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俺は男友達に、”お前も一度はハーレム状態になってみないか?“ と言われて、、、。

作者: 七瀬
掲載日:2026/11/03





”俺は男友達に、”お前も一度はハーレム状態になってみないか?“ 

と言われて、、、。“





俺は産まれてから一度も、”モテ期とやらを味わった事がない!“

俺の周りにいた男友達は皆、どこかの段階で一度はモテ期があった

話を俺は聞かされていた。

だが俺には40歳を目の前にしてもまだモテ期が来ないのだ!



『”なあ~お前さ~もうモテ期来たのか?“』

『・・・い、いや、まだ、』

『”じゃあーさ! お前も一度はハーレム状態になってみないか?“』

『・・・ハ、ハーレム?』

『モテ期が来ないんなら、そういう環境に身を置けばモテ期到来って

事になるんじゃねーえの!』

『そもそも、そういう考え方でモテ期が来たって言えんの?』

『それは考えようじゃねーえのかよ!』

『・・・まあ、そうだけど、』

『”可愛い女の子がそこにいっぱい居てさ、みんなお前にメロメロ!

それって良くねえ?“』

『確かにそれは嬉しい!』

『じゃー今から連れてってやるよ。』

『”ひょっとしてだけど、俺のこと騙してないよな?“』

『オレが一度でもお前の事、騙した事があるか!』

『・・・まあ、確かにないけど。』

『そうだろう!』

『・・・うん。』

『”取りあえず、オレに全部任せろって!“』

『ああ、分かったよ。』

『じゃあ、今から行くぞ!』

『えぇ!? 今から?』

『行く前に、コンビニで金おろしてこい!』

『ああ! でも幾らおろせばいいの?』

『”10万円あれば足りると思う。“』

『分かった、10万円だな。』

『ああ、それで今日はお前のモテ期だ!』

『マジ、興奮してきたわ~』

『オレも今、めちゃめちゃ興奮してる。』

『じゃあ、行こう!』

【おーう!】





・・・俺は男友達に言われるまま、コンビニのATMで10万円をおろし、

そのまま友達に着いて行く事に。

ただ着いた場所が、俺が思っていたお店ではなくビジネス街にあり、

ビルの一角にあるらしく俺と男友達はエレベーターで20階まで上がる。




『”なあ、こんなところに本当にそんな場所があるのか?“』

『まあ、着いたら直ぐに分かるよ。』

『なんか胡散臭くない?』

『まあ、着けば分かるって!』

【チ――――――――ン】

『着いたぞ!』

『あぁ!』


エレベーターのドアが左右に開くと俺と男友達の前には若くて

可愛い女の子達がずらっと並んでいた。


【いらっしゃいませ~お待ちしておりました~】

『さあさあーお店の中にどうぞどうぞ!』

『じゃあ、行こうぜーい!』

『・・・ああ、ううん、』

『”あら? お兄さん、今凄く緊張してません?“』

『ああ、コイツは今日初めてだから優しくしてやってくれ!』

『勿論です! 今日は思う存分、楽しみましょうねぇ~』

『お兄さん、カッコイイ!』

『凄くイケメンじゃありません?』

『・・・あぁ、い、いや、』

『”コイツさ~今までモテ期が一度も来た事がないからお手柔らかに

やってくれよな!“』

『えぇ!? こんなにイケメンなのに、一度もモテ期が来てないの!?』

『”じゃあ、今日は初のモテ期ですね!“』

『ああ、まあ、そうなれば嬉しいかな?』

『お兄さん、かわいいー!』

『・・・い、いや?』

『そういう照れてるところも凄く好印象ですね!』

『だとさ! 良かったな!』

『・・・ううん、』





・・・この時の俺は物凄く浮かれていたんだと思う。

案外、平常心だと思っていたのにあまり強くもないお酒をお店の女の子達に

言われるがまま飲んで最後には記憶がなくなっていた。

今考えても、どうやって家に帰り着いたのか今でも分からない!

まあ多分だが、男友達が俺を家まで連れて帰ってくれたんだと思うのだが、

何故なのか? この日を境に俺はその男友達と連絡がつかなくなり会う事が

二度と出来なくなった。



ただお金は、”あの時コンビニでおろした10万円が一銭も使われず

財布に入っていた。“

それにズボンに入っていた携帯電話も小銭入れの中に入っていたお金も、

クレジットカードや銀行のカード、免許証も財布にそのまま入っていた。

だから俺はあのお店に初めて行った2日後にもう一度行ってみる事にした。


・・・すると? ビルの下に他の企業の名前が入っている場所に以前は名前が

あったのだが、その名前がなくなっている。

俺は取りあえずエレベーターに乗って20階まで行く。

エレベーターが20階に着くと、エレベーターのドアが左右に開いた、

やっぱり下で見た名前のお店は何処にもなかったのだ!

あのお店は一体、何処に行ってしまったのだろう。

”まるで俺はキツネにでもつままれたのだろうか?”



でも確かに俺は初めて、”ハーレムというものを体験したのだ!“

可愛い女の子達に囲まれみんなが俺の事が大好きな空間。

そんな世界があるなら、俺はずっとその世界にいたい!

例え、それが夢であっても二度と覚めない夢を見続けたい!

だが現実はそうではなかった。

俺はそれっきりまた一度も女性にモテない人生を歩んでいる。

もう一度、願いが叶うならあのお店に俺を連れてってほしい!




最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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