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チート転生


「知らない天井? だ・・・ここはいったい。」


目が覚めると真っ白い空間にいた、見渡す限り本当に何もない白い空間がただ目の前に広がっていた。


「もしかして俺は死んでここは死後の世界とかか? だとすると俺は死んだってことだよな? 何で俺は死んだんだ?」


確か俺は死ぬ前に何十冊ものラノベを読んでいた、そして最後の記憶は地震がおきて、本の山が崩れたのが最後だった。


「なるほど、俺は本に殺されたのか・・・で俺はいつになったら此処から出られるんだ? もしかしてずっとこのままとか?」

「それはあり得ん、お前は直ぐにでも出ていく事になる。」

「うぉ⁉」


急に声がかけられ驚きの余り大声をあげてしまった、そして相手の方を見るとむかつく程のイケメンが立っていた、本当にムカつく。


「あ~イケメンは爆発しろ。」

「声に出ているぞ、発言には気を付けるがいい。」

「はっ本音を言って何が悪いんですかね? イケメンにはそれ以外の人の気持ちは分からないだろうに。」

「確かに分からんよ人の気持ちなど、それは貴様も同じだろうに、それより本題に入らせて貰う。」

「本題? 本題って何の事だ?」

「貴様は馬鹿か自分で言っていただろうに、いつになったら此処から出られるのかと。」


確かに言っていたが既にどうでもよくなってきていた。


「貴様は本来、地獄に落ちるはずたった。」

「ちょっと待って、いきなり何⁉ 地獄に落ちるって俺何もしてないよ、何で地獄に落ちるの俺⁉」

「確かに貴様は何もしていない、だが貴様の前世が相当の悪人だったのだよ・・・ だから地獄に落ちる事になっていたのだが事情が変わった。」

「事情が変わった? て事は天国に行けるの?」

「いや貴様には異世界に行ってもらう事になった、其処で貴様には出来るだけその世界に貢献してほしい。」


異世界て事はもしかしなくてもテンプレの予感がする、チートにハーレム万歳、思わず顔がにやける位には嬉しい出来事だった。


「それって勿論チートとか貰えるんだよね?」

「安心するがいい、貴様がそのチートになるのだ。」


目の前のイケメンは意味が解らないことをいいだした、頭でもおかしくなったのだろうか。


「俺がチートになるってどういう事?」

「簡単な事だよ、君が今から行く世界にはつい最近勇者を召喚したんだけどね、召喚される前に何かしらの力を授けようとしたんだが何も望まないで行ってしまったんだよ、そして今スキルを手に入れる為各地を廻っているんだ。」

「簡潔に言うと?」

「他の誰も持っていない意志のあるスキルそれこそチートに相応しいと思ってね、まあ一応勇者と会ってそれから本当に嫌なら少し考えてみるよ。」

「考えてみるって事はスキルじゃなくて人間になれるんですか⁉」

「まあ一応なちなみに向こうの世界では君の姿はかなり変化すると思うが余り取り乱すなよ、これが貴様の新しい姿だ。」


そして見せてくれた姿は腰まである銀色の髪に赤色の瞳、そして顔の半分をまるで泣いているかのような仮面を着けた少女が映っていた、て言うか少女って何だ⁉ 俺は男だぞ‼ なので素直に思ったことを口に出した。


「何で俺は女になってんだ! 俺は男だぞ‼」

「そんなもの異世界召喚でチート持ちならハーレム何だろ? だから性別を変えたまでだ、さて説明も終わった事だし早速行ってもらう事にする、それではな。」

「ちょっと待っていきなり、行ってもらう事にするはないでしょ⁉ 異世界に行っても直ぐに死んで試合終了状態になるだろうに、女になるのは諦めるから何か俺にも力を何かくれ!」


異世界で勇者なら、きっと魔物やら人類の敵と戦う事になるのだろう、なら何かしらの力がなければきっと直ぐに死ぬのがおちだろう。


「心配するな、さっきも言った通りに貴様はチートだ直ぐに死なれるのは此方こちらが困るのでな、貴様には剣技と闇魔法の2つの力を持つスキルになってもらう、だからそう簡単に死ぬことはない。」

「それなら少しは安心かな、わかった俺を異世界に送ってくれ‼」

「やっとか、それではな。」


床が光り、光りが収まったと思ったら目の前には二人の人物が剣と杖を構えていた、なんぞこれ?




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