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妖狐との一夏  作者: 爽朶
1/3

都市伝説-こっくりさん-

わかりづらいので、呼び方一覧(


爽朶…クッパ→クッパたん  あき→あき

   凛音 →鈴ちゃん   神薙→マイエンジェル


クッパ…爽朶→にゃんにゃん あき→あき

    凛音→りんりん   神薙→はじめちゃん


あき…爽朶→そーちゃん   クッパ→クッパさん

   凛音→鈴ちゃんさん  神薙 →神薙さん


凛音…爽朶→ご主人     クッパ→クッパ

   あき→あきさん    神薙→神薙さん


神薙…爽朶→にゃんにゃん  クッパ→クリ

   あき→あきさん    凛音→鈴ちゃん

登場人物


名前 性別 セリフ数

爽朶(そうた) ♀  45

クッパ ♀  23

あき  ♀  27

神薙(かんなぎ) ♂  23

凛音(りんね) ♂  18



 ゜*.。.*゜ここから本編*.。.*゜


-メッセージアプリ上の会話-


爽朶「デデン!ちょっと面白い話を聞いたんだけど聞かない?w」


クッパ「んー?どしたー?」


神薙「またロクでもない事だろ?」


凛音「まあまあ、聞いてあげようよ」


爽朶「マイエンジェルは酷いなあ。そして、鈴ちゃん

(*ゝω・)ノ アリガ㌧♪」


神薙「で?話ないなら落ちるけど」


爽朶「そうだった!あんねー、なんか長くなるけどいい?」


クッパ「ええよー」


凛音「良いよー」


爽朶「えっとね、なんか都市伝説?的な話を聞いたんだけどさー」


あき「ん?都市伝説?」


爽朶「そう!なんかすっげー面白そうだったのね」


神薙「うん」


爽朶「こっくりさんってあるじゃん?あれをやるとね、次々と怪異にあうらしいのね」


クッパ「それで?」


爽朶「でね、これ皆でやってみようぞ!」


凛音「…え?これやるの?」


クッパ「んー…やってもええけどー」


神薙「気乗りはしないな」


爽朶「でもさー、楽しそうじゃん?こっくりさんは前々から興味あったし。」


あき「私もやってみたいかなー、そーちゃんもやりたいみたいだし」


爽朶「ほれほれ、やろうぞい!」


凛音「ご主人が、やりたいならやってもいいかな?」


爽朶「鈴ちゃん流石!ありがと!ほれほれ、クッパたんとマイエンジェルもやろうぜ!まあ、強制参加な(」


神薙「そんなこったろうと思った。」


クッパ「んー、まあええけどなー」


爽朶「よし!じゃあ明日いつものとこに集合ね!」


あき「はいよー」


-次の日 いつもの場所-


爽朶「よっし!みんな集まったね!こっくりさんのルールわかる?」


あき「何となくなら?」


クッパ「うちも何となくしか」


爽朶「鈴ちゃんとマイエンジェルは?」


理「わしもよくわからんなー」


神薙「俺はわかる」


爽朶「何となくしかわかってない人多いから一応説明するね。」

______________

___________


爽朶「まぁ、こんな感じのルールかな!わかったー?」


クッパ「おけおけ」


あき「じゃあやろう?」


爽朶「おっけ!皆10円玉に手置いて!」


神薙「はいよー」


凛音「了解した」


爽朶「置いたねー。こっくりさんこっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになりましたら『はい』へお進みください」


あき「ほんとに来るかな?」


クッパ「んー?わからんなー」


凛音「来たら何聞こうか」


神薙「来るわけねーだろ」


爽朶「おっ!動いた!」


神薙「まじか!?」


あき「確かこっから一人ずつ質問してくんだよね?」


クッパ「確かその筈よなー」


爽朶「じゃあ僕から時計回り!えっと、ここに居る人で隠し事をしている人はいますか?」


あき「『はい』だって…」


爽朶「ま、人間隠し事の1つや2つあるもんだよー!こっくりさんこっくりさん、鳥居の位置までお戻りください」


クッパ「時計回りやと、次は僕やね。えっと、にゃんにゃんは僕があげたぬいぐるみを大事にしていますか?」


爽朶「大事にしてるよ!」


あき「『はい』だって。良かったねクッパサァァン」


クッパ「大事にしてくれてるならええわー。こっくりさんこっくりさん、鳥居の位置までお戻りください」


-他の質問割愛(*ノω・*)テヘ-


神薙「これで質問は一通り終わったな。こっくりさんこっくりさん、どうぞお戻りください」


凛音「『いいえ』か…」


クッパ「戻るまでやるしかないんやない?」


神薙「こっくりさんこっくりさん、どうぞお戻りください」


爽朶「『はい』だって!」


あき「ありがとうございました」


凛音「これで指離しても大丈夫かな?」


神薙「多分大丈夫だな」


クッパ「はぁー、疲れたー」


あき「そうだね、私も疲れたかも」


凛音「わし帰って寝たいー」


神薙「わかる」


ガタッ


あき「今、何か聞こえなかった?」


クッパ「え?気のせいやない?」


ガタガタッ


神薙「いや、聞こえてこないか?」


ヒュンッ(物が飛んでくる)


凛音「うわっ、危なっ!」


爽朶「痛って!」


クッパ「にゃんにゃん大丈夫か?」


爽朶「な、なんとか」


あき「ってか勝手に飛んできたよね!?えっ!?」


凛音「これって俗に言うポルターガイスト?」


爽朶「ふむふむ、噂はホントだったのか」


神薙「そんな悠長な事言ってないで、逃げるぞ!」


クッパ「そうやな、まあ簡単にこっから出れるとは思わんけど」


あき「とりあえず逃げないと!」


-走ります みんな息切れしてね☆-


爽朶「あー…こんな事になるとは。1階でやれば良かったし!」


神薙「そんな事を今言っても遅いだろ!」


爽朶「そうだけどー」


あき「あっ、階段塞がってる!」


クッパ「こんなこったろうと思ったよ()」


凛音「これじゃあ下まで降りれないじゃん!どうしよ」


あき「どうにかして下に降りる方法を探さないと!」


神薙「って言ってもそこらにモノ浮いてんぞ…」


クッパ「これってもしかして結構やばい?」


凛音「もしかしなくてもやばいんじゃないかな」


爽朶「…くくっ」


あき「そーちゃん?」


爽朶「愉快じゃのう、人間の子らよ」


クッパ「…にゃんにゃんが壊れたああああ!いっつもおかしいけど!」


爽朶「にゃんにゃんとな?我はにゃんにゃんではない。狐じゃ。」


神薙「狐って事は、さっきのこっくりさんか?」


爽朶「そうじゃのう、まあそう呼ばれていたような気がせんでもないわ」


凛音「で、何でご主人の体に乗り移ってんですか」


爽朶「(あやかし)の世界は飽きたのじゃ。それでお主らの身体に乗り移ってみたんじゃが、どうもこの小娘の身体が馴染むでな暫く借りることにしたのじゃ」


あき「そんな勝手に…」


爽朶「それではうぬが変わりの依代(よりしろ)となるかえ?」


あき「えっ…ちょっ…まっ…!」


狐が爽朶の身体からあきへ移る


爽朶「ん?なんで皆階段の前にいるの?」


あき「ふむ、やはりその小娘の方がしっくりくるのう」


爽朶「あきがのじゃ語で喋ってるううううう!?何があったし!?」


あき「五月蝿(うるさ)い小娘じゃのう」


爽朶「え、ねえ!?何があったの!?」


凛音「ご主人が元に戻った!」


神薙「さっきのが静かは静かだったな」


爽朶「え、元に戻ったって何!?静かって何だよおおおおお」


あき「やはりそちらに戻るとするかのう」


あきから爽朶へ移る


クッパ「…なんかカオス」


爽朶「うむ、此方(こなた)の方が良い。」


あき「うわああああ!!……ってあれ?何もない」


クッパ「さっきまで取り憑かれてたんよ?」


あき「え?まじかぁ」


神薙「で、こっくりさん。俺等こっからでたいんでこの状況どうにかしてくれません?」


爽朶「ふむ、そうじゃのう。出してやっても良いが条件がある」


凛音「条件?」


爽朶「うむ、此処から出たら我とげゑむをして欲しいのじゃ」


あき「それぐらいならいいんじゃないかな?」


クッパ「んー、なんか裏がありそうやねー」


爽朶「嫌なら無理にとは言わん。只、普通の人間であれば我の依代になっておれば2日と持つまい。それを考慮したうえで、答えを出すんじゃな」


神薙「それって俺達に拒否権無いよな。はぁ、わかったよ。それでいいから出してくれ」


爽朶「うむ、約束を、(たが)えるでないぞ。ポルター、我じゃ此の邪魔な物を退かして(たも)う」


あき「あ、机が…」


凛音「…これで下に行けるね」


神薙「そうだな」


クッパ「とりあえず降りよう」


爽朶「先程の約束忘れるでないぞ」


神薙「忘れねーよ。」


爽朶「それなら良いがのう。まあ、今日はもう遅い。詳しいことは明日話す故、今宵はゆっくり休め。」


あき「わかった。明日何時にここに来ればいいの?」


爽朶「そうじゃな、夜中の12時頃に抜け出してきて給う」


   ゜*.。.*゜ここまで*.。.*゜

なんか思いの外長いので次に続く!!

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