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７つ目
私は仕事に一生懸命打ち込んだ
頑張れば頑張るほど、その時が報われると信じて
その影響なのかこの辺りには以前のようにボロを着るものや、病にかかるものは見かけなくなった
私はかつて仕事を放棄していたころがあった
別に仕事に嫌気がさしたというわけではない。ただ、仕事を思わず忘れてしまうほどあの日々は魅力的だったのだ
気が付いたころには、辺りはぼろを着るものや病気にかかるものが大勢いた
そのことを咎められ、大いに反省し、今は仕事を精一杯こなしている
しかし、今日だけは、今日だけはあの輝かしく魅力的な日々を思い出しても罰は当たらないだろう
