チューニはショウに向かって手を振った


 「こっちだよ」


 ショウはチューニに近づくと


 「お疲れさまです」


 と言った


 「お疲れさまです」


 チューニも言った

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