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第5話 50階層と階層主

この作品で、ストックが一旦切れます。


読者様の反響次第で書こうかな、と思っています。


感想、ブックマークくださると有難いです。

第5話 50階層と階層主

ーーーーーーーーーー


「確か、あの手紙に俺がいるのは50階層とか言っていたか」


このダンジョンが100階層まであって、今その半分の所にいる、か。


「まあ、時間は無限に有るのだし、ゆっくり行くか」


なにもせずただ歩き出す。


「あ!そういえば、刀があったけか。太刀に刀に小太刀か。やっぱり刀にしよ」


たしか、銘を呼べば出るんだったか?


「権限せよ『羅刹一文字』我が元に」


そう言うと、目の前の空間から柄が現れた。


そしてそれを手に取り、引き抜くと刀が現れた。紅の鞘に、白銀の柄。紅の刀身。


たしか、抜刀術のみに特化した刀だっけか。


試しに、壁に向かって腰を落とし、左手で刀を腰に抑え、右手を鞘に添える。


「抜刀術・一文字切り」


そう呟き、刀を鞘から抜き壁を一閃する。目に見えない速さで、刀身を鞘に納めた後に壁に数メートル程の傷が出来上がった。


「はは。剣すら持った事もない俺が、まるで超人のようだな」


試しに、壁に向かって思いっきり殴る。すると、バコーッンと言う音を立てて壁が大きく陥没した。


「ははははははっはっはっは。なんだよこれ、少し殴っただけでこれか。でも、これからの事を考えると便利っちゃ便利だな」


拳の感覚をかみしめるように、開いて閉じてを繰り返す。壁を殴ったのに、痛みも怪我すらも無かった。これはスキルのおかげか。・・・


「グルァァアァ」「グルァァアァ」「グルァァアァ」


獣の声が聞こえる。おそらく、こっちに向かってきているんだろう。


俺の体を食った獣、魔物と呼ぶらしいが。それが向かってきているのに、俺には何の感情も無かった。恐怖も楽しみも、嬉しさも、悲しさも、なにも無かった。


「グルァァアァ」「グルァァアァ」「グルァァアァ」


魔物が目の前まで来ていた。そこまで来て、やっと一つの感情が浮かんだ。

喜びだ。生き物の命を取る事への喜び。


「よっしゃ。とりあえず、刀の性能テストの実験台になってもらおうか」


狼のような獣を正面に捉えながら、腰を低くし刀に手を添える。

呼吸を整え、敵の数を確認し抜刀する。


シッ


虫の羽音のような音だけが響く。獣は動きを止め、刀身を鞘にしまった音が響く。

すると、魔物は全て首を落とされていた。


「抜刀術・壱ノ型 羅刹御門ノ一閃」


抜刀術のみに特化した刀、羅刹一文字。切れ味が良すぎるが故に、神々すら扱う事を躊躇した神刀。それを、まるで自分の様に扱うのは知らないからか、狂気故か。


「この刀、すげー斬れるな。まあ、切れれば何でもいいんだけどな。よし、じゃあダンジョン攻略に向かいますか」


**********


50階層から10階層降りて、今は60階層の最奥に居る。

今までの階層は、最奥に行くと下に降りる階段が存在したが、この階層は階段ではなく大きな扉があった。


「10階層降りてきて、やっとこ中ボスキャラとの戦闘か。ファンタジー小説なら、色々と苦戦するんだろうけど、俺はチャチャッと終わらせて地上に行きたいからな」

まあ、この階層で現れた魔物はザコばっかりだけど、せめて中ボスは歯ごたえがあってくれると嬉しいが。


「と、その前に、「ステータス」を見ておこう」


ーーーーーーーーーー

ロスト=ホワイト  男  16歳(スキルにより、不老不死)


レベル:64

『スキル』

・否定者:所持者が定めた事の全てを否定する。

・剣聖:所持者の剣の腕が圧倒的に上達する。身体能力が何十倍にも跳ね上がる。

・契約者:所持者が契約を望むと、相手が了承した場合。主従契約を結ぶ事ができる。


『武器』

・白蛇ノ太刀:身の丈以上にある大太刀で圧倒的な重量と大きさで相手を押しつぶしぶった切る。

・羅刹一文字:紅の鞘に、白銀の柄。紅の刀身。抜刀術にのみ特化した刀。

・黒鬼二刀:小太刀の双刀。漆黒の刀と、白銀の刀。

ーーーーーーーーーー


「レベルは、そこそこ上がったな。スキルが一個増えているし、不老不死か」


まあ、いいか。じゃあ、レッツゴー。


剣聖のスキルで、強化された身体能力で大きい扉をこじ開ける。


そして、気配を探ると魔物の気配は確かにある。だが、魔物がいない。


「あ?どういうことだ。気配はあるけど、実態がない」


キュピ!


何か音がする。そして俺の前には、プルプルした液体状のナニカがいる。


きゅぴぴ!


なんだか、喜んでいる様な声が聞こえる。気のせいだろう。だってあれは・・・


きゅぴぴ!きゅぴー!


「スライムじゃねえかーよーーー。ざけんなーーー」


灰色の、液体状の魔物。手のひらサイズで、目や口は無いけど、声が聞こえ。


ゲームなんかでは、最弱のモンスターのはずなのに何故中ボスにこんなのが居るんだよ。

この作品は、ここでストックが切れます。


ですが、今少し違う小説を書いているので、明日あたり投稿します。


裏社会のマフィアのボスのお話です。ぜひ見てください。


感想、ブックマークくださると有難いです。

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