2009-07-04 過去のブログより
※2009-07-04 過去のブログより抜粋
好きな人には、気持ちを伝えるのがいいと思う。
それは場合に限らず、伝える事が大事だと思う。
その後の事は当然、考えなければいけないので、どう考えても伝えるべきでないなら伝えない事も大切なのかもしれない。
少なくとも、自分は基本的に伝える。
それなら、どうして吐き溜めが必要なのかを書こうと思う。
ここに書かれる内容は、他人が見て面白い内容ではない。
それでも、こうして他人が見られる環境下にあるものは、基本的に本音を書いたり、素直な気持ちになれる。
八方美人ではいたい。
でも、それ以前に嘘を付く事が嫌い。
だから、こうして他人に見られる場所に、嘘を書くのは自分の性格上できない事を自分は知っている。
だから、冷静に物事を考えて、冷静に言葉を選んで、素直な気持ちを書きたいからここを選んだ。
自分の性格上、どんな話であろうが、例え興味がなかろうが、物事の起承転結は伝えるべきだと思う。だから書いておく。
本当は「自分の頭の整理のために」とか、気のきいた書き方が良いとも思ったが、ここにはそんな些細な嘘でも書きたくない。
起:
彼女とは社内で初めて会った。最初は一目惚れだったが、特に恋心っぽいものは持たなかった。
そもそも、その頃の自分は役職的に自分が告白するのは筋違いの様な気がしていた。
理由は単純で、高給取りでもなく、役職も自分が思うに社内で最下層で、その中の一番下なのだ。
負ける試合はしたくない、だからその頃は「綺麗な人」というだけで、何もしなかった。
承:
しばらくして、会社の飲み会の後に彼女が彼に露骨なアピールをした。
自分は少し嫉妬したが、それでどうこうする気にはならなかった。
それから、しばらくして同僚や彼女を含む飲み会があり、その中でよくある話題だが「社内で好みの人が誰か?」という話があった。自分はその話が途中で終わる様に努力はしたが、そんな中でAが聞いてきた。
話の流れがどうあれ、嘘などつきたくないし、隠す必要もないと思った。
それにその時もまだ、恋心とは程遠い感情の「好き」だった。
本当にその言葉を言うまでは...
転:
その飲み会の中で、自分は彼女の様々な一面を見た。
気取るわけでもなく、楽しそうで、それでいて飲み会の席で酔っぱらっている同僚に対して面倒なくらいに意見をしていて、それでも基本は男性の様な爽やかな意味でのはじけ方をしていた。
それまで、「ただの綺麗な人」だったAだが、今思うとそういった面に一気に引き込まれたのかも知れないと思う。
予想以上に飲み会は盛り上がってしまい、彼女だけはタクシーで帰宅となった。
自分はその時から、彼女が彼に気持ちがある事は知っていたのだが、もっと彼女を知りたいと思った。
その結果、自分は他の同僚の了解も得ずにAを追いかけた。
タクシー乗り場で、彼の事を少し話した。
そして、自分の気持ちも伝えた。伝えたからこそ、「もしも彼に想いを伝えてダメだった場合には、自分が滑り止めになるから、頑張ってみなよ」といった感じに促した。
これを切っ掛けに、彼女とは連絡を取る様になった。
結:
起承転結のここまでのやりとりは、およそ一週間程だそうだ。
自分はもっと長く感じていたが、彼女が言うのだから間違いないと思う。
彼女は結局、彼に想いを伝える事を決めた。
前日に自信を無くして泣いたりしていたそうだが、少し話をしたりして結局は彼に伝える事ができ、そして今もうまくいっている様だ。
自分はこの一週間は、彼と自分を天秤にかけ、彼女を幸せにできるのは、どちらなのか?という事を、たくさん考えた。単純に彼女と付き合えたとして、彼女が彼でなく自分を選んでくれた場合に、自分のせいでAが不幸になる気がして怖かった。
だが、そんな事よりも自分はどういうわけだが、Aをただ喜ばせたかった。
自分の中で、彼が彼女を振るはずがないという確証に近い程の自信があった。
だからこそ、彼女と彼が付き合う事が、彼女が一番喜ぶ事だと思ったのかも知れない。
その時、自分がどうしてそんなにも彼女を勇気付けて、彼への想いなどの話を延々と聞いていたのかは、全く分からない。
本当に何も覚えてない。
ただ、彼女が彼に告白して、自分の大好きな笑顔を見たかっただけだったのかも知れない。
一つだけ確かな事は、彼女が彼とのデートまで話が進んだ報告のメールを受けてから、仕事が全く手につかなくなった事、そして数時間して今まで感じた事もない様な後悔をしたこと。
そして、未練だけが残って、こんな場所を作ったわけだ。
彼女と彼がうまくいく前も、いった後も何度か彼女とは二人で食事をしたりしていた。
でも、諦めなくてはいけない事は十分に承知なのだ。
彼女はたまに、こちらの気持ちに何も返せない事が歯がゆい様な事を言う。
そして、自分の理想は彼女と一緒にいられる事だが、彼女が何も返せないという状況も、自分の理想が叶わないのも、結局は自分が悪い。
今までに経験がない程に、自分が本当に好きだと思ったからこそ、きっと本当に彼女を喜ばせたかったのだと思う。
その「相手を心底喜ばせたい」という考えが、自分の彼女に対する「好き」という意味の気持ちだとは分からなかった。
自分で蒔いた種は、自分で拾うしかないとも言うが、吐いた唾は飲めないとも言う。
まさにその通りで、あの時、「彼の事を考えてしまってもいいから、付き合ってほしい」と言わなかった自分が腹立たしい。