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交差する世界3



勇者が驚いた顔をしたのを横目で見て直ぐに目の前の人物に目を移した。


「さて話して貰いましょうか、私の友人やその家族を狙う理由を。」

「彼、竜胆刑事は知りすぎたのですよ我々の事をだから死んでしまった、だから狙われるそれだけですね。」

「知りすぎた? 一体何を知りすぎたと言うのですか?」

理想郷(ディストピア)・・・これ以上話す事は残念ながらないですね。」

「何だそれは、理想郷だと? 何をふざけた事を言っているんだお前は?」

「ハヤト? 理想郷て何?」

「ああ、こっちの世界には無い言葉だったか、理想郷とは完全なる秩序社会、自由も見せかけの物しか存在しない理性や感情さえ徹底的に管理された世界だ。」

「フリーメイソンでしたっけ、彼らはそんな事をしようとしているのですね、その為に私の友人を殺しその家族さえも巻き込む許せません。」

「ああ、そうだな君の言う通りだな絶対にさせる訳にはいかないな。」


そして私とハヤトさんは剣を構えリースさんは詠唱を開始した。


「おや、結局戦うことになるのですか、仕方ありませんね。」


そう呟くと白マントは両手に一つずつジャマダハルを一つずつ構えた。


「それじゃこちらから行きますよ、天駆ける翼よ我に加護をエアロルピエ」


相手が呪文を唱え凄まじい速度でこちらに迫ってきた。

ガン! キン!

私とハヤトは白マントの猛攻を防ぐのに精一杯になってきてしまった。


「くそ、リースまだか!」

「今行きます、大いなる焔よ彼のものを焼き尽くせ、アブソリュートフレア‼」

「避けるぞ!」

「はい!」


リースさんの魔法が当たる瞬間に相手に軽く斬りかかってから直ぐにそこから離脱した。

ドッゴーーーン!

一度喰らった事があるからわかるがやはりとんでもない威力だった。 そして煙が晴れると傷一つ無い白マントがそこに立っていた。


「嘘だろ⁉」「何で⁉」


ハヤトさんとリースさんも驚いていた。


「凄まじい威力ですが残念ながら私のホーリーシュラウドは一定以下のあらゆる攻撃を無効化する事が出来るのです、そしてこの」


そう発言すると同時にまたしても凄まじい速度で何かで斬りかかってきた。

ザン‼


「え?」


避けた筈なのに何故か私の右腕が切り落とされていた。


「う、うわーーー!!」

「おい‼ リース早く回復魔法を‼」

「分かってる、すぐ行くから待ってて!」

「流石まさかスキルさえも切ることができるとは凄まじいですねこれは流石は始皇帝の黒メッキ(シー・ファンティクロムソード)ですね。」


そう呟くとこちらに向けて剣を構えてきた。


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