第0話 プロローグ
この話は、いわゆる前設定です。^^
プロローグといっている物の、プロローグのプロローグ的な物です。(自分でも何言っているかわからなくなっています)
つまり、本編のプロローグではなく。前置きのプロローグです。
「鬱陶しくなってしまったかもしれません、すいません。では、本編にどうぞ」
第0話 プロローグ
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スキルとは 心である。
スキルとは 覚悟である。
スキルとは 願望である。
スキルとは 人生である。
スキルとは 闇である。
スキルとは 光である。
スキルとは 超常の力である。
スキルとは 破壊の力である。
スキルとは 癒しの力である。
スキルとは 想像の力である。
スキルとは 創作の力である。
スキルとは 神々が与える力である。
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スキルが”存在した”世界。
何百年も昔には、誰もがスキルを持っていた。
この世に生を受けた時に、授かるというスキル。女も男も、赤子も老人も、村人も王族も、人間も魔族も、スキルに違いはあれど、誰もが持っていたスキル。
そんな世界で、人間と魔族は争いを続けた。何十年、何百年、と争いつずけた両種族は、繁栄と崩壊を繰り返しながらも戦い続けた。
人間は、元々四つに分かれていた。
魔術士団と騎士団が国を支え繁栄した、四つの国のうち、最も軍事力を持った『ルーライル王国』
奴隷と商人で繁栄し、商人が国を動かす。四つの国のうち、最も商売が盛んな『ドミニオン』
鍛治や農業で繁栄し、王族と戦王家が国を動かす。四つの国のうち、最も産業が盛んな『ガレス戦王国』
宗教と聖女で繁栄し、教主が国の王。四つの国のうち、最もスキルの力が強力な『エレト神国』
四つの国は、魔族の侵攻の際に手を組んだ。それを『四カ国同盟』と称し、一致団結し魔族の侵攻に抗った。
しかし、魔族の強さは人間の強さを遥かに凌いだ。そのため、人間はあと一歩の所まで追い詰められた。
その折、『スキル:勇者召喚』を持つものが現れ、異世界から勇者を召喚した。
勇者の力は、魔族を圧倒的なまでに超えていた。その為、魔族を魔界と呼ばれる場所に封印することに成功した。しかし、大きすぎる代償が人間達を襲った。
代償。それは、人間すべてからのスキル消滅だった。
スキルが世界から完全に消え五百年。魔界に封印した魔族は、封印を破壊し人間にまたも襲いかかった。
しかし、人間には魔族に抗う力をほとんど持たなかった。スキルが完全に消滅し500年、稀に極々稀にスキルを持つものは生まれたが、その力はいくら強くても”個”。
大より小、個より多数。世の理には何者も抗えない。
そんな折、またも『スキル:勇者召喚』をもつものが生まれた。
その者は、自分の命と引き換えに勇者を召喚した。
しかし、勇者は一人ではなかった。19人、それが召喚された勇者の数だった。
いかがですか前設定、自分の中でストーリーがあまり確かな物になっていませんが、序盤のストーリーは完成しています。
身内褒めかもしれませんが、もっと文才のある方が書けば結構面白い作品になってくれると思います。
ただ、自分にはあまり文才が無いのでこれで勘弁してください。
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